祝!里地の湿地、国際評価!~ ラムサール条約に豊岡・円山川流域 登録 | 美味しく、楽しく、生物多様性ブログ!~NPO法人森の都研究所

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生態系の専門家である前に一人の平凡な父親として、豊かな自然を子や孫に伝えたいから、処方箋を皆さんと一緒に考えていきたいと思います・・・

湿地保全の国際条約、ラムサール条約 の登録湿地として、


  コウノトリ保全で有名な 豊岡市の円山川流域の河川敷や水田地帯が登録されました!


    兵庫県初、ということも県内ではニュースですが、なによりも、


      自然の湿地(河川敷の湿地など)と、環境配慮した農耕地(水田地帯)との連続性が、


        まるごと豊かな湿地帯として評価されたこと に、素晴らしい意義があります!



↓ 神戸新聞ニュース 社会欄 2012年7月3日記事より ↓


森からの贈り物 ~森の都研究所・丹波 ~楽しく暮らして生物多様性保全&地域再生?!-120703ラムサール登録


 出典記事URL: http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005185441.shtml



 末尾の条約紹介にもありますが、条約の目的は、「・・・for the conservation and wise use of


 wetlands and their resources.(湿地およびその資源の保全と賢い利用のため)」 とされています



 もう皆さんがご存じの通り、豊岡市のこの円山川流域の水田地帯では、「コウノトリを育むお米」


 という環境配慮農法のコメづくりが年々広がっており、まさに湿地帯の 「wise use(賢い利用)」


 にあたる、との国際評価を受けたとも言えます




豊岡市の中貝市長がコメントを発表しているように、この円山川は、豊かな自然を育むと同時に、


地形的に氾濫が起きやすい悩みのタネでもあり続けてきました。



ラムサール条約の登録湿地は、一回登録されれば永久に認められる、というわけではありません


ので、むしろこれから、いかに 自然の猛威と上手につきあいながら、豊かな恵みを代々継承して


いくか、という地域住民の知恵と汗する姿に、世界の注目がそそがれています。



少なくとも今、地元の小学校に通う子どもたちは、地域への誇りと、大人たちへの尊敬の念を、


めいっぱいかみしめていることでしょう。



・・・子どもたちみんなもがんばったもんね。 おめでとう!




☆ ☆ ☆



今夜も、皆さんに素敵な夢がたくさん訪れますように。。。
 

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