今日は古墳とまったく関係のない話題です
昨日は一番下の娘の高校で保護者会。帰ってきたら、部活をやってた娘も帰宅。
娘宛に卒業した中学校からDVDが届いていました。
皆さんは知っていましたか?今って卒業アルバム以外に、学校生活を撮っていたDVDまで送られてくるんですよ
「パパ~、一緒に見よう!」ってことで、一通り鑑賞
入学式から始まって、もちろん最後は卒業式。
卒業式の4日前にお母さんが亡くなっている娘
生徒全員が『大地讃頌』を歌う時、全校生徒の前で指揮をやっていました
お母さんが亡くなったこと・・他の生徒は誰も知りません。
ただ、DVDを見ていたら、担任の先生は娘の指揮の間、ずっとボロボロ泣いていました
担任の先生は知っていたんですよね。
『大地讃頌』って、泣くような歌ではないですが、その担任の先生の姿で
こちらもDVDを見ながら泣いていました。
自分のお母さんが、数日前に死んでいるのに、これほどまでにしっかりと指揮をしていたり・・
妻にも(娘にとったらお母さんに)この姿を見せてあげたかったなーって
娘の指揮の大地讃頌のあとは
卒業生だけの『あなたへー旅立ちに寄せるメッセージ』の合唱。
この『あなたへ』は、ここ2~3年、卒業式で歌われるようになったようです。
卒業式当日、初めてこの歌を知りました。
歌詞の1番はよくある「未来へ旅立っていく・・」とか、よくある歌詞
2番に入ってからは式の当日も涙腺が崩壊
いろんなことがあって 自分を嫌いになった
なぜ僕だけがこんな目に遭うと
他人を羨んだりもしたさ 荒んだ心に刺さったのは
意外な奴の言葉だった も一度 も一度
あの空を飛べるかもしれないと思った
張り裂けるような 悲しみの行き場
煮えたぎるような 憎しみの出口
時よ おまえは見てきたのだろう
憎しみの極みを 戦いの果てを
時の女神よ 教えてください 握り合えない手と手ならば
隔てる心の壁がいつか 癒され なくなる日は くるのでしょうか
手と手をつなぎ その手をかざそう 人生という名の迷路の果てに
信じ合えることの喜びと 悲しみを知った分 優しくなれる
愛と涙 あなたの手のぬくもり 人生という名の迷路の果てに
信じ合えることの喜びと 悲しみを知った分 優しくなれる
歌詞自体、かなり深い意味があります。甘っちょろい理想だけでなく、現在の世界情勢まで直視しているような歌詞。
ただ、娘にとってみたら、この歌詞は心に直撃しそう
卒業式なのに、大好きなお母さんはいなくて、周りを羨ましくも思っていただろうし
この悲しみが癒される日ってくるのかな・・と思っていただろうし
卒業式の前日、火葬場でお母さんの手を握って「冷たい」って泣いていたし
DVDを見ながら、当日の気持ちを思い出して、またボロボロ泣いていました
娘も泣いていました