先週、休みをいただいて、千葉まで出かけてきました。川村記念美術館ニコニコ


先週1回目の展覧会はこちら。

森美術館は午後半休でも大丈夫ですが、川村記念美術館は千葉県の佐倉市というところにあるので、1日休みのほうがよいと思います。先週は週3.5日勤務になってしまった…。


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https://kawamura-museum.dic.co.jp/application/files/9317/0743/8533/carlandre_flyer.pdf


こちらの美術館はコレクション展もよいことが多くて(入れ替えずに展示されている作品も多いですが)、1年に1回程度のペースで訪問しています。同じ作品を何度観ても、その時の気分などでも観え方も変わってきますしねにっこり



今回の特別展は、ミニマル・アートの代表的な作家といわれているカール・アンドレの日本初個展。


ミニマル・アートかぁ…わからないかもしれないなぁ…と思いながら向かいました。

先ほども掲載した記事で、「もちろん環境に悪影響をできるだけ与えないようにしたいという思いは新たにしました。同時にその難しさも感じています…。←なぜか小文字昇天と書いたばかりなのに自家用車で行ってしまいました無気力

個人的には「詩と彫刻、その間」と言ったほうがしっくりくる展覧会でした。
よくイメージされる「彫刻」とは異なるであろう、工業的に加工された素材を並べた作品たち。なんとなくですが、それらはカール・アンドレ自身の詩や、彼が過ごした工業都市からの影響を受けているように感じられました。


ポスターに使われている杉の角材による階段も、彫刻なのです。組み合わせは指定されておらず、美術館側で組み上げるそうです。

「"場"としての彫刻」というフレーズも紹介されていましたが、もちろんミニマル・アート以外もそうですが、作品が展示される場と一体で味わえるものだということがよく感じられました。



「私たちのエコロジー」と同様に、音声が流れたり作品を踏むことができたりするのは不思議な共通点でした。「私たちのエコロジー」の影響で、こんな立派な杉を切ってしまい可哀想…と一瞬思いましたが、花粉症なので杉は切ってほしいかなとも思いました(日本の杉ではなさそうですが爆笑


工業的に加工された素材たちも、ひとつひとつ違う表情があり、展示室との組み合わせもあり、細かく観たり遠目で観たりと楽しめる展示会でした!

「ユニット」と呼ばれるパーツの組み合わせ、工業製品っぽいということもあり、日々の生活や出先でも見かけるようにも思いました。ミニマル・アートもアートも普遍的なもの大あくび



本日から新年度ですね。

わたしの所属はほとんどメンバー自体は変わらないのですが、よりよい仕事ができるように精進いたします。

仕事以外も、このように展覧会に出かけるなど、大切な人たちと過ごす時間も今までどおり大事にしていきたいです。人はいつまでも変わらず生きられるわけではなく、機会もいつまでもあるものではないので、できるうちにできることをしておきたいです。


4月始まりでない方や、年度にこだわりのない方もいらっしゃるとは存じますが、

2024年度、皆さまにとっても素晴らしい1年になりますように飛び出すハート