四 百 三 十 四 夜 | 愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

タ  ロ  ッ  ト  仕  掛  け  の   セ  ン  ス  オ  ブ  ワ  ン  ダ  ー

ロ ッ ク ン ロ ー ル は 鳴 り 止 ま な い っ  8
~そのあとのこと・・・~




~前回まであらすじ~
ライブを数回行い、どうにかこうにかバンドのカタチになった。
週一で集まりいつものようにミーティングをしていた木曜日の夜・・・



「スゲ~良かったよ~」
愚者(VO)とマコト(B)の2人だけでのファーストライブの後、一番最初に声をかけてくれたのはナオキだった。
ナオキはかつてVOで在籍してたバンドのライブを見るために入院してる病院を抜け出してきたという。
陽気で友達も多く、話してみると数少ない愚者の友人にまでつながるほど・・・(驚)



そのナオキはもういない・・・
元々喉に持病があって何度か入院していたらしいので、たぶん原因はそこだろう。
最初に見つけたのは看護師をしているナオキの彼女ミユキ・・・亡くなってからだいぶ時間が経過していたという。

傍らには自宅録音用のデッキがあり、デモテープを作っている途中だったらしい。
通夜葬式が終わって数日後、ミーティング場所に録音デッキを持ったミユキが来た。
何が入ってるのか聞いてみたいが、操作方法が分からないのだという。

マコトがデッキを操作するとイベント応募用のMIX前のデモテープと判明。
その場でMIXを行い、後日MDに入れてミユキに渡すことに・・・


$愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・
録音デッキと一緒に持って来て忘れていったヘッドホン・・・あいつのカタミだ。
母親曰く「持っていてください」との事・・・故障もなく今でも現役さ。
あと2~30年貸しといてね(笑)



今はそのヘッドホンからこんな歌が流れたりする。
たぶんヤツも好きになると思う・・・



突然の別れから数日が経過し、大きなライブへの参戦も決まったが、いつもの調子でゆる~くミーティング。そこへナオキの友人シュウヘイが現れた。
シュウヘイ   「オレをベースで使ってほしいんだけど・・・」



つ づ く