昨日、いつものように近所の銀行で、お釣り銭用の新札を交換してもらいに行ったところ、もうすぐ新札が発行されるため、新札交換はできなくなったと言われてしまいました。少し前であれば、手数料を支払えば交換してもらえたのですが、いよいよ旧札を刷るのを止められたのでしょうか。
新しいお札は、今年の7月3日から市場に出回ると、国立印刷局の特設サイトで紹介されていましたが、その中の説明で、お札のデザインに肖像が描かれているのは、人の顔や表情のわずかな違いにも気が付くという人間の目の特性を利用しているのだと書かれていました。
なるほど、これも不正防止の方策なんですね。
確かに「何か分からんけど、何かが違っている感じがして気持ち悪い」といったことは、日常生活の中で、どなたにも経験があるのではないでしょうか。私たちの目は自分が思っている以上に、精密な構造をしているようです。
でもその威力を発揮できていないのは、本人の使い方の問題のようですね。
ということで、お客様にはなるべく気持ちの良い新札をお渡ししていましたが、新しいお札が出回るまで、しばしお待ちくださいませ。