高尾山GC作戦 | 目指せ!森林インストラクター。

目指せ!森林インストラクター。

日本の山を元気にしたい!
そんな思いから、森の案内人「森林インストラクター」の資格を取りました。

自然は私達に、たくさんのメッセージを投げかけています。
その声は、あまりにも小さく儚いものです。

そんな「森の囁き」を、お伝えします。



久々にインストラクターとしての活動報告です。



気付けば八十八夜・立夏を過ぎ、不順ながらも初夏の訪れを感じる頃になりました。



週末は二日連続で、高尾山・鳩ノ巣に入り、自然を感じることができました。





初日は、高尾山GREEN CLEAN作戦にスタッフとして参加しました。



これは私の所属する森林インストラクター東京会(略称FIT)が行うイベントで、元は内部研修をかねての清掃活動だったものが、一般参加者も募り行うようになったイベントです。





今回は、日影沢から入り植物の観察をしながら城山へ上り、高尾山頂を迂回して1号路を下りながらゴミを拾うコースでした。





春植物・スミレも終わりに近づき、季節の移ろいを感じさせます。



生憎の雨の中でしたが、まさに山滴る瑞々しい新緑を感じることができました。





タマノカンアオイ







Kannaoi





ニョイスミレ







Nyoi





ヨゴレネコノメの種子



Neko















植物の名前や由来を伝えることもそうですが、その形はなぜなのか。



生育環境との関連はあるのか。



他の生物とのつながりとその戦略。





そういった多様性につながる着眼点にも重きを置けたのではないかと思います。





実際、いろいろな名前はその場限りで忘れられてしまうことが多いのかもしれません





そのなかで、自然への疑問・関心などの「気付き」へと導くこと。



感動を通して、身近に自然を感じる事のお手伝いをすること。





インタープリター=通訳者としての役割を少しでも果たせていれば、光栄です。







うってかわって、翌日は森林整備活動。



崩壊地の土留めのために柵作りを行いました。





縦杭を打ち込み、間に半割にした材を渡していきます。



法面と柵との隙間には石を入れ、さらに隙間に土を詰めていきます。





土木作業を全て人力で行うのは、なかなか大変です。



同時に、様々な技術の集大成であり、基本の上に成り立つ作業であることはいうまでもありません。





まだまだ足を引っ張っていますが、少しでも力になれるように携わっていけたらと思います。









応援よろしくお願いします