実家に帰ってきた。

もうどうしようもなく鬱状態だった。何もやる気が起きない。映画も、漫画も。
寝て過ごす日が続いた。

それでも母は献身的に身の回りのことをしてくれてた。
数日して、ドライブでも行ってみようと思った。

漫画喫茶に行ってみたり、本屋に行ってみたり。

このころは死ぬことばかりかんがえていた。

漫画喫茶のインターネットでは自殺の方法をひたすら検索していた。

ドライブは、半分、死に場所を探すためだった。

ホームセンターで練炭とコンロを買った。

睡眠薬も用意した。

おかんに見つかって没収された。

新しい医者にも行った。

あんまり話聞いてくれない。結局医者も、無難な治療をしているんだな、薬なんて本当に自分にあってるのかなんて、適当なんだな、診断基準もあいまい。

薬は補助でしかなく、結局は根本的にストレスを取り除くか、考え方(認知の歪み)を変えるしかないと思った。

ホメオスタシスという概念に出会った。

本能の赴くがまま、体が欲するがままに、「すべき」「しなきゃいけない」じゃない。今、自分が心から欲していることをする。だるいときは寝る。後ろ向きなときは後ろ向き。自分を解き放ち、許してあげる。

もう、自分を責めるのはやめにしよう。

楽な、楽しいことしてなんぼやろと。

最近、運動を始めた。

体重を落として、かっこよくなって、自信をとりもどす。なんか変わるかもしれない。

二週間でニキロ減った。朝バナナダイエットプラス運動。食事制限。でもがまんはしない。長続きさせるため。記録もつけていて、これが結構はげみになる。

減っていると、うれしい。
楽しみを見つけた気がして少し元気になった。

こうなったらもう、腹筋割れるまでやったる。体重も73まで落としてやる(現在79)

ストレスを受けにくいようにする。

やっやるかという気持ちきなっえきた。
会社を初めて休んだ。

申し訳なさ、仕事を投げ出した後悔がその日はずっと続いた。

親が飛んできた。岐阜から。完全に無気力な俺を近くの病院まで引っ張って行った。
診断書が流れで書かれていた。
「抑鬱状態のため1ヶ月の休養を必要とする」

感じ悪いインテリ医者だったが、それ以外のことはよく憶えていない。

その日、一つ上の上司が、仕事帰りにわざわざ寮にまで様子を見にきた。上の指示でもあったのだろうか。
ファミレスでしゃべっていたが、体が硬直し、早く終わることを願っていた。

用件は、

数日休むだけなら内部で出勤という扱いに改ざん(?)できるが、それ以上になると診断書がいる。休職は今後の会社人生でマイナスになるがそれでもよいか、ということだった。

最初は悩んだ。でも、数日で出ても、何も変わらない。
長期休暇を覚悟して実家に帰った。
後悔と、無力感。自殺願望さえも芽生えていた。心のコンディションは最低だった。