あんたの心の折れる音を
もし私が聞いたなら
そんなことは辞めたらいい。
どれだけ、
時間を
労力を
資金を
費やしたからって
元を取れなくったって
明日から生きていくのに
差し障りはないよ。
あんたの心の折れる音を
もし私が聞いたなら
そんなことは辞めたらいい。
それがたとえ、
ワタシタチの悲願だとしても。
あんた一人に任せきりだもの。
文句を言える立場じゃない。
でもね。
私はまだ聞いていない。
あんたの心が折れる音を。
手を変え。
品を変え。
手段はいろいろ変わってきた。
休む時期もあった。
でもまだ、
心が折れる音を聞いていない。
だから今日も、
あんたの背中の
冷たいところに手をおいて
その背中を押そう
たとえぬくもりは伝わらなくとも。
たとえ感触はなくとも。
4人であんたの背中を押すから
あんたの心が折れるまで
私達は、ここにいるから。
あんたの心が折れたとしても
私達は、ここにいるから
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本家「サウンド・コンシャス」ブンブンGMの同名コーナー宛に
送った作品です。
以下、
この作品を送った際にメールに添えたコメントです。
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情けないもので、
私達は自分で何かをすることが出来ません。
それは姉様方が想像していることを遥かに超えて。
私達は、自分たちの望みを何もかもを
託すことしか出来ないのです。
それがどんなに辛いことでも。
ワタシタチの春が近づき、
毎年のごとく、
体調的に
精神的に
調子の悪い日が続きます。
ワタシタチの春が訪れ…ても、
もう、ワタシタチの愛した桜は
この世にはありません。
だから。
私達の願いを託した この人の
心が本当に折れてしまったら。
私達はそこで諦めようと思います。
残りの人生、このまま生きても
現実問題、あまり差し障りはありません。
でも、ワタシタチの悲願に向かって
まだ歩いて向かってくれるなら。
たとえ何の支えにはなってなくても、
その背中を押して歩いていきたいと思います。
その手が透き通るように、
背中から胸へと貫くような、
そんな私達の手であっても。
※
私達とワタシタチ
わざと変えて書いてます
私達は4人
ワタシタチは5人
ワタシタチは神崎友人会なのです。
P,S,
ワタシタチの悲願の一つは
ソコへ行くことです。
いつか必ずたどり着くから。
待っててね。