隣の女子高に五千円でさせてくれる子がいるという噂が流れたことがあった。だれもがいいとか悪いとか、高いとか安いとか。だれかしたとかしてないとか。大きな期待してるのに、級友と壺兄弟になるのはいやだとか。

はじめからホントにいるなら会ってみたいとおもったので、その女子高に学ランのままいってみた。下校時の正門、多くは訝しそうな顔、ニコニコこんにちわの子も。一時間いたけど収穫なかった。やっぱりそんなのいるわけないよとあきらめた。


セブンスターをタバコキープしてるいつもの喫茶店コーヒーでマスターとそんな話。連れがきて、内緒だと口止めしてたマスターが本当になにもいわなかったので、やつにはなにもいわないまま。一番最後までいた私をバイトのミーさんが呼び止めた。


話を聞いていた様子、歳上の女のひとは眩しくて、でも『五千円でいいよ、、、、なーんちゃって。もう終わるからまってて』と。独りで住んでるその部屋は髪とおなじいいかおりがした。結局隣の学校のサセコさんには会えなかったけど、私の青春はそのときからはじまった。
アルファでドライブすることになった。
田舎の風景は気持ちいい、でもなかなかレストランさえ見あたらない。たどり着いたところでランチ、>妹さん勉強しないし心配だ、今度はKEKOさんのはなし、親の決めた縁談がある、短大でてから戻ってきたけど本当は都会でOLしたかった、彼氏いたけど煮え切らないので置いてきた。>>かなりの時間四方山話、私にとっても新鮮、日が暮れてきたのでお家におくる。途中河原で夕日を眺める。もう、四方山話しながら求め合ってることは間違いなかった。>ちゃんとつけてね。。。。
今度は東に200km、KEKOさんの香りを風にさらわれないよう、窓を閉めてきってよるの国道をかえった。

いまはネットが主流だけど、当時は情報誌をくまなく見て個人売買の中古車をさがしていた。オールドファッションなアルファロメオ、真っ紅な一台を探し出した。アプローチは葉書か電話、即効性がある電話での交渉を試みる。まだ残ってたら見せて欲しいんだけど、、、、女の人のこえ>>はい、まだありますよ。見に来てくださいね。よかったら試乗してみませんか。ちょっと癖があるんだけどいい子ですよ。かわいがっていただけるかたにお譲りしたいんです。<<まだある、他に引き合い3件、週末に出かける予定としてその電話は切る。まだ見ないアルファにどきどきし、ちょっと麗しい声の持ち主にもちょっとドキドキ。

西に200km、軽四にのり、雨の国道をトコトコ走っていった。声の持ち主YOKOさんは学生さんで、ちょっと元気な子。よくサーキットにいくらしい。車はよく整備されていて完調そのもの。さすがに古いところはいろいろこのあとトラブル出そうだが、そこはテイストとばかりにいただくことをきめた。次週取りに来ることとした。

西に200km、今度は鉄道の旅、晴れていて気持ちがいい。到着して駅まで迎えにきてもらう約束だったけど、当日サーキットに出かけたYOKOさんに代わり、お姉さんのKEKOさんが出てきた。姉妹そっくり、でもちょっと大人の雰囲気、妹のことをお転婆だとか男勝りだとか。そのうち異性の好みだとか、ここは田舎なので娯楽がないとか。駅からおうちに着くまでの10分くらい。お代を渡し、ランチ一緒にどう?>

>>>つづく