突然ポエムを書き始めたわけではありません。

私たちのエコロジー


こちらの展覧会に行かせていただきました。

会期ギリギリ…!


自分の都合で環境問題には子どもの頃から興味があり。

利己的な性格なので、快適に暮らすためには環境も大事だよね、自然も好きだし綺麗なままでいてほしいよね、という軽い気持ちで向かいました。

スキー場も地球温暖化の被害を受けていますしね!

アート作品を観るのも好きで、現代アートってよくわからないからか、なぜか絵画よりも時間がかからないので、ちょっと覗きにいこうかなと。

(このポスターや概要の説明をきちんと見ていればこのような考えに至らなかったでしょう。)


午後休みをいただいて、「平日昼間の六本木は海外からの旅行客ばかりだ〜日本に来てくれてありがとう〜」などとふらつきながら、のんびり向かっていたのですが、展示を観始めて「これは時間が足りない…!」と焦り始めました。


現代アートはよくわからないというのは変わらないのですが、ひとつひとつ考えさせられるので時間が足りなくなります。わたしの場合、アートに対する造詣が深くないため、アートとしてどうかという観点ではなく、環境問題としての観点がメインでした。



展示の内容はこちらからも一部ご覧いただけます。撮影禁止エリアもそれなりにあり、うろ覚えですがリンク先の作品は撮影も可だったように思います。


ただ、何事もそうですが、写真では全てを捉えることはできないのです。

ご興味のある方はぜひ現地で、リンク先の画像でいう、真珠の浮かぶ青い美しい部屋の音を聴き、5トンの帆立の殻を踏んでいただきたいです。美術館にヒールの靴はおすすめしません。火曜日以外は21時30分まで受付可のようですが閉館までの30分では観終わらないと思います。


もちろん体験型以外の展示も強いというか、考えることで実質的に体験させられているような感覚でした。言葉で伝えるのが難しく、変な日本語で申し訳ありません。


展示を観ながら、中学生の頃に読んだ「沈黙の春」を思い出していました。生き物の出す物音のない春。

身内をこのような場で褒めるのも恥ずかしいですが、わたしの母は賢い人で、子どもたちに自然や食、知識などの大切さを教えてくれました。
読書の習慣を身につけてくれたことにも感謝しています。


人間も地球の一部で、人間含めて生命はそれぞれ尊いけれど、人間の選択によって破壊されるものもある。傲慢なことでもありますが、人間は、わたしは、これからどういう選択をしていくのか?などと、自然や家族のありがたみを感じながら考えました。



会場から脱出した頃には疲れ切っていて、都会の様子をぼんやりと眺めながら再度ふらつきました。

ただの雲で隠れているビルが妙に気になるような変な気分でした。


週末のスキー場は冬から春になったな…と感じる陽気でしたが、今日の東京は冬に逆戻り…。


環境について考えていたら、なぜか帰りにマクドナルドに行かなくてはという使命感が生まれました。

倍チーズバーガー

(ブロッコリートッピング)

マクドナルド、普段行かないですし、こんな妙なハンバーガーも初めてです。



振り返ると、2つの欲求が生まれていることに気付きました。

・自然に触れたい。山の空気の匂いを嗅いで、海の砂や水を触りたい。←これはわかる

・人工物に触れたい。環境や身体に悪そうなことがしたい。←これは自分でもなぜなのかわからない。マクドナルドさんの製品が身体に悪いと言っているわけではないです。久しぶりに食べてみてむしろ想像よりもヘルシーな印象を受けました。

※ ここで「環境を守りたいという強い欲求が生まれました」と書きたいところなのですが、利己的で恐縮です。ブロッコリーバーガーに関して振り返るとこの2つということで、もちろん環境に悪影響をできるだけ与えないようにしたいという思いは新たにしました。同時にその難しさも感じています…。


欲求が違いすぎて、宝塚ファンの友人がDVDを観せてくれた「BADDY」というショーを思い出しました。人の中には正義も悪もある。白だけでも黒だけでもなくていい。


話が逸れました。

しかも最後脱線したまま終わるのですが、今思うと自分の中でブロッコリーは自然の象徴なのかも…。

インターネット上の好きな書き込みで、「ブロッコリーは凝縮された森」というものがありまして…。


わたしはブロッコリー大好きですし、倍チーズバーガーブロッコリートッピングも美味しかったです!

真面目に環境について考えている瞬間もあったのにこのような投稿になり残念です。会期は今週金曜日、3月31日までです!