更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」

更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記 「笑いながらタメ息」

イラついたり泣きたくなったり笑ったり。私の日常のプチ鬱話と、それにまつわる極私的考察を、    

今日もひとりでぶつぶつと。

仕事に子育て、恋愛、家庭。問題いろいろの更年期世代。でも、同じ悩みを抱える人もけっこう多いはず。


みんなもそうだとわかったら、少しは気持ちも軽くなるのかも?


そこで更年期世代の一人である私が、自分のプチ鬱話をつれづれなるままに綴ってみようかと思って始めたブログです。


更年期の人も、いずれ更年期を迎える人も気軽に読んでくださいね。

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「王になった男」〜ビョン様渾身の初時代劇!〜

$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-王



今年公開された韓国映画。主演はイ・ビョンホン。


私はべつだんビョン様ファンではないのですが
友達から「おもしろかった~」という声を聞き、見てみました。


で…


すんごくまっとうな、とってもよくできた歴史大作でした!
素直に楽しめました。



時は17世紀。朝鮮王朝の王様だった光海は、酒と色に溺れる暴君。
その王が宮廷内の陰謀により瀕死の状態に。
王が回復するまでの影武者として市井からさらわれてきたのが
王そっくりの顔を持つ道化師だった。




お話は単純なんです。
つまり暴君の王の代わりに立った影武者は
生まれは卑しいが心は正しく、
王不在の15日間に民のための真の政治を行う。

これに宮廷内の陰謀が絡むわけですが、基本はシンプル。
そこがよい。

そして驚いたのがビョン様。


巧いのよ、これが。二役が。


残虐で冷徹な王……これは役者として比較的演じやすいような気がするが
もう一方の影武者役。
こっちは急に王役をやらされて、最初はおどおど。
道化師だからお調子者な面もあり、しかし情に篤い。

そういう複雑な人間を、ビョン様は顔つき、台詞、身体の動き…
見事に演じていたと思いました。

130分くらいで長いんだけど、ぜんぜん退屈しなかった。


最近のビョン様はハリウッドに進出して
ナイスボディーを見せまくってるけど…

地元(自国か)でがんばるビョン様、とっても素敵に思えました。
肉体美も封印してたけどね(笑)



台風のマナー

今朝テレビをつけたら、
台風のとき、家にいた場合の「マナー」について
専門家が語っていました。


たまたま部分的に聞いただけなのですが、
けっこう驚いた。



私が耳にした「マナー」はふたつ。


ひとつは、ベランダに出してある洗濯もの用ピンチを中に入れておくということ。
もちろん大風にあおられて飛んでいくからです。
以前アメリカで、風で飛ばされた洗濯ピンチで
たくさんの窓が割れるという事例がたくさん報告されたことがあったそうです。
洗濯ピンチ、あなどるなかれ。



これに関しては私もやっておりましたので、
とりあえず今回もマナーは守りました。ほっ。



問題は、次の「冠水」関係。



今回もですが、最近は都内でも冠水という事態が多々見られます。
渋谷駅前も思いっきり溢れたりしてましたしね。
恐ろしいなーとは思っていたのですが。

その方がおっしゃるに



「冠水というのは、つまり下水道に入りきらなかった水があふれるということ。
下水道というのは、雨水だけでなく


家庭の排水も同じ下水道に流れるわけです。



だから台風のときはお風呂のお湯を抜くなど
たくさんの水を流すのを控えるのが
マナーと思ってください。




えええーーーーーーー叫び




正直、そんなこと考えたこともなかったし
聞いたこともないし
誰も教えてくれなかったし~~~。



と、マジでテレビに「え?!」と言ってしまったわたくし。



別に根拠を確認したわけではないけど
ごく普通に考えてみると、たしかに下水道は雨水も家庭用排水も一緒のはず。




台風の日、みんなが一斉にお風呂のお湯を抜いて
掃除でも始めた日には……


ふ~~む。





次からは台風が来るときはお風呂掃除は控えよう。


と。小さな決心をした私でした。




中高年向けのCMが多い。

少し前に新聞記事になっていましたが
それを読む前からさすがに気づいていましたよ、
最近めっぽう中高年向けのCMが多いと。

アンチエイジング化粧品は別として(このブームはもっと遥か昔から)。

この夏テレビを見てぎょっとしたのがマクドナルドのCM。
なんとかシェイク?というものだったか
白髪まじりの60代後半とおぼしき男女(男2・女1)が
小学生っぽく?青春っぽく?
みんなでじゃんけんで好きな味のシェイクを取り
最後は全員で飲みながらブランコだかなんだかを楽しげにこいでいるという。


若い人が減って年寄りがぐんぐん増えていくのだから
マクドナルドだってどこだって
年寄りを取り込んでいかなきゃならいわけで。

でもこのCMは、対象世代に近い私でさえ
なぜかぎょぎょっとしてしまいました。
ま、あんな楽しげにはしゃいで老後を過ごせたら理想的ですけど、
それだけに絵空事っぽく感じたのかな~。
あまりリアリティを感じませんでした。


そして最近さらに気になっているのが、サントリーのサプリのCM。
こちらははっきり「50代、60代のカラダに」と言っています。
が、映像的には、どう見ても30代??くらいの筋肉つきまくりの
男性(女性版もあり)が白パン一丁で
筋肉を美しく動かしながら反復横跳び的な動きをしています。
ポイントは、首から下しか映っていないということでしょうか。
はい、カラダだけなんです。



そしてバックに流れている歌が…


フォ~エバ~ヤング♪
フォ~エバ~ヤング♪



for ever!
そこまで言いますか!

昔メリルストリープが出ていた魔女もので
「永遠(とわ)に美しく」っていう映画がありましたが
もはやその領域ですね。

このCMは、私たち中高年に
「いつまでも若くいなきゃ負けよ」と言っているような…


若さを失う事への強迫観念を煽るというか
若くなきゃいけないと刷り込まれているというか。
そんな気がしてなりません。




あの映像にすごい違和感があることを夫に言ったら
当たり前のように
「あの(顔のないモデルの)カラダに60代の顔がついたら気持ち悪いよ」
と言いました。
なーるほど、確かに。だから見ていてヘンな感じがするのかも。



そんなわけで、日々「若くあれ」という呪文のなかで暮らす現代の中高年。

(しかし若い人はこういうCMは目に入らずスルーなんだろうなー)(笑)




数日前の新聞で、ある学者さんが

「いまの40代50代は、若さを維持することに気持ちが傾いていて
成熟することに気持ちが向かっていない人が多い」
「若さの維持だけを追っている姿は寒々しい」
と書いていました。

なるほどね~

若さの維持に励むのは悪くないし
もちろん私だってなるべく長く健康でいたいけれど
「それだけが主力」になるとバランス悪いってことですかね。
「あきらめて受け入れることも、がんばることと同じくらい重要」ですって(笑)



しかしテレビでも雑誌でもがんがん煽ってくるし~



今の世の中、己をしっかり保ち続けるのは本当にたいへんですガーン

「あの頃、きみを追いかけた」〜公衆電話に並んだ時代〜

$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-あの頃


公開中の台湾映画を、先々週?くらい、夫婦50割で見てきました。

台湾の人気作家ギデンズ・コーが、自伝的小説を自らのメガホンで映画化、
台湾・香港で大ヒットした青春ラブストーリーです。

この作家はまだ30代半ば。
学生自体にネットで小説を発表して人気が出た人のようです。
ってことで、たぶん台湾のネット小説第一世代ということかな。



お話は1994年、16才の高校生だった主人公コートン(作家=監督)が
学年イチの秀才女子に恋心を抱くところからはじまります。
この女子を狙うのはコートンだけではなく、
コートンの仲よし男子たち全員。
みんなでわーわー彼女を追いかけて、それをまた楽しむという。

ハッピーエンドではないですが
元気いっぱい、楽しく爽やかな普通の青春映画でした。


ちなみに台湾青春映画では、私は「藍色夏恋」というのがかなり好きで。
これは2004年作品、だいぶ前ですね。
これはほんとに爽やかで切ない映画でした。




$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」





と、話が飛びましたが。


さて、「あの頃…」の中で印象的だったシーン。



それは、高校から大学に進学した主人公が、大学の寮に入ったときのこと。

1994年に16才だから、大学時代も90年代。

台湾と日本は事情が若干違うと思いますが、


主人公が大学に入ったときは、携帯電話普及前だったのです。



主人公は別の大学に進学した彼女(彼女は寮の部屋に電話があった)に
毎晩電話をしたのです(正式に付き合っていたわけではないのに)

そのため、夜になると寮の廊下にある公衆電話を使おう…


とするのですが、他のみんなだって同じことを考えているわけで



公衆電話の前に、毎晩男たちの大行列ができるのです。





彼女に電話するのもたいへんな労力がかかった時代。

そうか、いま30代半ばの人たちが、そのぎりぎり世代なのかも。



というのも、彼らも大学最後のほうには、いきなりみんな携帯を持っているのです。
日本でもその頃かしら。


ちなみに私は、日本でもあまり早い方ではなく
初携帯は90年代の半ば過ぎ?
たぶんこの映画の主人公と同じ頃だと思います。


今の子は、彼女や友達に連絡とるのに
こんな労力かかるって信じられないでしょうね。

ていうか、それだけ労力かけても連絡取りたい相手にしか
連絡しないのでは?




話はまた飛びますが、少し前DVDで高良健吾と吉高由里子主演の青春映画
「横道世之介」を見たのですが
(あまり感想はないです…)
舞台は1980年代の東京。地方から上京してきた横道世之介は
部屋に電話を引いていなくて
実家のおかあさんに連絡するのに
10円玉をたくさんもって夜の公演の電話boxに行って
10年玉をじゃかじゃか入れて電話するのです。



$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-横道



この話は私の学生時代に近い年代なので、
ひじょーに考え込んでしまいましたよ!


私は自宅通学だったから彼氏への電話は家でしていましたが
地方から出てきて下宿していて
電話を引いてないって学生もまだまだ普通にいる時代でした。


ってことは、親にも友達にも彼氏彼女にも
連絡しようとしたら公衆電話に行って、10円玉入れて電話するのです。
あたりまえですが。



これじゃ気持ちもよけい切なくなるわ~~~



てか、片手間気分で連絡なんてできないわよね。


なんて書いていたら、そうそう思い出した。

どこかに旅行して、誰か(当時の彼氏だったのか?)に電話しようと
100円玉が使える公衆電話を探したことがあったような。
はっきり思い出せないけど、たぶん。

あと旅先から絵はがきとかね。


情緒たっぷりの時代でした。



しかし当時のひとり暮らしって
ほんっとうに「部屋で独り」って感じだったことでしょうね。
誰からもめったに連絡がこないのだから。
下宿の子どうしが年中行き来していたのも当然のことだわ。
気軽に泊まりあえて羨ましいなーなんて思っていた自分の思慮の浅さが恐ろしい叫び



みんな孤独と戦いながら大人になっていったのでしょう。


と、数十年後にしみじみ思う私でした。



「エンド オブ ザ ワールド」〜愛する人と最期を一緒に〜

$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-エンド2


今年のはじめに公開されたアメリカ映画。
主演は「40才の童貞男」(これ好きでした)のスティーブ・カレルと
イギリスの若手実力派女優キーラ・ナイトレイ。


言ってみれば、真面目な中年男と奔放な若い女の子のロマンス。

しかし設定にひとひねり。

現代の話なのだけれど、地球に小惑星が接近、
それを回避させることに失敗したためアルマゲドンが避けられないことが決定、
「地球滅亡まであと3週間」と
主人公の男が車のラジオから流れてくるニュースで知るところから
お話ははじまります。
そのとき助手席には妻が。

しかしニュースを聞いて呆然としている主人公を残して
妻はいきなりドアを開けて外に走り出し、そのまま帰ってきませんでした。
好きな男のもとに行ったのだと思われます。


地球滅亡を前にひとりぼっちになったその男の前に、
同じアパートに住むイギリス人の女の子が現れます。
彼女は故郷に帰る最後の飛行機に乗り遅れ、もう両親に会えないことが決定、
哀しみにくれてあばれています。

というわけで、地球最後の日までふたりは一緒に過ごし、
そのなかでかけがえのない愛が生まれる、というわけです。


スティーブ・カレル主演だけに終末ストーリーではあっても
決して暗くなく、むしろコメディタッチなところも。
SFシーンもありません。


地球滅亡、つまり全員があと3週間で死ぬとわかったら何をするか。
(私までマジで考えちゃいましたよ)

映画の中では、乱交パーティをする人たち、
サーフィンをする人たち、暴動を起こす人たち
食べたいモノを食べまくるという人もいました。


そんな中でふたりは心を通わせていくわけですが、
私がけっこうマジでぐっときたのはラストシーン。


ネタバレになるから詳しく書けませんが…

軽いタッチで進んできた物語がラストで一気にシリアスになり
とても切なく胸を打たれました。
いやー、マジでラブストーリーだったんだ~。と思いました。


愛する人と抱き合いながら最期を迎えられたなら
最期の瞬間への恐怖も、ひとりよりどんなにマシか、
と思ってぐっときました。



そして、ものすごく考えてしまいましたよ。

いま本当にそういうことになったら……


うーん、微妙~


これが恋人どうしとか新婚ラブラブカップルだったら
間違いなくパートナーとふたりでその時を迎えたいでしょう。
あるいは結婚50年を越えた老カップルもまた
過ごしてきた長い年月とともに相手を抱きしめたいかもしれません。


しかしな~くたびれた中年夫婦の場合はどないなことに??ガーン


そういう極限状況なら、相手に感謝の気持ちとかわいてきて
それはそれであり得るのか??
とかね(笑)


となると家族みんなで集まって、がいいかなーとも思いますが
もし息子に恋人や結婚間もない妻がいたら
親と一緒より恋人と一緒にいたいだろうな~。

主人公の妻は咄嗟に恋人の元に走ったのだと推察されますが
長年連れ添った相手を、その期に及んでひとりっぽちにするのは
さすがにどーなのよ、とも思うし。

などなど千々に乱れる私の心(笑)




ともあれ。
正直、期待していなかった作品だったので
得した気分になりました。



そしてカレルが本当に誠実な大人の男を演じて
ああこの人コメディじゃなくても巧いのだなーと感心。

キーラ・ナイトレイは、夫曰く「国生さゆりに似てきた」(笑)
それにも賛成でしたが、ラストは同じイギリス人俳優の
ケイト・ウィンスレッドに見えました…。

親に敬語は使わない。

当たり前すぎる話で恐縮です。

しかし、わたし的には絶対的なタブーと思われる「親に敬語」を、
テレビの中ではけっこうよく聞くんです。
もちろん子供ではなく大人が…

この前、人気タレントの女性(推定年齢30才前)が
「私のおかあさんはお料理が上手な方で」と言っていました。

ちなみに「じょうずなほうで」ではなく「じょうずなかたで」と
発音していたのです。
それ以前に、公の場所で「おかあさん」も使わないと思いますが。


それより少し前、人気若手歌舞伎俳優が
インタビューに答えているとき
堂々と自分の父親に敬語を使っているのを聞いて驚きました。
伝統芸能の家だから日本語も正しい、
というわけではないのですね。



私は明確にいつ習ったか覚えていないのですが
とにかく「人前で親に敬語は使わない」というのは
学校で習ったと記憶しています。

いつからかそれを学校で教えなくなったのか?

もし教えていたとしても、これだけ年中聞いてしまうところを見ると
さほど力を入れて教えているとも思えない。


言葉は時代にあわせて変化していくもの。

しかし敬語がなくなってしまうのもどうなのか。

とはいえ、なくなっても致命的にコミュニケーションに
支障を来すわけではないかもしれない。




てことは、いずれ敬語はなくなっていく??



うーん。だんだんそんな気がしてきた(笑)


遠い先のことはわからないけれど
少なくとも近未来くらいまでは
個人的には敬語はなくならないでほしいです。




敬語、がんばれ。

日本語、がんばれ。

「タイピスト!」〜ラブコメあれこれ〜

$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-タイピスト


しばらく前、銀座で見てきました。
よく拝見している方のブログで褒めてあったので
なんか「当たり!」の予感がしたのです♪


そして…おかげさまで楽しんできました!


これはフランスのラブコメ。
私の好きなロマン・デュリスと、素朴系大柄女子デボラ・フランソワが主演。
保険会社の経営者デュリスと秘書ローズのお話です。

ローズはタイプを打つのが早いのですが
それをデュリスがもっと鍛えて全国大会、さらにはふたりで世界大会に挑むという
「タイプといいながらスポ根的」と表現している人もいるような
がんばりストーリーを軸に、ふたりの関係がラブラブに変化していきます。



時代設定は1950年代ということで、
そう! 衣装や小道具だけでも超かわいい!

この時代の女の人の洋服って、
女性を女性らしく見せるためだけに考えられていたようなものばかりで
私は大好きなんです。
(その「女性らしさ」についてはその後いろいろあるわけですが
ひとまずそれは置いておいて、単純な見た目の好みとして)


タイプ大会で勝ち進むにつれ
ふたりの気持ちも紆余曲折しながらも盛り上がり
素朴な女の子が恋をしてどんどんキレイになって
最初はなかなか素直になれない男も、最後は彼女に首ったけドキドキ


見ている私も、超ハッピーな気分になれました。



前から何回か書いていますが
基本私はラブコメは苦手。というか、苦手なものが多い。

じゃあラブコメの好き・嫌いって何が基準なのかというと…


これはもう単純。


見ていて


きゃあ~~~~~~ドキドキ
しあわせ~~~~~合格



という気持ちになれるか、なれないか。

それだけだと思っています!!!



で、この映画は「なれた」わけです(笑)




己のラブコメ鑑賞史を遡ってみるに…(おおげさ)


そもそもなぜ苦手意識を持ったかというと、たぶん
(ファンの方、すみません!あくまで個人的好みなので)
今や大御所のトム・ハンクスとかメグ・ライアンが若い頃のラブコメ。
あのあたりがぜんぜんダメだったのです、私にとって。
完ぺきにときめかない(笑)


で、アメリカのラブコメって私はダメなんだーと思っていたところに
キャメロン・ディアス登場。
「メリーに首ったけ」とかね。
よかったです。



$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-メリー


うわ、なんとこれは1900年代末期の作品(笑)
お相手はベン・スティラー。


キャメロンでは、ずっと最近になりますが
まだまだ髪が豊富だったジュード・ロウと共演したガーン
「ホリデー」も大好き。
これは2006年。


$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-ホリデー



それからリース・ウィザースプーンの
「キューティ ブロンド」(2001年)。

$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-ブロンド



というようなものが、私は好きでした。




あー、思い出した!!


私がまったくときめかなかったのが他にもありました。

日本ではそれこそ一世を風靡したジュリア・ロバーツのラブコメ。
これもダメでした。
あの有名な「プリティ・ウーマン」も
洋服を買いまくるシーンにはわくわくしましたが(笑)
私の中のリアリストが目を覚まし
「いくらなんでも青年実業家とコールガールでは
おとぎ話も度がすぎるのでは…」などと思ってしまって沈没。
(白馬に乗った王子様に夢を持てない女?)
さらに、本当に運よく王子様に出会っただけで
女性のほうにあまり魅力を感じない…というのも原因だったかも。
他のロバーツ作品も、このトラウマからか?しっくりこなかった。



でもジュリア・ロバーツは、最近の「白雪姫と鏡の女王」で
見事な意地悪継母女王っぷりを見せてくれて
すっかり見直しました。


$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-白雪姫





メグ・ライアンやジュリア・ロバーツは
ラブコメがヒットしすぎて、ラブコメ年齢を過ぎた後苦しみましたが
リースなどはラブコメ外にもバランスよく出ていたので
ラブコメ色一辺倒にならずにすんだように思います。


話がついに「タイピスト!」の戻りますが(笑)
お国柄か、フランスでは「ラブコメの女王」みたい人を作り上げることはなく
(ラブコメ自体も少ない?)
芸の幅のひとつみたいな気がします。



そして個人的にロマン・ディリスには
次は「危険な男」の役、期待します!

温泉の脱衣場でバスタオルがなくなる

私は特に神経質なほうでも衛生概念が発達しすぎた人間でもなく
自分ではごくごく普通と思っています。

しかしスパとか温泉では、
館内スリッパを人に間違えて履いていかれるのは絶対いやで
自分のスリッパは持って入って、脱衣カゴの横に置いたりしています。



一昨日、スパと絶景露天風呂が名物のホテルに泊まったときのこと。


そこは露天風呂の脱衣場にタオルが用意していなくて
部屋から持っていくスタイルでした。


平日とて人は少なく、私が脱衣場に入ったとき
L字型の脱衣棚のはじっこの2,3個のカゴが使われていて
(たぶん一緒のグループ)
他には誰もいなかったので
私はL字のコーナー部分のカゴを贅沢にも2個使い、
1個にはバスタオルとスリッパ(カゴの外に)、
その下のカゴに脱いだ服と着替えを入れてお風呂に入りました。


私が入っている間に、先に入っていた三人くらいのグループが出ていき
私はひとりでお風呂を独占♪

そこまではよかったのですが…



出ていったらなんと。


脱衣カゴに入れてあったバスタオルがなくなっているではありませんか。


スリッパだけが残っていましたが…



まさかと思って、他の人が使っていたカゴのほうを見ると、
くたくたっとなったバスタオルが一枚残っている…


ま、まさか……



間違えて私のバスタオルを使って、持ち帰った?



しかも残されていたタオルは、
びしょびしょではないものの
まったく使ってないとも思えないハンパな状態ガーン




最初に書いたように、私は衛生面でひどく神経質なわけではないですが



さすがにそのタオルは使えませんでした。




まぁお風呂に持って入った小さいタオルはあるので
なんとかしのげるし
髪は部屋に帰って乾かせばいいとして…



あれだけ空いている脱衣場で
人のタオルを間違えて使うって



どんだけ雑???





気持ち悪くないんかーーーー!!!

と心の中で叫び、頭から(暑さと別に)湯気を出しましたね。



ところが運よく、ちょうどそのとき「定期清掃の時間」がやってきたらしく
係の女性が入ってきたのです。



エンジェルや~~


と思いました。



で、事情を話したら、すぐバスタオルを持ってきてくださいました。
本当に助かった。


そしてその方いわく、バスタオルを間違えていく人って
けっこういるそうです。
それどころか、お揃いの館内着を
間違えて着て帰る人もいるとか叫び





世の中けっこう大ざっぱ?おおらか?な人がいるのですね…




次回は風呂敷とか持っていって
全部をすっぽり包んでしまおうかと思います…


最近のうちの猫

我が家の猫、タバサ。二才ちょっと。

赤ちゃんの頃はびっくりするほど身が軽く
気がつくと冷蔵庫の上に乗っていたり
私の体を駆け上がってきたりと超お転婆娘でしたが
いまはどっしり貫禄が付き
冷蔵庫の上に上ることはありませんにひひ


そこそこ高いところには、まだ音もなくひらりと飛び乗りますが
降りるときはけっこうドスンという音がすることがあり
夫は「そのうち骨折するのでは」とあんじておりますガーン


しかし元気です。
我が家の人員の愛を一心に受けて
毎日を平穏に過ごしております。




最近のタバサをご紹介します。


$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-廊下2


よくこんな感じで、廊下にごろんと転がって
リビングにいる私たちを眺めています。




$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-のり2


タバサは海苔が大好き。
なので人間が海苔を食べるときは、
まずタバサにあげてから自分が食べるのがお約束。
これは息子が海苔ご飯を食べているところ。
タバサにはもちろんこの前に海苔をあげていますが
まだ欲しくてしょうがなくて
膝の上からじっと海苔ご飯を見ています(笑)








$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-お風呂1


この前のこと。

お風呂を洗おうと、お湯を抜いたら…



$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-お風呂2


ぽーんとタバサがバスタブに飛び込んできました。

まだまだ身軽(笑)


「洗えないからどいて~」と言いましたら
「え? なにか?」という顔をしてとぼけています。




$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-お風呂3


明るいところにいると、猫の目は怖い(笑)




$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-縮小


暗いところだと瞳まっくろで可愛い!と思ってしまうのですが
本人的には同じ顔してるだけ。
いまさらながら本当に猫の目は不思議です。



「ジャンゴ〜繋がれざる者〜」〜禁断のテーマにどっきり〜

$更年期をヒラリとかわす!女のプチ鬱ヒーリング日記「笑いながらタメ息」-ジャンゴ


昨年製作、今年日本公開のアメリカ映画。
ご存じタランティーノ監督の西部劇です。


長い! 165分?
でもスタイリッシュだしコメディ調だし
最後は爽快大殺戮?復讐を果たす?勧善懲悪?
スカッと終わるのは正統派西部劇のお約束通り。
監督の持ち味充分に堪能できるし、私はとても楽しめました。
(大量の血が流れるので嫌な人はいやでしょうが、それはこの監督作ではいつものことなので)


主演はジェイミー・フォックス、
クリストフ・ヴァルツ(この人ドイツ人かと思っていたらオーストリア人でした)
そして凶悪な南部の農園主にディカプリオ!

そう、時代は南北戦争の少し前という設定です。


で、通常のというか昔の西部劇と何が決定的に違うかというと…


主人公が“奴隷”なんですね。
解放された奴隷の西部劇。
奴隷が白人を殺しまくるんです。



主人公のジャンゴ=ジェイミー・フォックス(カッコイイです)は奴隷。
それをドイツ人の賞金稼ぎに助けられて自由を与えられ
一緒に賞金稼ぎをしつつ、同じ奴隷だった妻を探して助け出そうとする物語なのです。



リアリティを追求した映像ではなく一種独特の映像なので
それほどは感じませんでしたが
なんせ最初は、ボロをまとって足を鎖でつながれて
一列になって荒野を歩かされる黒人奴隷のシーンからはじまります。

オシャレでカッコいいイメージの俳優
ジェイミー・フォックスが、裸足で鎖に繋がれた奴隷役…

もちろん、まったく本人や周りの心理なんてわかりようもないですけど
実際どんな感じだったんだろうと思ってしまいましたよ。
ていうか、こういう映画を撮るってことは
監督自身は差別意識がまったくないからこそ撮れるんだろうなとも。


何年前だったでしょうか、いま調べたら2001年。
「チョコレート」でハル・ベリーがアフリカ系アメリカ人では
初のアカデミー賞主演女優賞を受賞。
そのとき「えーーー、ようやく今なのかー」と思った記憶があります。

それから10年ちょい。
奴隷役を人気俳優が堂々とやる時代。



アメリカの事情はまったくわかりませんが
遠くはなれた日本の国民ですら、なんだか勝手に感慨深いものがあります(笑)



これを娯楽作として世に送り出すことができるのも
タランティーノ監督ならでは、なんでしょうか。



もちろん、むずかいしこと考えなくても楽しめる作品ですよん。





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