初詣に行ってきました。
場所は三峯神社。埼玉の西部、秩父の山の中です。
電車を乗り継ぎ、西武秩父からさらにバスで70分余り…。遠い(lll゚Д゚)
本来なら、表参道を歩いて参りたかったのですが、下調べ不足と冬季凍結の恐れからバスで参拝です。
なんだってこんな辺鄙な処に神社があるのでしょうか。
結構、こういうところって多かったりしますね。
これは、かつての山岳信仰の名残だとよく言われています。仏教の影響も受けつつ、アジアにおける農耕民族に共通の文化として挙げられています。
本殿のほかに奥の宮や奥社といった形で祀られるケースが、その名残だと思います。
それはさて置き、今回の目的はあくまでも「初詣」。
あとは、最近仕入れたGoreTexの小手調べ。
寒い所に行ってみたい[E:snow] 嫌ですね、変人は...
ともあれ、お参りです。手水を済ませて…凍ってました。寒!!
もちろん、氷柱もできてました
ゴアですが、やはりすごいですね。
外気をものともせず、インナーの暖かい空気の層が保たれていました。
何より、軽い。そして、思いのほかがさばらない。
ゴアゴアしません(゚ー゚;
耐水と透湿性は、またの機会に譲りましょう[E:sweat02]
さて、三峯神社のご祭紳は弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)。
日本を作られた神話の神様。ちなみに、夫婦です。
なので、縁結びの神様 (ということにして下さい)。今年は良い縁に恵まれそうです(笑)
神社には欠かせない、ご神木も祀られていました。
注連縄は神の「占める」場を意味します。
依り代として祀られていますが、かつては大木自体が神であり、信仰の対象でした。
お社は、御神体である樹木を拝むための付属施設であったと考えられています。
人の寿命を遥かに凌ぐ樹木の生命力に、憧れると共に畏敬の念を抱いた人々がそこにはいました。同時に、豊穣と長寿を祈られずにはいられなかった当時の時代背景が思われます。
地方によっては、正月に大黒柱へ注連縄をして、お祀りするところもあるそうです。
柱とはいえ元は樹木。
そこに神聖なものをお招きし、一家の守り神として大事にする風習の現れですね。
四季折々の習俗にも、自然と人との絆や関わりを考えさせられるものが多々あります。
こういった文化にこそ、次の時代の為に見習い、引継いで育てていくべき価値が隠れているように思います。