この病気だと分かる前の年の夏。私は森仲間と沢登りにチャレンジすることになりました。初めての本格的な沢登りなので装備も揃え、山に精通した仲間と一緒に沢に入りました。最初の2時間位は余裕で川にジャブジャブ入りながら遡上していったのですが、上流にいくに連れて水温はどんどん下がっていき、気がついた時には足が痛くてどうにもならなくなってました。休憩をとってもらい沢登り用の靴(中に水が入る専用のもの)を脱いだら、足は紫色に腫れていて感覚ゼロ。見た目は明らかに凍傷に近い状態で、靴を脱いだら履くのもいたくて大変、、、とてもこの先、沢に入りながら上流のゴールまで1時間以上歩けるとは思えず、、、。救助を呼ぶとしてもヘリは来れる場所ではないし、歩いてくる救助隊を待ってたら、2時間後に降り出す雨にまにあわず増水して全員遭難、、、というとんでもない事態になります。パニック状態になっていた時、同行していた夫が「沢に入らざるを得ない箇所はおぶって渡してやる」と神発言!一生の恩人!!その言葉に励まされ、出来るだけ私は通常ルートから迂回して冷たい水に足をつけない場所を1人歩きながら、どうしようもない時だけ背負って貰いながら、何とかゴール地点に到着しました。陸地にあがり、ずぶ濡れの洋服と靴を着替えて、今度は1.5時間くらい下山です。小雨が降り出していたので今にも倒れそうでしたが気合いだけで下山し、ゴールに着いた途端にほぼ気を失いました。
宿に着いてから意識朦朧としつつお風呂に入り、そのまま3時間位爆睡。目が覚めてトイレに行ったら、紫色のおしっこがでました。濃い赤ワインのような、見たことのない色でしたが「疲労で血尿でた!」と誤解してました、、、。翌日、自宅に戻っても体調はしばらく優れず、、、。
病気が判明し、、担当医に此花市をしたら「それ、本当に足の指とれるところだったよ。冷えて取れた人いるんだから」「紫色のおしっこは、ヘモグロビン尿といって、急激な溶血のためヘモグロビンが溶けておしっこに出てきたもの。本当に二度とそういうことはやらない様に!!!」と。
病気がわからなかったら、懲りずに、翌年もやったたかもしれない、、、と思うと、ホントに病気が分かって命拾いしました。
