『純と愛』その60 風間インタビュー | 日本の未来を考える

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このドラマ、ヒロイン役の夏菜が叩かれていることが多い。

「ウザイ」「うるさい」「暑苦しい」など、の声がよく聞かれる。


朝ドラヒロインは、多かれ少なかれ、”お節介焼きで出しゃばり”なのは周知だろう。

なぜなら、彼らがアクションを起こさないと話が進まないから(笑)。


その点では、YU川は、既存の”朝ドラ”という枠内で収まっていると言える。

大言壮語しながら、実は古臭い型に嵌った脚本家なのだ。


夏菜は、まだ若手で、俳優経験も浅い。

本業がグラビアアイドルなら、十分許容範囲(好みはあるだろうけどね)。

「ちょ、ちょ、ちょ」などウザい演技は、監督、演出家(YU川)の責任だと考える。


ところで、準主役、相手方の風間についての評価はどうか。

「可愛い」という一部のジャニファンの声がある一方で、「気持ち悪い」という声も多い。


歴代の朝ドラ・ヒロインの相手役としては、「かなり劣る」。

(『妖怪人間ベム』で、コンビニ店員のちょい役で出ていた。やはり脇役が適任だ。)

見栄えもしないし、陰気さが漂う彼は、本来、恋愛ドラマには不向きだった。


そんな彼が、なぜ朝ドラに抜擢されたのか。

おそらく、金八(武田鉄矢)の起用が決まった時点で、YU川は風間の同時起用を思いついたのだろう。

(鉄矢の出演作のパロディ・シーンが繰り返される事でも分かる)


初期設定の待田イトシは、”心に傷を持つ孤独な青年”だった。

ところが、「風間」を起用した事で、脚本家・YU川の悪癖が出てしまった。

金八やその他のドラマでの風間が演じた”陰湿ないじめ役”、”殺人者”のイメージを加えたのだ。


そういう経緯で、「本性が見える」とうそぶくサイコパス・イトシが出来上がったと考えるのが自然。

評価が高かった『金八』での演技は、確かに、サイコパス役にはうってつけだった。

「他人を見るとぶっ殺したくなる!」と言い放つ場面、まさにハマり役だったのは認めざるを得ない。

だが、制作者は、ここで大きな過ちを犯した。


風間は、ヒロインの相手役であり、視聴者の共感を得る必要があったのに、

それを サイコパス という異常人格者にしてしまったこと。


「奇をてらおう」「視聴者の意表を突いてやろう」とするあまり、視聴者が共感を抱くどころか、強い拒絶反応を引き起こすことに気付かなかったのだ。


ヒロイン・夏菜を、暴れん坊役にするなら、その相手役は、まともな人間にしてバランスを取るべきだった。

主役の二人ともが異常なため、ドラマの世界観自体が歪みを起こし、「愛」や「絆」といった当初のテーマが吹き飛んでしまった。

ホテルが舞台なのに、ホテルマンとしての仕事の描写はほとんどなく、代わりにどうでもよいエピソードの羅列で埋められた。さらに、インチキ臭い”超能力”で全て解決という安易な手法が多用された。

その結果、中身がスカスカで、時事ネタ(自殺やストーカーなど)しか印象に残らないという、


巨費を投じた壮大な茶番劇 で終わってしまった。


これは、YU川の思い上がりと、NHK・山本CPら制作陣の視聴率至上主義が招いた悲劇だろう。


今後、この教訓が生かされるかどうか?

朝ドラの存在意義を含め、公共放送として、NHKの姿勢が問われる事態だと考える。



さて、風間俊介の役者としての”本性”を見てみよう。


『純愛』公式サイト・風間俊介インタビュー

http://www1.nhk.or.jp/juntoai/special/interview/interview09.html


最初、「家族としゃべる時だけは、僕も関西弁にしようかな?」と考えて、色んな方と意見交換しました。

でも、待田家という家族をイメージした時に、母親はイトシに弁護士を継いでくれることを期待して、

彼は昔からそのための勉強に応えてきたと思うんですよね。その一つとして、「あなたはこれから広い世界に出て行く人間なんだから、関西弁はやめなさい」といったやり取りがあったとすれば、それはそれで悲しい感じがするな、と。

誠とは普通の兄妹の感覚でしゃべるんだけれども、お互いの言葉が違うって、実はとても寂しいと思うんです。見ている人には不思議な感じかもしれませんが、そこが待田家らしいのかなと僕は思っています。~引用終わり


見えました!頭の上に「お馬鹿」とネオンが・・・Σ(・∀・;)


風間俊介という役者は、ただの間抜け芸人でしたw(´・ω・`)


まず、第一点。

「関西弁(神戸弁)」をしゃべらないということが、視聴者にどれほどマイナスイメージを与えるのか、全く理解していない事。


・設定通り、他人との関わりを拒絶する”ひきこもり系”だったから?

・それとも、「関西弁はダサい」と思ってる?

・まさか単なる「手抜き(覚えるのが面倒くさい)」?


いずれにせよ、駄作に拍車をかける結果となった。


第二点。

「家族としゃべる時だけは・・・」と限定しながら、その根拠が母親なこと。

アフォじゃなかろうか?風間は (´・ω・`)

だったら、母親の前だけ標準語で、普段は関西弁で良いことになる。

特に日常的に関西弁をつかう妹・誠と二人っきりなら尚更だ。


第三点。

幼少時から母親(若村さん)が、言葉遣いにまで厳格だったとすれば、

眠り姫読み聞かせの頃の”優しかった母親像”が崩壊してしまうこと。

あの幼少時のシーンが後付けなのか、風間が間抜けなのかのいずれかだろう。

というか、他の出演者達が関西弁をしゃべらないのも、みんな母親と同じ思考?なんじゃそれw


第四点。

関東と関西の違いは、言葉だけではないこと。

モノの考え方や嗜好、ボケやツッコミ、間の取り方など、かなりの違いがある(良い悪いは別の話)。

それを「言葉遣いだけ」と考える風間だから、底の浅い演技になるのは当然だった。


第五点。

「関西弁(訛り)」がまるでハンディキャップであるかのような発言。

これが、風間本人の発言なら大きな問題になる。

弁護士に限らず、政治家でも医師でも、地方出身者(訛り)はいるだろう。

会話に支障をきたさない程度であれば、何ら問題はないはずだ。



「関西人は野蛮でバカなんです」


と思っている風間の”本性”が見えました (´・ω・`)


これ、他人事じゃないよ!

博多弁でも沖縄弁でも、東北弁でも当てはまるから・・・


全国の視聴者を敵に回したな。。。風間 (・∀・;)