言の刃 | Forest

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なんか詩とか描いてます

私の言葉には刃が宿っている

 

それは私の自慢だった

それは私の誇りだった

 

人の心に爪痕を残し

人の心に思いを刻む

 

私の言葉には刃がある

 

そう、自惚れていた

 

 

尖った刃が心に刺さり

人はその傷の痛みを忘れられなくなるだろう

 

尖った刃の心の傷が

何処にもいない私が其処にいる証だと

 

尖った刃の心の傷から

滲み出たモノは

 

きっと言の葉に触れたものを酔わせ

もう一度味わいたくなるはずだと

 

私は森の言の葉を千切って

その端を刃のように尖らせては

森の中に撒き散らした。

 

あまつさえ森の外でも撒き散らした。

 

私は自惚れていた。

自分の言の葉に纏わせた刃に

刃の輝きに

 

ただ、自分一人で酔いしれていた。

 

 

ある日

言の葉の森が揺れた

 

この森の存在意義

愛しいあの人の慟哭を聞いた

 

愛しいあの人が

普段使わない言葉を使い

普段話さない話題を刻み

普段見せない苦しみを見せた。

 

その慟哭の理由が

私が意気揚々と贈った言の葉であると

 

私には疑う術が無かった

 

愛おしいあの人の

愛すべきあの人の

 

一番守るべき心に

私は刃を突き立てていた

 

意気揚々と

知った風な顔をして

何も知らぬ愚か者が

壊してはいけないものを壊した

 

そう直感した

 

そう直感した直後から

私は

私は

 

何かをどうにか償えないか

 

そればかりを考えた

 

でも、愛しいあの人は

崩れ落ち泣いている場所に鍵をかけ

私の言葉を受け入れなかった

 

どんどん私が狂っていくのが判る


早く償わなければ

溢れる血を止めなければ

 

私にはあの人が

私の言の刃によって

だくだくと血に塗れ

血の海で膝をつき泣いているように見えた

 

そして名を出さずとも

他でもない私に

私の無知を知らしめる

そんな泣き声を上げながら

のたうち回っているように見えた

 

そう…

そう見えた…

 

 

だって、

私の愛する人が

普段絶対に口にしない言葉を

口から血の塊を吐き出しながら

泣きながら藻掻き苦しんでいる

 

その直接的な理由に

まさに心当たりがあったから

 

愛する人が泣きながら訴える

積年の苦しみを

私は知らぬはずがないのに、

 

愛する人が涙堪えながら積みあげたモノを

私はグサグサに言の刃を突き立てた

 

そんな言の葉を贈った

記憶がとても新しかったんだもの

 

何度も読み返し

何度も悦に入り

 

愛する人も理解ってくれるなんて

 

そんな馬鹿な言葉を

まるで花束を贈るように

心晴れやかな気分で

 

あの人の心の

一番柔らかく

一番温かく

一番壊れそうな

一番触れてはいけない場所に

 

笑顔で

意気揚々と

 

刃を突き立てた

 

愛する人は最後まで誰とは言わなかったけれど、

そんな言の葉を贈った本人なのだから

 

私は私が罪人であることを疑わなかった

 


ただ一つ


あの人が

私の贈った言の葉に触れるはずの日より

一日早く、あの人が普段見せない苦しみを

見せ始めた

 

其処が私には理解できなかった

理解できなかったが

 

あの人を愛する人は私だけではない

あの人の元にはいつだって私や私以外から

大量の言の葉が届けられている

それを知っていたから

 

あの人は第三金曜日の一日前から

送り届けられる全ての言の葉を受け止めるため

 

言の葉に向き合っていたに違いない

そう勝手に理解した。

 

 

 

覚悟 …したよ。

 

あの人は人の事を罵詈雑言罵る人では無いから

あの人は簡単に人を見捨てる人では無いから

 

でも、もう、あの人に

名前を呼んでもらえることはない

 

そう、覚悟したんだ。

 

私の贈った言の葉は

今、まさに目の前で苦しむあの人からの

慟哭そのものを書き表したものだったし、

あの人はそれなりに私のことを

悪しからず思ってくれていたのは

大切な人たちとそれなりに同列に

あるいは特別に

想いをくれていたことは知っていたから

 

私がまさか

あの人の心を知った風な笑顔で

貫いて見せるなんて

 

あの人も

私も

 

思ってもみなかったから

 

きっとあの人に恐れられた

怖い思いと痛い思いをさせた

 

もう、私の名を口にすることも

もう、出来なくなってしまうだろう

 

浅はかな私は

何もかもを勝手に決めつけ

 

せめてもと、詫びても詫びきれない

一通の言の葉を贈り

 

せめてもと、詫びても詫びきれない

二篇の詩を書いた

 

 

そして最後に

最後に一目あの人に

あの人の姿をこの目に焼き付け

あの人の前から去る覚悟を決め

 

そして第三金曜の夜八時を迎えた

 

 

 

 

 

 

 

嘘かホントかはわからない

ただあの人は

 

 

私の贈った言の葉を受け

それは私の罪でないと

優しい言葉をかけ

何度も私の名前を呼んでくれた

 

本当にあの人の言うように

私の言の葉が関係なかったのかもしれない

 

本当はあの人は

私には想像もつかない寛大な心で

心の傷を隠し、

私を許してくれたかのかも知れない

 

とにかく、私は

 

血に塗れ その中でのた打ち回りながら

慟哭しているあの人の姿ではなく

 

笑顔で月に一度のみんなとの邂逅を喜ぶ

あの人の姿を見た。

 

私の夢だったのか

馬鹿な私のせめてもの願いが届いたのか、

笑顔の裏で止まらぬ涙を堪えていたのか、

 

未だに私にはわからない

 

 

ただ、これだけは

これだけは守らなくてはいけないことは、

 

あの人がそれで良いというのだから

もう、私はこれ以上あの人の傷に触れないよう

 

元の私に何とか帰り着き、

私は傷ついていない

私の全身に付いた傷跡はもう癒えた

 

来月は元通りの

ちょっとおどけた

堅物難物な

 

扱いにくいけれど、

あの人を愛してやまない

そんな私に戻っても良いということを

 

あの人は伝えてくれた。

 

あの人が苦しんでいた理由は

私ではない

 

そうとまで言ってくれた

 

ならば私は

自分の罪に苛まれ続けるこの心を諫め

 

 

来月も

再来月も

未来永劫

 

あの人のことを愛すると誓おう

あの人を笑顔にするために

 

私は言の葉を使おう

 

あの人が、慰めではなく

本当に言の刃で傷ついたのでなければ

 

私がいつまでも引きずることこそ

あの人の苦しみになってしまう。

 

だから、

お願い

許してね

 

来月も、再来月も

あの人に笑っていただける

 

 

そんな私になるから

 

どうか何処にもいない私を

忘れないでいてください

 

たとえ私が消えても

 

私が、私から消えることはないから

 

どうか何処にもいない私を

忘れないでください。

 

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

 

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ここから先は

私が私のことを呪う寸前まで追い込んだ

馬鹿な私が贈った

馬鹿な言の葉です。

 

ここまでこの長い記事に付き合ってくれた人に

私がまた狂い始めた理由が

この言の刃で分かっていただけると思います

 

 

 

私のことを軽蔑する方も出てくるでしょうけれど、

 

けじめとして載せておきます。

 

 

私がこういうことを平気で書いてしまい

意気揚々としてしまう

馬鹿者だということが、

 

とてもよくわかる文章で、

 

あの人の慟哭と、

いちいちリンクする点が多いので、

 

たとえ勘違いだとしても、

勘違いする理由が

 

私の中に確固たる形で

存在することを証明しないことには

 

この記事をここまで読んでいた方には

さっぱりわけのわからないことだと思うので、

 

以下、あの方に送った言の葉を

この森に回収したいと思います。

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こんばんは

神崎友人会翼組 森ツバサです

さて。 

 

 

先月の放送で

「野良猫さんが水を飲めなくて

死んでしまうのは嫌だから

置き水をしている」…的なことを

おっしゃっておられましたが。

 

いろいろ調べたところ、

 

「置き水」にしてしまうのは

やはりいろいろな問題があるそうです。

 

どうしても猫さんの乾きが気になる場合は

時間を決めて野良猫さんを集め、

 

食べ物も、お水も姉様が見守っている間にあげて

決まった時間、猫さんの命にエールを送ったら

 

その後は自己責任で水も餌も片付けるという

近隣に配慮するマナーが必要だと、

訴えられていました。

 

そうやっていると、

いずれ時間を覚えた猫さんたちは

決まった時間に集まってくるように

なるらしいのです。

 

そのときにいっそ保護猫さんになってもらうか、

せめてサクラ猫さんになってもらうかを

考えたほうが良いと思います。

 

とにかく、置き水、置き餌、置きっぱなしは

ちょっときつい言い方になっちゃいますが、

無責任な行為です。

 

あげるならあげるで、

ちゃんと一部始終を確認した上で、

 

お水を飲み切り餌を食べきるのを

しっかり確認しないといけません。

 

 

何も餌や水を必要としているのは

猫さんたちだけではありません。

 

カラスやネズミ、

名前は挙げないけれど害虫の方々

それらの繁殖の温床になってしまいます。

 

それに、野良猫に人間のマナーを求めても

絶対に無理です。

出すものを、ここに出すんだよ…と

野良さん相手に教えてあげることは

不可能に近いので、

出すものの害もどうするか考えねばなりません。

 

とにかく、

なるべく近隣の迷惑にならないよう配慮をして

餌や水を上げるなら上げるで、

責任を持ってあげないといけません。

 

そして姉様もご存知のように

無尽蔵に猫さんが増えて困らないように、

対処をするなど、

これ以上悲しい猫さんが増えないように

導いていく必要性は

 

今更私がとやかくいうより、

姉様のほうがご存知ですよね?

 

とにかく、餌にしろ、お水にしろ

置きっぱなしにしてしまうのは、

無責任と思われても仕方がないですよ。

 

さっきも書きましたが、

ちゃんと見ている前であげる。

あげ終わったら速攻片付ける。

 

単に、「かわいい」「かわいそう」だけで

餌や水を置きっぱなしにするのは

お控えくださいね、

 

それと、猫さんは食べてるものから

必要な水分を補給できているそうなので、

お水に関しては

あんまり心配しなくても良いそうですよ。

 

…と、調べたサイトの受け売りをしてしまう

ツバサたんなのでありました。

 

 

と、いうわけで

KFriends team Wings 森ツバサでした。   

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これが私が贈った言の葉です。

 

該当記事をご存知の方は

どれだけ、このメール内容が、

あの記事にリンクしているか

そう考えるに難くありません。

 

 

とにかく、

私が本当に関係あるか、

私が本当に関係ないかは

 

あの方の知るのみです。

 

これからはあの人に

笑顔になっていただくメールの作成を心がけます

 

ご精読、ありがとうございました。