毎日新聞 2015年07月27日 00時33分(最終更新 07月27日 02時11分)
http://mainichi.jp/select/news/20150727k0000m030101000c.html?inb=fa
【台北・鈴木玲子】台湾で日本の学習指導要領にあたる「課程綱領」が改訂され、9月の新学期から歴史などで改訂教科書が使われる。そのうち高校歴史教科書の改訂内容が「中国寄りだ」と反発した高校生たちが教育部(教育省)の庁舎に突入、33人が逮捕されるなど混乱が続いている。背景には、若者世代への台湾人意識の浸透と中国への警戒感の高まりがあると指摘されている。
◇抗日抗争の項目新設
トルコ:治安悪化懸念…反撃受ける恐れ ISとクルド空爆
毎日新聞 2015年07月26日 23時33分(最終更新 07月27日 01時46分)
http://mainichi.jp/select/news/20150727k0000m030085000c.html?inb=fa
【エルサレム大治朋子】トルコ軍が24日に過激派組織「イスラム国」(IS)のシリア軍事拠点と反トルコ政府武装組織クルド労働者党(PKK)のイラク軍事拠点の双方を空爆したことに伴って、トルコ国内の治安悪化が懸念されている。「二正面作戦」に対する双方からの反撃が予想されるからだ。特にトルコ国内の少数民族クルド人は、IS対策に便乗した「民族抑圧だ」と反発を強めている。
【ことば】クルド労働者党(PKK)
クルド民族のトルコからの分離独立を求め、オジャラン党首が1978年に創設。84年に武装闘争を開始した。トルコ国境に近いイラク北部の山岳地帯を拠点としてトルコ国内で爆弾テロなどを実行し、これまで市民ら約4万人が死亡したとされる。オジャラン党首は99年に拘束され、国家反逆罪などで死刑判決を受けたが、2002年に終身刑に減刑されて服役中。13年3月に獄中から停戦声明を出し、それ以降は安定した状態が続いていた。
小型機墜落:ドーン、炎と悲鳴 「まだ娘が中に」
毎日新聞 2015年07月26日 21時33分(最終更新 07月27日 01時15分)
http://mainichi.jp/select/news/20150727k0000m040049000c.html?inb=fa
日曜日の昼前、くつろぎの住宅街に突如、惨禍が襲った。東京都調布市で26日起きた小型プロペラ機の墜落事故。搭乗者2人のほか、住民1人も巻き込まれて犠牲になった。飛行場のすぐそばで暮らしてきた付近住民に衝撃と恐怖が広がった。
◇巻き添え死、極めて異例
小型飛行機による事故は空港での着陸失敗や、山中や水田への墜落が多く、市街地への墜落は珍しい。地上にいた住民が巻き添えで死亡した事故となると、さらに異例だ。
2001年5月19日、三重県桑名市の上空でいずれも民間所有のヘリコプターと小型飛行機が空中衝突し、民家2棟と共に炎上した。今回と似た事故だったが、死亡したのは6人の搭乗者だけだった。
一方、米軍機には住民を巻き込んだ死亡事故があり、1977年に米軍の偵察機が横浜市内に墜落して民家2棟が全焼し、住民の幼児2人が死亡した。【日野行介】
◇グラウンド、異音に騒然
新国立:自民、検証8月半ばまでに…稲田政調会長
毎日新聞 2015年07月27日 00時24分
http://mainichi.jp/sports/news/20150727k0000m010098000c.html?inb=ra
自民党の稲田朋美政調会長は26日のNHK番組で、新国立競技場の建設計画を白紙撤回した問題について「反省を生かした形で、方向性や理念をお盆前に政府に提案する」と述べ、党行政改革推進本部で検証のうえ、来月半ばまでに提言としてまとめる方針を明らかにした。
中国:NHK番組が10分以上中断 当局検閲か
毎日新聞 2015年07月27日 00時46分
http://mainichi.jp/select/news/20150727k0000m030105000c.html?inb=ra
中国で26日夜、NHK海外放送のニュース番組が10分以上にわたって中断し、画面が真っ暗になり見えなくなった。中国の人権派弁護士ら300人以上が拘束されたり一時的に呼び出されたりした問題を扱った特集について、当局が検閲したとみられる。
中国:外国NGOの規制強化 公安相、法案制定に意欲
毎日新聞 2015年07月27日 00時50分
http://mainichi.jp/select/news/20150727k0000m030107000c.html?inb=ra
中国の郭声コン公安相は25日、中国国内で活動する外国の非政府組織(NGO)に関する座談会で「外国NGOの活動を法に基づき指導し、規制していく」と述べ、全国人民代表大会(全人代)が審議している「外国非政府組織管理法」の制定を推進していく考えを表明した。公安省が26日明らかにした。
内閣支持が最低43%…不支持49%、初の逆転
「読売新聞」2015年07月26日 22時01分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150726-OYT1T50098.html?from=ytop_main4
読売新聞社は24~26日、安全保障関連法案の参院での審議入りを前に全国世論調査を実施した。
安倍内閣の支持率は43%で、前回調査(7月3~5日)の49%から6ポイント下落し、2012年12月の第2次安倍内閣発足以降で最低となった。不支持率は49%と前回の40%から9ポイント上昇して最高となり、初めて不支持率が支持率を上回った。
「我々はもうけるだけ」ウナギ増産、中国の怪
「読売新聞」2015年07月26日 18時11分
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150726-OYT1T50032.html?from=ytop_main7
絶滅の恐れがあるとして資源管理の対象となっているウナギだが、中国の養殖業者は増産の動きを加速させている。
絶滅危惧種に指定されているニホンウナギは稚魚が減少していることなどから、日本、中国などが非公式協議で養殖量を制限する方針を確認。今年も養殖量を2割減らすことで合意しているはずが、中国国内の養殖の現場を歩くと、全く異なる実態が浮かび上がる。
◆伸びる国内消費
◆「闇ルート」
「絵」が語る旧満州政策 日文研、帝国膨張と「宣伝」読み解く
「京都新聞」2015年07月26日 20時00分
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150726000099
旧満州などの風景や日本兵が描かれた絵はがき=国際日本文化研究センター提供
国際日本文化研究センター(京都市西京区)の国際共同研究会が、戦前戦中に日本が進出した旧満州(現・中国東北部)など外地と呼ばれた地域の絵はがきや写真、旅行パンフレットといった約2万点の画像資料から、当時の日本の植民地政策や宣伝を読み解く研究に取り組んでいる。研究会は「文字資料では分からない大日本帝国の膨張や中国の都市が近代化されていく過程が可視化できる」としている。
【陸前高田】震災と火災乗り越え上棟式 荘厳寺完成願う
「岩手日報」2015/07/26
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/news.cgi?hi=20150726_3
仏事を行い、工事の無事を願う三宮憲定住職(中央)ら
東日本大震災で住職が亡くなり、昨年1月に火災で本堂と庫裏(くり)が全焼した陸前高田市竹駒町の荘厳寺(しょうごんじ)(三宮憲定(さんのみやけんじょう)住職)は25日、本堂で上棟式を行った。壇家(だんか)や関係者約50人が、一日も早い完成を願った。
震災、食で回想 仙台市職員らが勉強会
「河北新報」2015年07月26日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150726_11032.html
震災直後の食の思い出を語り合う参加者ら
仙台市職員を中心とした有志の勉強会「Team Sendai」が22日夜、「食」を通して東日本大震災を振り返るイベント「3月12日はじまりのごはん」を市役所で開いた。
大熊に伝承、熊川稚児鹿舞がいわきで復活
「河北新報」2015年07月26日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150726_65037.html
華やかな衣装を身に着け、舞を披露する子どもたち
福島県大熊町に200年以上前から伝わり、東日本大震災で一時活動を休止した熊川稚児鹿舞の練習見学会(いわき地域学会主催)が18日、いわき市のホテルであり、復活した舞を披露した。
支援感謝 奮迅誓い出陣 相馬野馬追が開幕
「河北新報」2015年07月26日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150726_65030.html
陣羽織姿で神事に臨む関係者=南相馬市の相馬小高神社
人馬一体の軍事教練を起源とする国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」が25日開幕し、相馬地方の3神社で出陣の儀式が執り行われた。27日までの日程で、騎馬武者が勇ましい戦国絵巻を繰り広げる。
双葉町長も“ドンワッセ” 夏の風物詩「いわきおどり」開幕
2015年7月26日 福島民友ニュース
http://www.minyu-net.com/news/news/0726/news10.html
息の合った踊りを披露する伊沢町長(前列左から2人目)と双葉町民ら=いわき市植田町
いわき市の夏の風物詩「いわきおどり」は25日、同市勿来、四倉両地区で開幕した。踊り手たちは「ドンワッセ」の掛け声を響かせながら踊り流し、復興へ向け地域を盛り上げた。
新産業創出で人口減克服 避難12市町村将来像・最終案
2015年7月26日 福島民友ニュース
http://www.minyu-net.com/news/news/0726/news8.html
東京電力福島第1原発事故で避難指示が出た12市町村の将来像について、復興庁が設けた有識者検討会は25日、県庁で会合を開き、提言の最終案をまとめた。住民の帰還と移住の促進に向け、ロボット産業の集積や再生可能エネルギーの飛躍的導入などにより新産業を創出し、震災前から続く人口減少の克服を目指す。検討会は月内にも政府に提言を出す見通し。政府は来年度予算の概算要求に必要経費を盛り込む方針だ。
《ぐるっと点検ぐんま》災害応援協定 県境越え助け合い
「上毛新聞」2015年7月26日(日) AM 11:00
http://www.raijin.com/ns/8214378710766356/news.html
大規模災害発生時に被災した自治体の要請に応じて支え合う災害応援協定。県内市町村も関係自治体や企業、業界団体などと締結し、救援物資や資機材を確保している。本県は地震や水害などの自然災害が比較的少ない地域性から、被災者の一時受け入れを担う役割も期待される。東日本大震災では物資提供や職員の派遣などで協定が効果を上げており、首都直下地震などを想定して同時被災の可能性が低い遠隔地と協力体制を築くケースも目立つ。
【東京】東日本大震災忘れない 子どもたちに学びの機会を 千代田で募金
「東京新聞」2015年7月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150726/CK2015072602000137.html
東日本大震災で被災し、困窮する子どもたちを支援する公益社団法人「チャンス・フォー・チルドレン東京事務局」(江東区)は二十八日、千代田区の東京駅丸の内口、東京中央郵便局周辺で街頭募金活動を行う。正午~午後二時。支援の求めが募集定員を大きく上回る状況が続いているためだ。 (柏崎智子)
【東京】被災の記憶 4人が語る 文京できょう「聞く会」
「東京新聞」2015年7月26日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150726/CK2015072602000136.html
死者・行方不明者が一万八千人超に上った東日本大震災から四年がたち、記憶の風化が懸念される中、東京新聞は二十六日、東北地方のブロック紙・河北新報社(仙台市)と共催で「東日本大震災を忘れない~被災体験を聞く会」を文京区の文京シビックホール地下一階、多目的室で開く。午後六時半~同八時。入場無料。事前申し込み不要。