七 百 七 十 二 夜 | 愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

タ  ロ  ッ  ト  仕  掛  け  の   セ  ン  ス  オ  ブ  ワ  ン  ダ  ー

A n i m a l   5 
~招 き 入 れ た 家 族 は 1 匹~ 

高1の冬、物置に住みついたネコを家族として迎えた。
「ミー子」と命名された雌ネコ・・・
かつて友人宅で、引っかかれたり噛み付かれたので、ネコはあまり好きではなかった。
とりあえず安全な距離を確保しておこう。

当時、日中は家族全員が留守になる環境だったので、風呂の窓を細めに開けておき、ミー子は自由に出入りできるようにしていた。

愚者が一番早く帰宅する。
カギを開けると「ニャー ニャー」と鳴き声が聞こえ、すぐにごはんをねだっていた。

カリカリと缶詰を混ぜて、空のボールを水で満たす。
玄関先に設置したネコ砂からウ○コを掘り出し、袋に入れて捨てる。
これが何日か続くと、ミー子がかわいいと思えるようになってきた。


(画像はイメージです)

テレビの前に座ってファミコンをする時は、ひざの上に野ってきて喉をゴロゴロ鳴らして寝てた。
そんなミー子のお腹が雪解けの頃、不自然に膨れ始めた。
こいつ妊娠してたんだな~




新年度が始まったある日の朝、ミー子のベッドには、ネコの赤ちゃんが4匹いた(驚)

つ づ く