観察ハイクをしつつ山頂を目指し、下山しながら登山道のゴミを拾います。
毎月第一土曜日、毎回コースを変えて行っています。
今回は、日影沢から城山を抜け高尾山頂に登りました。
一般参加者・FITスタッフ合わせて39名の参加

今や、FITの名物イベントとして定着しております。
バスに分乗し、日影バス停で降ります。
開会式の後、観察ハイクのスタートです。
日陰沢はすっかり冬景色。
木々もすっかり葉を落とし、梢ばかりが空へ手を伸ばします。
参加者最年少の小学生は、ノブキやイノコヅチの種子であるくっつき虫が気に入ったようです。
この季節の数少ない彩りである、ミヤマフユイチゴにもチャレンジ。
野の恵みは、少しすっぱかったようです。
ジャノヒゲの青い実は、自然のスーパーボール。
青い果皮を剥くと、透き通った実が出てきます。
これが良く弾むんです。道で遊ぶと、すぐに見失ってしまいます。
参加者の方の中には、今年森林イントラクターに合格された方や、一部科目をパスされた方もいました。
今はまだ参加者ですが、いつかイベントで協力することになるかもしれませんね。
綺麗な実がはぜていました。
ノササゲです。
青紫の鞘と実が特徴です。
以外に人気なのは、リョウメンシダ。表も裏も同じに見えます。
よく見ると、光合成中心の栄養葉と、生殖を司る胞子葉が見られます。
葉の裏にある、胞子嚢の有無で見分けます。
日が昇り、気温が徐々に上がります。
この季節のお楽しみ、自然の芸術を見るために先を急ぎます。
高度を上げ、一丁平へ。
まだ何とか残っていました。
シモバシラという植物が枯れ、毛細管現象によって残った茎が地中の水を吸い上げて、凍結により噴き出したものです。
まさに、厳しい寒さが生み出す冬の造形美。
季節ごとの美しさが、野山に待っています。
眺望の中での昼食は格別です
紅葉台・高尾山頂と行くにつれ、人混みが増していきます。
賑わいが増し、残念ながらゴミ拾いにも熱が入ります。
空き缶や吸殻、隠すように捨てられたそれらには、どんな思いがこもっているのでしょうか。
それとも、何も考えていないのか・・・
正直なところ、理解に苦しみます。
薬王院は新年らしく華やかに飾られていました。
年中訪れていますが、今回ばかりはお参りをば。
不信心な私めを省みつつ、一年の無事を祈願しました。
以外にそれほどの混雑でもなく、正月の明けを感じます。
戦利品の山を前に記念撮影、閉会式のあとは恒例の振り返りです。
いつも行く馴染みの蕎麦屋で、初めて蕎麦をいただきました。
おやじさん、いつも飲み屋代わりにしてすみません
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