二度とあってはならないこと~広島・長崎原爆の日 | 日本の未来を考える

日本の未来を考える

旧ブログ名:NHK朝ドラ『梅ちゃん先生』、『純と愛』批判をメインにしたブログ。リンクはご自由にどうぞ。

今から69年前の8月6日は広島、8月9日には長崎に原子爆弾が投下されました。
広島では約14万人、長崎では約7万5千人の命が一瞬にして奪われました。

私たちはこの悲劇を決して忘れてはなりません


長崎に投下された原爆のキノコ雲

長崎原爆写真

長崎市 平和・原爆総合ページ
http://www.city.nagasaki.lg.jp/peace/japanese/index.html

「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから」

原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)

広島原爆慰霊碑
広島市ホームページ
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html

最近、この慰霊碑にいちゃもんをつける人がいるそうです。
「これではまるで、日本が悪いことをしたみたいじゃないか
」、と。

バカを言うんじゃない!>(゚ ロ ゚ ; )

普通に読めば、「核兵器廃絶」と、「もう二度と原爆(非人道的兵器)を使うような戦争をしません」という平和への誓いです。

もっとも、石原氏や田母神氏のような「大東亜戦争は聖戦だった
」と強弁する「核武装論者」達にとってはさぞ目障りかもしれません。

勿論、第一義的には原爆を落としたアメリカが責められるべきです。
しかし、己の欲目や保身、メンツのために、「勝ち目のない侵略戦争」を始めた日本政府や軍部の責任も免れません。

さらに敗戦が確定した状況でも、”国体護持”や”自己保身”のため、連合軍からの降伏文書を無視したせいで、戦争犠牲者が大きく膨らみました。

最初の文書の時点(昭和20年2月)で、潔く降伏していれば、東京大空襲も全国各地の空襲も、沖縄の悲劇も、戦艦大和や神風特攻隊も・・・


広島、長崎の原爆も避けられました。(´・ω・`)

軍人や一般国民には「戦陣訓」で、「生きて虜囚の辱めを受けることなかれ」と自決を強要した戦争指導者たち。自身らはおめおめと生き残り、連合軍のお裁き(東京裁判)に引っ立てられる始末。

もし今のアベ首相が、当時の東条英機の立場だったら・・・

やはり同じように無謀な戦争に突入し、負けていたでしょう(もっとボロ負けかも)

裁判でも、A級戦犯たちと同様に
責任逃れに終始したでしょう(福島原発事故と同じ)。

いくら国民が優秀でも、トップがバカで愚かなら、どんな戦争にも勝てません。


自己保身や欲目、利権にしか興味がなく、無能で無責任な政治家の系譜が戦前から現在まで延々と続く日本。

過ちを繰り返さないためには、愚かな政治指導者を替えるのが第一です。

おまけ

中国新聞(地方紙)
原爆の日 カープ中継テレビ欄に”平和メッセージ” 

http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/298089/

中国新聞


今日のテレビ欄の番組解説、少し変てこな文章ですが、赤線部分を「縦読み」すると、

「カープ応援できる平和に感謝」 になります。

もともと、原爆で壊滅した広島復興を目指して作られたのが広島カープですから、市民も平和への想いが人一倍強いのでしょう(ちなみに私は、カープ応援しています)

平和だからこそ、ワイワイ、スポーツ観戦を楽しめるんです♪(・∀・)

こういう記事をサラッと載せる新聞はいいなぁと思います ( ̄▽ ̄) ニヤ