IELTSリスニング・イギリス英語とアメリカ英語 | IELTS勉強法/IELTS攻略・対策・独学(留学へ)

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こんにちは。

今日は、イギリス英語とアメリカ英語の違いについて書きたいと思います。


良く、ブリティッシュアクセントとアメリカンアクセントは違うと聞きませんか。

これ、英語の勉強を再開した最初の頃、全く分かりませんでした。

聞いてても、どちらがどちらという以前に、どう違うのか全くわからなかったのです。


ですが、イギリスに約2年住んでいる今では、なぜ同じように聞こえていたのかが逆にわからないくらい、違います。。。


良く言われる例は、アメリカンはRサウンドを、巻き舌で発音しますが、イングランドではしません。

中学生の時、この巻き舌ができずに苦労しましたが、しなくて通じるわけです。

因みにアメリカ人にも巻き舌にしなくてももちろん通じます。

ただイギリスで教育を受けたと思われるかもしれませんが。


また、アメリカンではTサウンドをLに近い音で発音する場合があります。

これらの格好の例は、

A bottle of water

じゃないでしょうか。

イギリスでは、

ボトル オブ ウォーターと

ゆっくり言えばそう聞こえます。


アメリカンだと、

ボロル オブ ウォーラー(更に最後舌を巻く)

のように聞こえます。

こうやって聞いてみると全然違うと言うことが分かると思います。


カタカナは無理がありますが、誇張するとそんな感じです。


因みに、イギリスのTサウンドはすごく強いです。

紅茶のTEAを通じさせるのが意外に大変です。簡単だと思いながら、難しいのです。



弱いとPのサウンドにネイティブには聞こえるようです。

たとえば、予約するときに、TANAKAなどと言うと、PANAKAとなったりします。


コツは・・・めちゃくちゃはっきりTを出すことです・・・。ティーーと。何のこっちゃという感じですが。


もちろん、地域によって、程度差はイギリスにもアメリカにもありますので、一般論ですが。

ちなみに、イギリス北部のアクセント、スコットランドのアクセントは、私はリスニングできません。。

有名なシェリル・コールなんて、何いっているのか、8割わかりません。

彼女がアメリカにわたるということで、アメリカ人も理解できないだろうと言われたくらいですが笑。


また、スペリングも違いますよね。

たとえば、recogniseがイギリス式、recognizeがアメリカ。

単語も違ったりします。

aeroplaneがイギリス、airplaneがアメリカ。最近まで私知りませんでした汗

また、挨拶も、イギリスでは良く、ありがとうの意味で、Cheers, Lovelyなどを使いますが、

アメリカではあまりないのではないでしょうか。


最初、バスの運転手にCheersという人を見て、何乾杯だって・・・

パブリックトランスポートの運転手に向かって不謹慎だな

と思った私は何なんでしょうか笑。


因みに、トランスポートもイギリス、トラスポーテーションがアメリカですかね。


などなど。きりがないのでやめますが、リスニング的には違いが分かってくると、

それなりのレベルになったと嬉しくなるもんです。


因みに、イギリスに留学される方は、もちろん個人の自由ですが、

イギリス式のアクセントに慣れていた方がリスニングはもちろん、

しゃべるときも無難ですよ。


アメリカンアクセントだと、突っ込まれたり、冗談でからかわれたりします。

ウォーターが欲しいんでしょ、ウォーラーじゃなくてなど笑。


もちろん、アメリカ人の中には、イギリスのアクセントを、何というか知識人ぶっている、

というような感じで、冗談で揶揄したりする人もいました。


この辺を笑いにしたシーンはフレンズでもたくさんでてきます。


お互い様なんでしょう。


イギリスでは、イギリス英語にプライドももちろんあるようで、

先日、職場である条約の引用を書面でした際、なぜか原文がアメリカ英語になっていて、

recognize

となっていました。


ただ、引用なので、そのままにしておき、上司に見せたところ、

ん?これはzだっけ?

と言われ、

あ、それはアメリカ英語ですと言ったら、

引用部分なのに、sに直していました。


このとき、実際には、

これはAmerican Englishで、というと、

何か変で、British Englishというのも本来何かおかしいわけで、EnglishはEnglishだろうと、

そういう意味を込めて、

zは、Americanです。

Englishではsであるべきです。

と言ったら、何か嬉しそうでした。


もちろん、これは私と上司との個人的やりとりなので、みんなこうだと一般化できる話しではないですが、おもしろいなあと思った瞬間でした。



イギリスで留学や仕事をされる方は、現地の文化等を尊重するという意味でも、

一度、歴史や、言葉について勉強されても良いかも知れません。

こうした知識などがあると、きっと、こちらも敬意をもって接してもらえるでしょう。


綺麗なクイーンズイングリッシュが身につけられれば、IELTSでも高得点なんでしょうがねえ。


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