皮膚をもっと大切に① | 足から健康 櫻井寿美

足から健康 櫻井寿美

足と靴の専門店を経営しながら足と靴の研究にも携わっています。
日本人の足の環境をさらに良くして、
「元気で100歳」を一緒にめざしましょう。

寒かった冬から、華やいだ春へ季節が移り変わると、気持ちも体も軽くうきうき感じられ、何か新しいことを始めてみようかという気持ちなども湧いてきます。この先には、梅雨や酷暑が待っていることが分かっていても、やはり春の訪れは嬉しいものです。

 

反面、この時期気になるのが紫外線。2月ぐらいまでは、まだ弱い紫外線ですが、3月から徐々に上がり始め、ゴールデンウィーク過ぎから8月にかけては、強い紫外線が降り注いできます。真夏になると、紫外線対策で上半身をすっぽり覆った人をよくみかけたりしますが、するのであればそろそろ始められた方がよさそうですね。

 

私といえば、子供のころから「地グロ」で知られており、実はそれほど日焼けを意識したことがありません。年齢を重ねた今も相変わらず黒いままで、今更紫外線対策もなあと思っております。

 

皮膚は、普段全く意識することはありませんが、生きていくのには非常に重要で、心臓や胃などの臓器の一つであるとも考えられています。

 

また、受精卵が卵割して胚葉となった頃、その外胚葉がさらに分裂して脳神経細胞と皮膚・髪・爪とに分かれることから、皮膚と脳は親戚であると考えられています。

 

それぐらい、皮膚というのは大切な役割を担っているのです。

 

全身やけどを負い、自分の体を守ることができなくなった場合には、非常に高度な専門治療が必要となることは、少し前に裁判が行われた、京アニ犯人の様子でも分かるかと思います。

 

いつもは、肌荒れが、とかシミが、程度の認識しかない皮膚ですが、生命維持のための大切な働きをしていることを再認識しましょう。

 

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