東松山市の丘陵上、標高90メートルの地点に5世紀前半に築造された雷電山古墳があります。
↑雷電社の鳥居
↑埋蔵文化財センターにある解説文
全長85メートル帆立貝形古墳です。
↑鳥居のあたりから・・、けっこうな高さです
↑社殿
↑墳頂から西を臨む
増築当時はもちろん木々はたっていません。古墳からの眺めも抜群だったでしょうが、逆に葺石によって白く輝く墳丘が遠くからでも見えていたと思われます。
利根川を挟んだ対岸には「さきたま古墳群」、時代も重なります。しかも「さきたま古墳群」がある現在の行田市から、東松山市の丘陵を眺めることができます。
この雷電山古墳を築いた勢力と、さきたま古墳群の勢力が、もし敵対関係であったら・・
対立から生まれる緊張状態など、色々と想像できます。
↑雷電山古墳出土の埴輪(埋蔵文化財センター)
↑墳丘東側にあった大きな窪み
雷電山古墳、虫除けスプレーって蚊の大群には意味がないことを実感させられましたw
↑「三千塚古墳群」のうちの1基
雷電山古墳に向かう道の途中にあります。