福島県福島市下鳥渡 稲荷塚古墳 | 古墳探訪記

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関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

8月29日に訪れた福島市の古墳、続きです。

 

↑まずは国土地理院の航空写真から(赤い文字はふっき~が加筆)

地理院地図 / GSI Maps|国土地理院

 

東北自動車道福島西IC近くに2基の古墳があります照れ

 

 

↑稲荷塚古墳、北東側より

写真左端、おそらく「造出し」。

 

場所はこちら: 37.732950, 140.426475

 

 

 

↑北西側より

 

 

 

↑稲荷塚古墳の解説板

 この古墳の墳上に、稲荷神が祀られているのでこの名がつけられました。北にある八幡塚古墳より少し新しい時期のものとみられていますが、同じく円墳で少し大きいものです。

 内部の石室は以前に荒らされていますが、この古墳の周辺からは弥生式の土器や、須恵器「はそう」という器が出土しています。(後略)

 

この解説板の文章を作った人は「・・・・が」と書くのがクセなんですね

 

 

 

↑墳頂の稲荷社

 

 

 

↑祠の土台の石・・・

石室石材を流用したものに見えます。違うかな??

 

 

 

↑稲荷塚古墳から東南東へ伸びるものびっくり

解説板には円墳とありましたが、これって「前方」部のように見えるな~と帰宅後に調べてみたら、稲荷塚古墳は帆立貝形の前方後円墳という説が有力になっているようです。墳長約58メートル、高さ約4メートル、5世紀後半築造。

 

次回は近くの八幡塚古墳ですウインク