高尾山も二週間ほどで紅葉の見ごろを迎えることでしょう。
ちょうど、私達「森林インストラクター東京会」(略称FIT)のお届けする
『高尾山秋の親子観察会』の頃です。
〆切間近。詳細はコチラ↓
http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/takao/pdf/shizenkansatu.pdf
先日はその下見へ行ってきました。
日影沢の入り口に植栽されたカツラ林はもう葉を落とし始め、香ばしい香りが当たり一面に漂っています。
愛らしいハート型(心形)の落ち葉が、道を彩ります。
フユイチゴも実を付け始め、いよいよ秋も深まりを見せています。
実りの秋は、子孫を残す為の植物達による知恵比べの季節です。
様々な方法で種子を散布します。
くっつき虫は、その代表格。
子供の頃は、よく服中につけて帰って怒られたものです。
粘着性のノブキ
鉤爪状の棘のイノコヅチ
同じくヌスビトハギ
会場では当日の大まかな打合せ。そして観察コースの下見です。
だんだんと生き物も姿を見せなくなる秋、観察もちょっと難しくなってきます。
そんな中、秋ならではのお楽しみも。
ツリフネソウの弾ける種子は、ついつい触れてみたくなります。
まだ花も見ごろ。シラネセンキュウの可憐な白い花が咲いていました。
レモンエゴマの同定にてこずり、時間をくってしまう一面も。
ゲンノショウコもまだ弾ける前、神輿になるのはもう少し先のようです。
当日のアクティビティーの予行も済ませ、班長さんを交えてのリハーサルに次ぐ本番も間近です。
〆切間近、秋の一日を親子一緒に自然の中で過ごすのも気持ちの良いことでしょう。
高尾山秋の親子観察会、参加者募集中です。
http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/takao/pdf/shizenkansatu.pdf