King Arthur Carrousel
TDLではキャッスルカルーセル、TDSではキャラバンカルーセルという名であるメリーゴーランドです。世界５か所のディズニーランドとTDS、DCAの7か所に同一タイプのアトラクションが存在します。ここディズニーランドは、「キングアーサーカルーセル」という名で「アーサー王と騎士ランスロット」という物語がテーマになっています。また、ディズニープリンセスの絵も随所に飾られています。
ディズニーランドオープン当初から存在し、当初は茶色や黒の馬も交じっていたそうですが、数少ない白馬に人気が殺到したことからすべての馬が白に塗りかえられたそうです。また、１頭だけ金歯をはめた白馬が存在します。これは、ウォルト・ディズニーの妻であるリリアンさんが気に入った馬で、後に目印として馬の歯を金色に塗ったんだそうです。今回の滞在では、発見できなかったため割愛します。
Dambo the Flying Elephant
「空飛ぶダンボ」です。世界５か所のディズニーランドすべてに存在し、かつ英名「Dumbo the Flying Elephant」が唯一同じアトラクションでもあります。さらに、それぞれのディズニーランドが開園した時と同時にオープンしている唯一のアトラクションです。
回転しながら上下できる乗り物として見たら、他の遊園地にもあります。それでもどの国の「空飛ぶダンボ」が人気なのはその乗り物のデザインのかわいさやストーリー性にあるからでしょう。
Casey Jr. Circus Train
ここディズニーランドには、映画「ダンボ」にまつわるアトラクションがもう一つ存在します。映画「ダンボ」の冒頭に登場するサーカストレインを再現した「ケイシージュニアのサーカストレイン」です。「おとぎの国のカナルボート」のアトラクション部を走り抜けます。
ディズニーランドオープン当初から存在します。
実は、ディズニーパークには暗黙の掟があり、１テーマ１アトラクションとされています。なので同一映画または同一キャラクターが使われるアトラクションは存在しません。例外として同一キャラクターが使われているのは名前に「ミッキー」がつくアトラクション、同一映画が使われているのは、アリスインワンダーランドとマッドティーパーティー、ダンボとケイシージュニアです。
とはいえ、ディズニーは映画「ダンボ」を公開する前に「ケイシージュニア」という短編アニメーションを公開しています。なので細かく考えればダンボとは別の作品と捉えることもできます。また、鉄道好きだったウォルト・ディズニーは、短編アニメーションに登場するケイシージュニアの汽笛を気に入っていたそうです。
アトラクションは原則１編成、混雑時のみ２編成で運行されます。
基本的に１編成の運用が多いそうです。
１列２人乗りで、乗れる人数がかなり限られているので、思いのほか回転効率が悪いアトラクションです。先頭の汽車はキャスト乗務、２両目はエンジン車になっているため、乗れるのは後ろの５両の客車です。１両２列計４名まで乗車できます。
マジックモーニングやパークオープンと同時に利用しないと時間が潰れてしまうので、早めの時間に乗っておくのがベストです。
最後部の車両だけ後ろ向きで乗車できる特等席として人気が高いです。私が子供のころは、大好きだったアトラクションの一つで、何回もループした思い出があります。今回の旅でも、彼女に無理を言って朝からこのアトラクションに向かい、朝の一番列車につきあってもらいました...
Mr.Toad's Wild Ride
「トード氏のワイルドライド」
ディズニー長編アニメーション「イカボートとトード氏」がテーマのアトラクションです。トード氏が運転する車に乗ってロンドンの街を巡るというものです。私自身原作を見たことがないのでよく分かりません（笑）
パークオープン当初から存在するアトラクションで、現在はここディズニーランドにしかありません。マジックキングダムにもありましたが、プーさんのアトラクション建設に伴いクローズしました。また、ディズニーランド・パリには「イカボートとトード氏」がテーマのレストランがありました。
ライドはタクシーという設定です。
ロンドンの街中を駆け抜けた後、電車とぶつかって地獄に落ちてしまいます。で、なんやかんやあって戻ってきます。
かなりスピーディーに駆け抜けるので、展開が速いです。アニメーションをみたことない人にはよく分からないアトラクションですね。
Peter Pan's Flight
「ピーターパン空の旅」は香港ディズニーランド以外の４か所のディズニーランドに存在する人気アトラクションです。マジックモーニングの時間帯ですらこの写真のような混雑っぷりです。
ライドが海賊船で、懸垂式でぶら下がっているので、空を飛んでいる感覚を味わえるのも、子供から大人まで人気の理由なのかもしれません。 こちらもパークオープン当初から存在するアトラクションです。
2015年末オープン予定の上海ディズニーランドには、カルーセル、ダンボ、ピーターパンと同一のアトラクションがオープン予定との情報です。