水鏡雨が降り土に滲み湧きいずる一滴は流れをなし海を目指す様々な過程を経ながらやがて空へと上り再び大地を潤すこの閉鎖された地球という空間無限に見えるものそれは絶え間なき大自然の営み休むことなく続いてきた水の、風の、生命の巡り合わせ有限の理の中に人もまた生かされている