そのまんま東が宮崎県知事に当選した。


 田中康夫が長野県知事になった時も???だったのだが、今度はもっと大きな???だ。


 何が悲しゅうて素人を知事に選ぶ、宮崎県民。ヽ(;´Д`)ノ


 私の疑問に、北野誠がラジオ番組で答えてくれていた。要するに、「官製談合・汚職政治」に飽き飽きした県民が、汚職などできるアタマもない人間を選んでみようか、と思ったのではないかと。だから中央とのパイプの強い元林野庁長官を蹴って、あえてしがらみの無い元タレントを選んだのだと。しがらみもない代わりに実務能力も無いかも知れないのに。


 意外にも北野誠は、素直にそのまんま東を応援していたと言う。東はかなり真面目に政治のことを考え、勉強していたのだから、決して不埒な気持ちで知事に立候補したのではないはずだ、と。そういえば芸能人からは、けっこう好意的なコメントがあった。全体に「おめでとう。頑張ってください」という論調だったから、そのまんま東、人柄はいいのだろう。


 「東さんが気をつけなあかんのは、女性スキャンダルだけですよ」北野誠は言う。以前それで警察のお世話になってるからなぁ・・・。あっでもこの発言、反対陣営に「そのまんまつぶし」のヒントを与えちゃったことにならないか。


行政に携わる仕事をしている知人にがいるので、聞いてみた。「そのまんま東、どうですかねぇ」と。知人の答えは、「ダメ」と一刀両断。行政の仕組みというのはものすごく複雑で、実務経験のない人間が一からその仕組みをマスターしようとしたら、1年ぐらいはかかる。それに県庁の職員はプライドが高いから、ど素人にあれこれ指示されるのは我慢できない。必ず足元見られる。知事の公約を守る前に、まずその辺でつまづくだろう、と。


 そのまんま東はその辺り、もちろん予め勉強はしているだろう。しかし所詮は論理だけのこと、行政一筋何年の職員から見れば、まるきり「わかってない」と思われるかも知れない。海千山千の県庁職員に丸め込まれて、いいように操られたりしないのかな・・・。東が一緒に仕事をする相手は、自分の陣営の支持者たちではない。どちらかと言えばアウェイで戦うに等しい。県庁職員の中に、そのまんま東に投票した人がどれだけいるかがポイントだ。


 宮崎県はその財源の60%以上(3068億円)を国からの地方交付税にたよる、言っちゃ悪いがビンボーな県である。そのまんま東がまずすべきことは、県の財政の建て直しだろう。実際公約に掲げた「公用車の廃止」「知事の退職金の廃止」「知事報酬の2割カット」「知事室備品の質素化(知事の椅子をパイプ椅子にするんだって)」の実行を、記者会見で宣言していた。そうやって草の根的に、節約をするつもりなのだろうか。しかし焼け石に水なのは、素人目にも明らかだ。パフォーマンスの匂いすらする。


 やっぱり有効なのは企業誘致だろう。どこにもパイプのないそのまんま東に、それができるのだろうか?あとは観光産業の活性化とか・・・?宮崎って名物なんだっけ?



 はっ!そういえば・・・宮崎シーガイアってどうなった?( ̄□ ̄;)


 

 24歳の女の子の人生相談に乗ってしまった。恋か仕事か、で悩んでるという。


 彼女(みなちゃん:仮名)は今年3月に理系の大学院を卒業予定。誰もが知っている、名の通った大企業の研究開発部に就職が決まっている。みなちゃんには付き合って1年の、同じ年のカレシがいる。就職したらカレシとは遠距離恋愛になってしまう。しかも彼は1~2年ごとに転勤のある職場である。もし今の彼と結婚するとしたら、仕事は到底続けていけない。そう思うと、「どうせやめるんだし」と思って、仕事に対するモチベーションがどんどん下がって来る・・・。ということだ。



具体的な結婚話は出ているの?


いえ、そういうわけではないんですが・・・でもあたし、今の彼以上の人はいないと思ってるんです。


向こうもそう思ってるっぽい?


・・・分かりませんが・・・でもこないだ会った時、将来もし結婚するとしたら自分は転勤の多い仕事だから、仕事は辞めて欲しい って言われました。


相手もまだ24でしょ?この先どうなるか分からないじゃない。


彼は24歳にしては考え方がしっかりしてるから・・・あたしとのことも真剣に考えてくれてると思います。


へぇ。でもみなちゃんの仕事とそのことと、どんな関係があるの?


それは・・・いずれ今の彼と結婚するんなら仕事は辞めなきゃならないし・・・そうすると2~3年だから・・・何だかやる気が失せてきちゃって・・・いっそ就職するのやめようかな、なんて思ってるんです・・・彼とも遠距離になっちゃうし。


就職せずに、今すぐ彼と結婚する?


そんな、今すぐってワケじゃないですけど・・・近いうちには・・・甘いですかねぇ?


甘いねぇ(笑)


でも、真剣に愛してるんです!その時に一番大事って思えるものを、優先したいんです。


だって「結婚しよう」って言われたわけじゃないんでしょ?みなちゃんが一人で、そんなことまで考えてるって知ったら、彼どんな気がするだろう?重いって思うんじゃない?


・・・・・・・


自分の人生を他人に丸ごと委ねるなんて、リスキーだと思うけどなぁ。


・・・やっぱりちゃんと就職した方がいいんでしょうか。


当たり前だよ。自分のやるべきことをまず一生懸命やらなきゃ。せっかく大学院まで行ったんだから。


そうですね・・・


彼とのことは、仕事を何年か一生懸命やって、それから考えても遅くないんじゃない?


そうかも知れないですね・・・仕事も一生懸命しないとダメですね。せっかく今まで頑張って勉強して来たんだし。



 先のことをあれこれ突っ走って思い悩むのは、若者の特権かもしれない。無限の未来がある、ということが大前提になっているのだから。中年過ぎたらそんな先のことまで考える悠長さはなくなる。今日明日を精一杯楽しんで生きなければ、いつ病気になるか、頭が働かなくなるか分からないからだ。若いっていいなぁ・・・。


 少々意地悪なことを言っただろうか。みなちゃんは若い女の子らしく、彼のことで頭が一杯だ。せっかく決まった仕事よりも、余程大事だ。子供の頃から優秀で、名古屋でもトップの工業大学へ進み、大学院まで行ったみなちゃんだが、彼のこととなるとそんな聡明さは影をひそめ、一途に恋する乙女になる。ホントにかわいい・・・(*^.^*)


 しかし・・・彼のためにせっかく決まった就職も、将来も、何もかも捨ててしまうというのは、余りにも無謀過ぎる。若気の至りという他はない。付き合って1年ぐらいというのは、一番盛り上がっている時だから、結婚願望がにわかに高まって来る頃なのかも知れない。だが、具体的なことを何一つ話さないまま、彼女を縛るような発言をする男も、どうかと思う。好きで一緒にいたいだけでは、ダメな時もあるのだ。やっぱりまず相手の人生大切にしないと。自分の人生と同じくらい。


 恋は夢だけど、結婚は現実。もし、仮にもし結婚生活が思うようにいかなくなったとしたら・・・その時に、スキルがあるかどうかではえらい違いだ。だから若い時はまず、しっかり仕事して、キャリアを積んでおいた方がいい。学校を出てすぐ結婚するよりも、その方が安全だ。


・・・と、おせっかいおばさんは思うのであった。情熱に任せてしまうのも一つの考えかなとも思うけど。

 昨日、近所のシネコンで愛ルケを観てきた。レディスデイで1000円だったので。(笑)


 やはりサービスデイだからか、チケットカウンターは長蛇の列。心なしか、40代とおぼしき女性の姿が目立つ気がする・・・みんな愛ルケを観に来たのか?自分の番が来て、「どの映画になさいますか?」と聞かれ、「愛ルケで!」と答えたら、「愛の流刑地でございますね」と言われた。すっかり定着してるなぁ、愛ルケ。


 映画は・・・割とマトモな感じだった。原作のダメダメっぷりを考えると、あそこまでに仕上げたのは、大したもんだと思う。いや、決して「感動の嵐」ってワケじゃなかったけどね。


 冒頭でいきなり「ごわっ」のシーンが始まった。原作と違い、冬香が上になっての騎乗位で、菊冶が下から首を絞めていた。冬香の苦悶とも快感ともつかない表情がアップになり、やがてくず折れる。菊冶は最初、冬香の死に気づかない。「冬香どうしたの?ふゆか・・・」と呼びかけ、体を揺すり、初めて冬香が死んでいることに気づく。


 それからの菊冶は・・・原作のように異常な行動(死んだ冬香の股間をナメまくる)は取らず、至極当然に狼狽し、混乱した。全裸のままなのは原作と同じ。ただ、やっぱりトヨエツだから・・・キレイなんだよね、体がドキドキ 全然「菊爺」じゃなかった。

「おーい、ここに美しい女性が死んでいて、殺したのは、この俺だよー」などというマヌケ且つシュールなセリフを吐く代わりに、屋上から飛び降りようとする。が、死に切れず断念。その後菊冶は警察に通報し、ワッキー刑事(佐藤浩市)などが現場に急行し、逮捕される。ワッキー刑事、原作と違ってワイルド&やさぐれキャラだった・・・。


 その後取り調べのシーンがあり、裁判になるのだが、平行して菊治と冬香の過去のエピソードが挿入される。この構成は良かった。原作の冗長感がかなり軽減されていた。ちなみにオリケンは長谷川京子、キタベンは陣内孝則。オリケンは公判でも胸の開いた服などを着て、妙にセクシーを強調している。上司と不倫しているという設定になっており、原作よりも出番が増えていた。しかし長谷川京子は大根。裁判の論告求刑のシーンなど、セリフ棒読みで聞けたものではなかった。一方のキタベン役、陣内孝則は、弁護士にしては胡散臭い感じ。


 冬香役の寺島しのぶはよかったと思う。美人ではないが情念が濃い感じだし、思いつめたような表情が、冬香のキャラクターをリアルにしている。冬香ってこういう人だったのね、と初めて分かった。原作を読んでも冬香がどういう人間なのか、さっぱり分からない・・・。色黒で、スタイルがあまりよくない所も、生活感が出てていい。(ナベズンは「イメージと違う」と思ったかも知れないが)


 しかし何と言っても豊川悦司!カッコ良すぎるぅ~菊治なのに!あれはもう、菊治じゃない(笑)背は高いしセクシーだし、紳士的な感じだし、原作のイタい50男の菊治とは、まったくの別人だ。独房での「国家への反抗的自慰」のシーンも、無かった。そんなの全然似合わない感じなんだもの。情事の様子をボイレコに録音するのは原作どおりなのだが、それさえも自然な流れの中でやっているようで、原作のような犯罪臭は漂わない。やっぱりトヨエツは何やってもかっこいいわ・・・。ちなみに、冬香のあえぎ声はけっこう激しかった。


 原作が一貫して菊治の視点(というか妄想)だったのに対し、映画は冬香の視点もかなり入っていた。映画での冬香の家庭はまぁまぁ幸せだ。夫(仲村トオル)は優しくて、睡眠薬で冬香を眠らせて狼藉を働こうなどという変態的行為も行わないし、暴力も振るわない。ただエリートなので仕事が忙しく、あまり冬香とコミュニケーションはない。かわいい子供が3人もいて、夫も優しくて、安定した生活なのにどこか心は空虚で満たされない・・・そんな雰囲気がよく出ていた。そのことが、冬香が菊治との恋に溺れる理由に説得力を与えている気がする。


 原作では菊治が懲役8年の刑を言い渡されて独房に入ってから、妄想の冬香がちょくちょく現れるようになるのだが、映画ではそのシーンを水中撮影で表現していた。寺島しのぶが潜水している所を下から撮っているのだが、寺島しのぶの顔がどうにもブサイクで・・・かなり笑えた。映画では白いスリップ姿ではなく、黒のドレス。映画の冬香はけっこう情熱的だ。


 最後、独房の菊治の元に一通の手紙が届く。原作ではマコママからで、「愛の流刑地でお元気で!」なんてふざけたことが書いてあるのだが、映画では違った。冬香からの手紙になっていた。実は、この手紙がけっこうジンと来るもので・・・この手紙で、冬香の死が原作とまったく意味の違うものだったと分かる。そうだったのか、そういう気持ちだったのか、冬香は・・と、不覚にも、ホロリと来てしまった。(ノ_・。) やられた!あの手紙は反則だ。


 やっぱり映画は完全な別物だ。あの原作からできたにしては、けっこう名作だったのではないだろうかと思う。色んな見方はあるだろうけど、原作を知らず、何の先入観もなしで行ったら、「よくできた不倫恋愛もの」として、割と普通に見られるんじゃないかと思う。油断してると泣けるし。


 最後に突っ込みどころ・・・菊治の上司「中瀬」を、津川雅彦が演じていたのだが、ビジュアルがナベズンにそっくりだったのは、何か意味があるのだろうか。あと、菊治の元妻役の高島礼子、最後までセリフが一個もなし。

 今日のスポーツ新聞に恐ろしいことが書いてあった。


 そのまんま東、宮崎県知事当確だと。( ̄□ ̄;)!!


 ありえないだろう、常識的に考えて(笑)


 しかし、田中康夫の例もあるから・・・まったくないとはいえないなァ・・・(-"-;A (長野県民の皆さん、お疲れ様でした)


 愛知県でももうすぐ知事選がある。(2月4日)。候補者は現職と、あと対立候補2人。


 よかった、そのまんま東がうちの県の候補者じゃなくて。


 宮崎県の皆さん、どうか冷静な判断をして下さい。そのまんま東は政治のど素人です。早稲田大学の政治学科を出たらしいけど、そんなもの関係ないです。彼が知事になるってことは、調理師免許の無い人がレストランのシェフになったり、医師免許のない人が病院を開業するのと同じことです。(と思います。)

 今、ひとみさんは多分NYへ向かう飛行機の中だ。


 日本に滞在中、何度か電話で話した。一昨日の電話はブログの話で大いに盛り上がった。「ブログってすごいよねー。」「ブログやってて良かったね。」二人ともすぐにでも会って、お茶でも飲みながら思い切りお喋りしたい気分になったが、容易に会いに行ける距離ではなかったので・・・。次にひとみさんが日本に帰って来た時は絶対会おうねって約束して、電話を切った。


 ひとみさんのことを考えながら、ひとみさんのブログの過去記事をずっと読んでいた。本当に文章が上手だ。どんな話題でも、独特の「ひとみワールド」が展開していて、そこに惹かれてたくさんの人がコメントを残して行く。そしてそのコメにつけるレスがまた秀逸。一時期「荒らし」が跋扈したこともあったが、それも言ってみれば人気のバロメーターだろう。ひとみさんはすごい。本当、私なんてまだまだだな・・・(-。-;)


 私がブログを始めて4月で1年になる。よく続いたものだと思う。根気の無い私が・・・。ブログを始めて本当に良かった。自分の内面をしっかりと見つめなおすことができたし、何よりリアルでは到底出会えない素敵な人たちとたくさん出会うことができた。これは私の人生にとって大きな財産だ。その筆頭がひとみさん。ひとみさんとの出会いが無かったら、私のブログライフは有り得なかった。


「袖摺り合うも他生の縁」という言葉がある。ひとみさん始め、ブログを通じて出会った人たちと私は、何か深い縁があったに違いない。アメブロだけでも130万人のブロガーがいる。その中から互いの存在に気づき、コミュニケーションを交わすようになるなんて、奇跡に近い確率だ。ましてや気持ちが通じ合うなんて・・・。きっと前世で何か因縁があったと思うしかない。(オカルトめいてはいるが)


 ブログを通じて知り合って、いつも私に元気をくれる素敵な仲間に感謝!ひとみさんに感謝!(=⌒▽⌒=)


 ひとみさんのブログ読んで元気が出たよ~(^O^)/

誰かと確かにつながっていた と思ってた心の糸が


ある日突然 ぷっつり切れてしまうことがある


切れてしまったが最後


もう 思いをぶつけることも 同じ言葉で話すことも


できなくなる・・・


寂しいことだけど 仕方ないのかも知れない


糸は自然に細くなるのか それとも


切りたいと思った方が先に切るのか


どちらにしても 確かにつながっていた時の


安心感や 幸せを思うと


呆然としてしまう・・・


それでも いつかまた


新しい糸を誰かとつなげられるように


希望を持って 生きていくしか


ないのかも知れない・・・


切れてしまった糸は


もう 元にはもどらなくても


 

 父ちゃんのためならエンヤコラ、母ちゃんのためならエンヤコラ


 今も聞こえるヨイトマケの唄 今も聞こえるあの子守唄



 昨日「極上の月夜」で美輪さんが歌ってた。久し振りに聞いたが、やっぱり号泣してしまった。。゚(T^T)゚。



どんな綺麗な歌よりも どんな綺麗な声よりも


僕を励まし慰めた母ちゃんの歌こそ世界一 母ちゃんの歌こそ世界一



 母の愛とは本来このように、一途で「なりふりかまわない」ものだったのではないか。いつからおかしくなってしまったのだろう・・・我が子を虐待して殺してしまった母親に、この唄を大音声で聞かせてやりたい。エンドレスで。号泣するまで。




「ヨイトマケの唄」


父ちゃんのためならエンヤコラ 母ちゃんのためならエンヤコラ


も一つおまけにエンヤコラ


今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえるあの子守唄


工事現場の昼休み 煙草ふかして目を閉じりゃ


聞こえてくるよ あの唄が 


働く土方のあの唄が 貧しい土方のあの唄が


子供の頃に 小学校で


「ヨイトマケの子供 汚い子供」と


苛め抜かれて はやされて


悔し涙に 暮れながら


泣いて帰った 道すがら


母ちゃんの働くとこを見た


母ちゃんの働くとこを見た


姉さんかぶりで 泥にまみれて


日に焼けながら 汗を流して


男に混じって綱を引き


天に向かって声上げて


力の限り歌ってた 母ちゃんの働くとこを見た


母ちゃんの働くとこを見た


慰めてもらおうと 抱いてもらおうと


息をはずませ 帰っては来たが


母ちゃんの姿見た時に 泣いた涙も忘れ果て


帰って行ったよ 学校へ


勉強するよと言いながら 勉強するよと言いながら


あれから何年経ったことだろう


高校も出たし 大学も出た


今じゃ機械の世の中で おまけに僕はエンジニア


苦労苦労で死んでった 母ちゃん見てくれこの姿


母ちゃん見てくれ この姿


何度か僕も ぐれかけたけど


ヤクザな道は 踏まずに済んだ


どんな綺麗な歌よりも どんな綺麗な声よりも


僕を励まし慰めた 母ちゃんの唄こそ世界一


母ちゃんの唄こそ世界一


今も聞こえるヨイトマケの唄 今も聞こえるあの子守唄


父ちゃんのためならエンヤコラ 子供のためならエンヤコラ・・・


 彼女は21歳の時、激しい恋に落ちた。しかし両親に交際を反対されてしまった。相手の男性が不治の病に犯されていたからだ。思いつめた彼女は家を飛び出し、その男性の元に転がり込んだ。双方の両親の大反対を押し切って二人は結婚し、1児をもうけたが、病気が悪化した夫は30前に帰らぬ人となった。彼女はたった25歳の若さで未亡人となり、その後独身を通して50余年、寡婦のまま今年80になる。まるでドラマのような話だが、実話である。彼女とは、私の知り合いのお婆さんのことだ。


 夫を亡くして以来再婚こそしなかったものの、若くて綺麗だった彼女は、たくさんの男性から言い寄られた。そしてその内の何人かとは、恋を楽しんだ。周囲からは再婚を勧められたが、誰とも結婚せず、適度に恋愛をしながら、一人息子を女手一つで育てた。老境に入ってからも男性は常にいたが、さすがにここ数年は次々と他界して行ったので、現在の心の恋人は木村拓哉である。


 そう、彼女は若い男が好きなのだ。だからキムタクに入れあげている。毎週かかさず「スマスマ」を見、「武士の一分」も公開日に見に行った。「やっぱり木村さん(注:キムタクのこと。木村の爺さん、ではない)が一番」なのだそうだ。「年甲斐もない・・・」という声が聞こえてきそうだが、一向に気にしない。自宅にはポスターまで貼っている。おそらく日本で最高齢のキムタクファンだろう。

 

 もしかすると彼女はキムタクに、亡き夫の面影を見ているのかも知れない。ご主人がキムタク似だったかどうかは不明だが。遺影の中の夫は永遠に29歳の若い姿のままだ。彼女も夫のことを思う時、心は25歳の若い女性に戻ってしまうのだろう。たとえ現実の姿は80歳の老婆だとしても。だから孫のような年齢の男に、ときめきを感じられるのだ。彼女にとって最愛の人は、やはり29歳で亡くなったご主人なのだ。


 自分はすっかりお婆ちゃんになってしまったけれど、愛する人はいつまでも若い姿でいる・・・。自分の身に置き換えて考えてみると、何だか切なくなってくる。仮に夫が今死んだら、永遠に40歳だ。私はどんどん年を取り、夫の年齢を追い越し、いつしか皺だらけの老婆になるのだ。遺影の中の夫はいつまでも若いまま微笑んでいる・・・そんなのって堪らない。


 私は夫が死んだら、その2年以内に必ず死にたい。私と夫の年齢差が2歳だからだ。夫より年上になって、生き永らえたくない。だから夫には、できるだけ長生きして欲しい。

 健康診断に行ってきた。夫の会社が、妻たちのために「主婦検診」と銘打って無料で実施しているもので、人間ドックとは違う。


 朝イチで保険センターへ。日曜なのに早起きした。(TωT) しかし既に受付前のロビーには何人か待っている。少し待たされて、受付を済ませてまずは身長と体重から。正月の暴飲暴食がそれほど響いていなくて、安心する。続いて血圧と視力検査だ。血圧は至極正常。視力は・・・矯正視力が0.9に落ちていた。原因ははっきりしている。ブログのやりすぎ(笑)。


 その後胸部レントゲン、採血、心電図とさくさく進む。今日は比較的空いているようだ。今日は主婦検診なので、来ている女性はみんな夫の同僚の妻だから、プチ社宅状態だ。知り合いが一人二人いるかと思って眺めてみたが、意外と会わないものだ。


 最後に聴力検査をした。ここまではいい。ここまでで帰れたら何にもめんどくさくない。これから「婦人科検診」に入るのだ。実は、今回の健康診断はものすごく憂鬱だった。乳房の超音波検診で異常が出ることが分かっていたからだ。去年乳エコー検査をやって、検査士に異常を指摘され、結果が出るまで戦々恐々として過ごした。もしかして癌かも、と勝手に思い込み、ひとみさんのブログで泣き言を吐いて、コメント欄でみなさんに随分励ましてもらった。(その節はお世話になりました)結果が来てみたら癌の疑いはなく、「乳腺のう胞」で、経過観察するだけで良いとのことで、心底ほっとした。しかしのう胞は自然に治るということはなく、非常にまれだがのう胞の中に癌が隠れていることもあるらしい。去年に比べてのう胞が大きくなっていたらイヤだな、と思っていた。たとえ癌ではないと分かっていても、病気には違いないので、症状が悪化していたら凹む。


 子宮がん検診(これも大概イヤなのだが)の後、いよいよ乳エコー検査へ。ベッドに横になり、上半身裸になって、乳房にゼリーを塗られる。この瞬間からもう緊張している。腕を上げた状態で、超音波検査が始まる。検査器が乳房の上で縦横無尽に動き回る。この時の感覚、なんと表現していいのか・・・くすぐったいような、気持ちいいような・・・一言で言うなら「やめてェ・・・」という感じだ。(*v.v)。


 やっぱり思ったとおり、去年異常がみつかった右の乳房を念入りに検査している。「もう一回見させてね、見落としが一番怖いから・・・」と言いながら、検査士は乳首周辺をぐりぐりとやっている。勘弁してくれ・・・(;´Д`)ノ 不安になるではないか。新しいしこりでもみつかったのか?と思ってしまう。のう胞の存在は予め知らせてあったのだが。


 「しこりを感じたことはありますか?」「えと・・・ありません(・_・;)」頼むからそういう質問しないでよ~ヽ(;´ω`)ノ 「マンモグラフィーを受けたことは?」「ありません(><;)(受けろってか?)」「そう・・・来年あたり一度受けたほうがいいかも知れませんね」「あ、はい・・・来年受けます」モニターには私の右乳房の超音波写真が写っている。真ん中あたりに、影が見える・・・。きっとあれがのう胞なのだろう。心なしか、去年より大きくなっている気がする・・・。


 怖いので、それ以上追求しなかった。去年検査士に余計なことを聞いたせいで、2週間眠れぬ日々を過ごしたのだ。徒に不安になるようなことは、やらない方がいい。しかしヘタレな私は、「マンモグラフィー受けた方がいいよ」の発言で、既に不安になっていた・・・。ヽ(;´Д`)ノ


 家に帰って、さっそくネットで検索してしまった。乳腺のう胞の再検査を体験した人がけっこういて、参考になった。私はたまたま言われなかったのだが、のう胞でも要精検と言われることが、割とよくあるらしい。そうした場合は乳腺外来へ行くのだが、ほとんどの場合、触診と超音波とマンモグラフィーで、中の水が良性か悪性か分かってしまうのだそうだ。ちなみにのう胞は自然に治ることは少なく、一生付き合っていかなければならない症状だが、痛みが無ければ放置しておいても何ら問題はなく、癌に変わることもほとんど無いという。


 とりあえずは一安心。結果が返って来るのを待とう。仮に要精検となっても、慌てない、慌てない・・・。(と一生懸命言い聞かせる)(;´▽`A``

 夫が、病気にかかった。別に命にかかわる病気ではないのだが、症状がかなり辛く、できればかかりたくない類の病である。3日ほど前に発症して、それ以来具合悪そうにしている。


 辛い辛いといいながら、それでも会社は休まない。毎日痛みと戦いつつ、仕事に行っている。「休んだら」と勧めたが「休める状況じゃない」とのこと。いくら深刻な病気でないとはいえ、ちょっと痛々しい。体調が悪くなる時って、たいてい休めない状況の時なんだよなぁ・・・。


 今日ようやく病院に行けて、内服薬と塗り薬を処方してもらってきた。まだ軽いうちだから、2週間もすれば症状も軽快するでしょうと言われたそうだ。やっと今夜から安心して眠れると、喜んでいた。私もほっとした。


 それにしても何故突然こんな病気にかかったのか。夫は今年、数えで42の本厄である。さっそく厄がやって来たのだろうか。厄払いはちゃんとやったのだが。厄年というのは体調の変わり目で、病気にかかりやすいと言うのを聞いたことがある。今年一年、気をつけた方が良さそうだ。


 夫は、体が弱い。弱いんだから無理せず、体調の悪い時は仕事を休んだらいいと思うのだが、絶対休まない。「体調不良で有給使うなんてもったいない」からだそうだ。(そういう問題か?)我慢強い方だから、熱があっても会社へ行ってしまう。今まではまだ若かったから無理もきいたが、これからはそういう訳にいかなくなるんじゃないのか。本厄を甘く見てはいけない。


 夫には、長生きしてもらいたい。極端に痩せているし持病もあるから、つい余計な心配をしてしまう。なんとか何事もなく、厄年をやり過ごして欲しい。