2512年12月18日
戦争の終りは予想通りの物だった。
2つの大国は共に倒れ、企業も15にまで減り、ついにこの世界は国という概念を失した。
私の企業も合わせ、生き残った企業は正式に全世界へ戦争が終結した事を発表。
内容は言うまでもなく、戦争の全ての責任を国家になすりつけ、この戦争は我々が終わらせた-。と言う内容だった。
実に馬鹿馬鹿しい内容の演説だったが、戦争に疲弊した人間の心を掴むのには十分だったらしい。
私達はその功績を賞賛され、こう呼ばれる様になった。
ORtdox
IGnait
INterNAtional
Legends
略して「ORIGINAL」と。
本当に馬鹿げている。何がオリジナルか・・・。
戦争を此処まで長引かせこの世界を破壊し尽くしたのは他でもない、私達であるのに・・・。
しかし、私は立ち止まる訳には行かない。
こうなる事を予測したからこそ私は逃げずに生き残り続けたのだ。
企業を止める物は最早何も無くなった。
これからは恐らく欲望のままに駆けていくだろう。
それだけは阻止しなくてはならない-。
この世界に所有者が居るなど絶対にあってはならない。
これから生き残った企業間での会議が始まる。
戦いは終わってなどいない。私の戦いはここから始まるのだから。
旧日本
暁工業社長
暁 光破