静岡県沼津市東沢田 長塚古墳 | 古墳探訪記

古墳探訪記

関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

一人旅二日目(9月20日)に訪れた古墳ですニコニコ

 

↑長塚古墳、左奥が「後円」部、右手前が「前方」部。とてもキレイに形状が残っている前方後円墳です。

 

 

↑国土地理院図より、赤い〇は「ふっき~」が付け加えたもの

https://maps.gsi.go.jp/#17/35.128879/138.856849/&base=std&ls=std%7Chillshademap&blend=0&disp=11&lcd=hillshademap&vs=c0j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

陰影起伏図でもクッキリと前方後円墳ということがわかります。

 

 

↑国土地理院図の陰影起伏図、赤い文字はふっき~が加筆したもの

https://maps.gsi.go.jp/#16/35.125769/138.856562/&base=std&ls=std%7Chillshademap&blend=0&disp=11&lcd=hillshademap&vs=c0j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

周辺の古墳の形状もよくわかります。後日ブログでアップしますが、陰影起伏図右下の高尾山古墳は卑弥呼と同時代に築かれた可能性がある前方後方墳として有名です。

 

 

↑長塚古墳は道路に面していますのでアプローチしやすいですおねがい

 

 

↑解説板

要約:墳長54メートル(平成9年調査データ)、「後円」部径32メートル、「後円」部高さ5メートル、「前方」部幅17メートル、「前方」部高さ3.5メートル、周濠の幅10メートル、周濠の深さ0.8メートル、6世紀前半築造の前方後円墳。昭和31年、明治大学ドキドキの後藤教授によって発掘調査が行われ円筒埴輪列を確認。主体部は盗掘を受けていたものの、鉄製の鉾の一部が見つかる。周濠からは土師器や須恵器が見つかっている。被葬者については駿河国造の可能性大。

 

 

↑長塚古墳概略図もありました

 

 

↑道路に面して階段があります。ここから古墳へ照れ  左手前が「前方」部、右奥が「後円」部

 

 

↑長塚古墳、北側よりカメラ  左手が「後円」部、右手が「前方」部

キレイな形状が残っているのですが、写真だと左手前の木々が邪魔して、よくわからないですねあせる

 

 

↑南東側よりカメラ  左手が「前方」部、右手が「後円」部

平成23年、土地所有者が沼津市に寄付をしたようです。無事に保存されるということですねおねがい

 

 

↑左奥が「前方」部、手前が「後円」部

埴輪をもつ古墳なので、ゆっくりと墳丘を一周してみましたが、埴輪の破片は見つけられませんでした口笛

 

 

↑「前方」部から「後円」部への眺め

 

 

↑「後円」部から「前方」部への眺め

 

 

↑「後円」部墳頂からカメラ駿河湾や伊豆半島の山がハッキリと見えたのですが、やはり写真だとイマイチですねあせる

 

先日オープンした「ららぽーと沼津」からも近い場所です。見学をオススメしますが、駐車場はありませんよえー