愛知県豊田市森町 香久礼1号墳 | 古墳探訪記

古墳探訪記

関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

昨日アップした八柱社古墳(八柱神社)の隣、島根遺跡公園内に移築復元された古墳ですウインク

場所はこちら: 35.081806, 137.171965

 

↑香久礼(かくれ)1号墳

 

 

 

↑香久礼1号墳と解説板

奥に写る建物は八柱神社。

 

 

 

↑香久礼1号墳の解説板

 香久礼1号墳は市内志賀町香久にあった円墳で、昭和50年に宅地造成に先立って調査が行われ、この公園に移築されました。古墳の大きさは直径12メートル・高さ1.5メートルで、内部主体は横穴式石室です。石室の大きさは長さ7メートル、幅1メートル、高さ1.2メートルで、豊田市内では小さな部類に入ります。

 遺物としては須恵器の杯が1点と、器種不明の須恵器の小さな破片が9点ほど出土しました。古墳の築かれた年代は、出土した杯の形から、古墳時代の終末期・7世紀末~8世紀初頭と推定されます。

 

 

 

↑移築再現されている横穴式石室の開口部は北西方向あせる

 

 

 

↑再現されているので、入っても安全でしょうが・・

 

 

 

↑蜘蛛と蚊、その他の虫を恐れて入口から撮ったのみ口笛

石と石の間、コンクリートで固めてますねあせる

 

 

 

↑こちらの遺跡公園、竪穴式住居も再現されています。右奥は豊田スタジアム

 

豊田市の古墳、次回も続くウインク