フットケアはむずかしくない | 足から健康 櫻井寿美

足から健康 櫻井寿美

足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
日本人の足の環境をさらに良くして、
「元気で100歳」を一緒にめざしましょう。

気温も上昇し、「もう革靴なんて履いてられない」と、サンダルを探しに来店されるお客様が増えて参りました。

 

私は普段、革のスニーカーで過ごすことが多いのですが、確かに靴の中が暑い!そんな時、サンダルに履き替えてみると、足だけでなく、体全体が開放感にあふれるのです。

 

足元の環境って、大切ですね。

 

で、この暑さの中で、サンダルに履き替えようとしたときに気になるのが「かかと」まわり。

 

ご自身の「かかと」をちょっと観察してみましょう。

 

見た目はどうですか? 皮膚が荒れた様子はありませんか?

手触りはどうですか? ザラザラ、ゴワゴワしていませんか?

 

というか、改めてかかとを観察する機会など、ほとんど無いのではありませんか?

 

お顔となると、基礎化粧品などを取り揃え、この時期にはUVカットバージョンも準備し、ファンデーション、パウダーを使い、終日人前に晒された顔もまた、お風呂上りなどに懇ろなお手入れをしてもらえます。

 

が、足はどうでしょう。

 

冬場、よほどかさつきが厳しくなった時のみ、かかとクリームを塗ってもらえる程度ではないでしょうか。

 

同じ皮膚なのに、この格差はあまりにも酷い。と、足の仕事をしている私は常々憤っています。

 

フットケアの第一歩、それはご自身の足の様子を観察すること。足を観察するポイントは、足趾、足趾の間、足の爪、足裏、踵。

 

フットケアの大きな目的は、健康な足を維持する事です。足の爪にネイルを施したりするのは、その後の話です。

 

ということで、足をじっくり観察することから始めましょう。つづく

 

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