鮮やかな青紅葉 緑なのになぜ青?  | 四季を彩る自然の贈り物

四季を彩る自然の贈り物

季節ごとに変わる花々の色彩と香り、そして大自然は、心を和ませ、幸福感をもたらしてくれます。心ときめく被写体を収めました。
EOS R6 Mark II・ iPhone 13Proで撮影中

 

 深み増す若葉

 

 

 

初夏の風物詩と言われる「青紅葉」

萌える若葉が深みを増し、やがて鮮やかな緑に変色します

 

秋に紅葉する木が「モミジ」。イロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジなど品種は数多いです

 

境内にモミジが立ち並ぶ寺院に撮影に出かけましたカメラ

 

 

深い緑に囲まれた境内を歩くと神聖な力を感じるようで、癒されているようで心が和みます

パワースポットでしょうか?

 

 

輝かしい緑をパシャパシャと写しているうちにふと頭をよぎることがありました

 

「緑」の光景なのになぜ「緑紅葉」と呼ばないのだろう? 

 

素朴な疑問です。

今まで深く考えたことはありませんでした

 

 

まず植物が緑色に見える理由ですが、それは植物が光を利用してエネルギーを作り出す「光合成」にあるようです

 

光合成をするために植物には細胞小器官の「葉緑体」があります

その中には緑色を発色する色素「葉緑素」が存在します

 

 

「葉緑素」は太陽の光に含まれる赤、青色の光を吸収します

反射した緑色だけが目に入ってくるそうです

 

不思議???

 

 

でも、秋には紅葉します。それは落葉する葉が光合成をしなくなるため、葉緑素が分解され、アントシアニンという色素が合成されるため、次第に赤く色づくようです

 

小学校か中学校で習ったかもしれませんね。勉強不足ですみませんショボーン

 

 

そう言えば、江戸時代の俳人、山口素堂が詠んだ有名な句

 

「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」

 

「緑葉」と詠んでいません。木が青々と茂った様子を表現する夏の季語のようです

「青々」。うーん。これも「緑々」とは言いませんね

 

 

遅くなりましたがここからが本題

なんと「緑」「青」と呼ぶ習慣は遠い昔、平安時代のころからあったそうです

 

当時、日本では「赤」「黒」「白」「青」の4色しか存在しなかったという説も

 

改めれば済むことなのにかたくなに伝統を守っているのでしょうか

 

 

 話が戻りますがなのにと呼ぶものはかにもありますね

「青汁」「青菜」「青竹」

探せばまだまだありそう

 

 

 「横断歩道はになってから渡りましょう」と幼少時代に教えられた「信号機」の見方

これも実際はですね

 

昔からの習慣でそうなったようですが

色の三原色が赤、黄、だからという説

赤の対極にあるのがという説もあるそうです

 

もし、全国各地の信号機のランプをランプに変えるとなると相当な予算が必要ですねえー

 

 

 京都市の出町柳駅から山間部の八瀬・鞍馬方面に走る叡山電鉄電車

 

窓が大きな展望列車「きらら」があり、新緑の青もみじをイメージしたメープルグリーンの車両と、もみじをイメージしたメープルオレンジの車両があります

 

 

夏まで続く「青( )紅葉」

その後変色する「紅葉」を眺めるのには最適な列車

普通料金のみで乗れる電車電車 久しぶりに絶景を堪能したいです

 

みなさんも是非、「もみじのトンネル」を走る電車に乗ってみてくださいニコニコ

 

 

 

 

 

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