裏高尾植生調査 | 目指せ!森林インストラクター。

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日本の山を元気にしたい!
そんな思いから、森の案内人「森林インストラクター」の資格を取りました。

自然は私達に、たくさんのメッセージを投げかけています。
その声は、あまりにも小さく儚いものです。

そんな「森の囁き」を、お伝えします。

お久しぶりです。



観察会中止以来、別に負抜けていたわけではないのですが。



ちょこっと忙しかったのはありますが、どちらかというと活動のまとめに時間を裂いていました。





ようやく落ち着いてきつつ、それでも時は動きます。



今日は高尾で植生調査。どちらかというと、私の場合は研修なのですが…







林分に分かれ、各班ごとに植物を調査していきます。



先輩インストラクターが一目で同定していくのを、図鑑片手に追いかけます。





知っているようで知らなかったちょっとした知識や、知らなかったポイント。



当然、初めて教わることも。





そして、一つ聴くと一つ忘れる歯痒さ(笑)



そして、千変万化の植物の表情。





芽生え・稚樹・幼樹・成木。それだけなのに、まるで別物。



フィールドでの実物で養われる経験がものを言います。





以外に感じられたのは、この数ヶ月での自分の成長。



ごくちっぽけなものながら、山勘というやつが働くシーンも。



何もわからないことも多いのですが、あてずっぽうでも見当が付けられたのは、喜びです。



これからじっくり学んでいこう。そう思う一日でした。







カントウカンアオイの奇妙な花



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見るたびに、何が花粉を運ぶのか不思議です。



地上に這うように咲く地味な花には、土壌生物(トビムシやヤスデ)やハエの仲間ぐらいしか訪れないようなきがします。



多分は匂いで呼ぶのでしょうから、どんな匂いか、一度嗅いでみたいと思います。







ぼけていますが、この三出複葉。つる性で、秋に真っ先に紅葉する植物です。



ご存知の方は常識ですね。ツタウルシです。



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俺にさわるとかぶれるぜ!注意しましょう。







高尾と言ったら、これ。



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ハナイカダです。



わかりづらいのですが、葉脈の太さが花の基部で変わっています。



写真ではワカラナイのですが、ハナイカダは大きさの割りに太めであるようなこと、また針状の微細な細鋸歯を持つ事など、実際にその場でしか味わえないことも多いのです。





また今日も色々学べました。上がその一例です。





せっかくの素晴らしいフィールド、一つでも多くのことに気付き、また伝えられるよう、感性を磨いていきたいです。









応援よろしくお願いします!!