Disneyland Resort - 04 (Disneyland Railroad) | The Wonderful World of Disney

 

Disneyland Railroad


ディズニーランド鉄道は、ディズニーランドが開園した当初からオープンしたアトラクションの一つです。


実際の蒸気機関車よりもスケールが小さく、石炭ではなく灯油を燃焼させています。ここディズニーランドでは、今もオープン当時から動く1号機「C.K HOLLIDAY」をはじめ、2号機「E.P.RIPLEY」、3号機「FRED GURLEY」、4号機「ERNEST S.MARSH」、5号機「WARD KIMBALL」の5台の蒸気機関車が動き続けています。


客車は進行方向右側に座席が固定されている編成と、ウエスタンリバー鉄道と同じように座席の向きが進行方向に固定されている編成の2種類があります。一般に乗車できる客車はいずれも4両連結されています。

 

駅は、全部で4つ。

Main Steet, U.S.A Station

New Orleans Square Station

Toon Town Station

Tomorrowland Station

 

4駅あるため、乗り降りに時間はかかりますが、出すスピードはどのパークよりも速いため、全体として20分あれば1周します。

また、駅には待ち時間が表示されてしますが、客車の空き具合や降りるゲストの数によって大きく変動するため、あまりあてになりません。

 

車庫はトゥモローランドステーションから推進運転する形で入線します。また、ニューオーリンズスクエアステーションでは給水作業による停車が発生する場合があります。

 

 

メインストリートU.S.Aステーションの建物に入ると、蒸気機関車の模型が飾られています。


Replica on Loan From

THE WALT DISNEY FAMILY FOUNDATION

 

The Lilly Belle

Long ago, in the backyard of Walt Disney's Holmby Hills home, this engine whistled and steamed its way around a miniature track.

Walt was fond of talking his daughters, Diane and Sharon, as well as his employees' was named for Mrs.Disney.

Walt grew so fond of the miniature train, that later it served as a 1/8 scale model for the full-sized C.K.Holliday that has circled Disneyland every day since July 17, 1955.

 

この汽車には「The Lilly Belle」という名がつけられています。

「愛しきリリアン」という意味で、リリアンとはウォルト・ディズニーの妻のことです。自分の家の裏庭に線路を敷いて汽車を走らせるほど、ウォルト・ディズニーは大の鉄道好きだったと言われており、汽車の名前も自分の一番愛する妻の名前をつけたくらいです。

この「リリーベル」は、現役で走るC.K HOLLIDAYという汽車のモデルになっており、実際に走る汽車の客車最後尾には特別な車両を連結しています。名前は「LILLY BELLE」。



車内 にはウォルトの写真が飾られており、特別な内装です。このリリーベル号の初乗車は昭和天皇の裕仁氏で、ディズニーランドに訪れた際に招かれて乗車されたと言われています。


このリリーベル号、現在はClub 33メンバーやVIPゲスト、一部ツアー参加者のみ乗車が許されています。頑張って英語を勉強してツアーに参加するのが一番の近道ですね。

 

ちなみに、リリーベルとは別に、最後尾に連結されている乗車できる可能性を秘めている車両が存在します。


車掌車とか救援車という意味合いかと思いますが、こちらはキャストに希望すれば乗せてくれる場合があります。

 

メインストリートU.S.Aステーションを出るとアドベンチャーランドの裏側を通って、ニューオーリンズスクエアステーションに到着します。