不安
不安
不安だけの毎日に
何度心が折れようと、
暫くしたら再び立ち上がる
もしかしたら君は
現実が見えていないのかい?
もう無理だ
何度もそう思ったから
今そこでそうしているんだろう?
立ち上がる恐怖に
全身を苛まれながら
どうしてまた
立ち上がろうとするんだい?
またへし折られる
君にはわからないのかい?
心が折れないんじゃない
折れても再び立ち上がる力
簡単なことじゃない。
折れるたびに
立ち上がるために必要な
希望
希望がどんどん大量に
必要になっているのに。
希望に漬け込まれて
何度も泥水をすすっているのに
それでも
希望にすがる君は
馬鹿なのかい?
それとも、そのゆく道の先に
本当の希望と
叶えたい夢が
君を待っていることが
見えているのかい?
これから年を取って
どんどんいろんな事が出来なくなっていくけれど
タイムリミットが近づいていく
悲願
その達成に
傷ついた体と、その心で
凝りもせずに
また立ち向かっていくんだね。
まるで、
自らを炎に投げ込んで
再び新しい体を取り戻す
真っ赤な不死鳥のように
だったら私達が
君の背中に生える
森色と藤色の
翼になってもいいかい?
君の夢は
希望は
いつだって、私達とともにあるのだから