八 百 一 夜 | 愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

タ  ロ  ッ  ト  仕  掛  け  の   セ  ン  ス  オ  ブ  ワ  ン  ダ  ー

 2 ・ 1 9 5 k m  5
~審 判 の 日 1~ 


10月5日
朝5時半に起床し、コンビニおにぎりを2つ、腹に押し込んだ。
コンプレッションウェアの上下を着込み、その上から黒のTシャツに黒短パンを装備。
この日の勝負服は全身黒と決めていた。
いざ、会場へと・・・


今だから書ける話だが、不安に押しつぶされそうになったことは何度も・・・

・突然の腰痛に襲われたらどうしよう?
・緊張からハイペースにならないだろうか?
・このタイミングで、親指のつめが剥がれたらどうしよう?
・そういえば日中走ったことなかったけど・・・
・アップダウンの激しいコースだったはず・・・

でも、心配事の9割は起こらないって誰かが言ってたよな~
「場」を楽しもう。


エントリー会場の列に並んだ。
18歳以上の老若男女1861名が参加する、難易度高めのフルマラソン。
この日のために練習してきたんだ。己を信じろ!!


「702」
これが愚者に与えられた番号だ。
どことなくフランス車のプジョーっぽくて洒落てる(笑)
Tシャツを脱いでベンチに座り位置決め・・・

準備が整ったところで荷物をクロークに預けた。
この先はゴールまで写真実況はなし・・・


緊張からか便意をもよおす。
混雑してるトイレでは満足できる量は出なかったが、良しとしよう。

人の波に体を預け、スタート地点へとたどり着いた。
TVでみるマラソンランナーは、大体腕時計をつけている。
ここでも例外なく、みんな腕時計をつけていた。
一人を除いては・・・(笑)

午前9時、スタートピストルが鳴り、もっさりしたスピードでレースが始まった。
スタート直後は長い陸橋を下る。
普段から平坦なコースで練習していた上、本番コースを走らないと決めていたので、ちょっと想定外。


最初の給水ポイントはスルーして2回目のポイントでスポーツドリンクを飲んだ。
走りながら飲むと鼻に入る。
次回からは停止して飲んだほうがいいな・


沿道では地元の方が「ガンバレ ガンバレ」と応援している。
いつもなら「まだガンバリが足りねぇのかよ?」と毒づく愚者・・・
高揚感もあってか笑顔で手を振る。


ごく少数ではあるが、コスプレランナーもいた。
忍者、マリオ、ジバニャン、ニワトリ他・・・
5ミリくらいではあるが、ナース服で走ってみたいという思いが芽生えた(笑)


13キロ過ぎた辺りから足と脇腹が痛み出す・・・マズい。


つ づ く