カンちゃんとの3年目の日々 | foodoglife

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1Lesson=1charity〜料理教室cariad。美味しいお話とワンコのお話。
元保護犬兄弟コルカノン&ディップと預かりワンコ。





飼い主がブログをほっぽらかしにしがちなのですが

かんちゃんひっそりと3年目のうちの子記念日を迎えていました

 

 

 

 

カンちゃん記念日はお迎えにいった日か

正式譲渡の日かうーんどっちかなと毎年思いながら

基本的に日にちを気にしない飼い主はまあ春頃ってことでいっかっと思っているところです

 

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預かりっことしてわが家に来たばかりの頃は

今よりおばあちゃんで寝てばかりだったカンちゃんはいずこ

毎日ルンルンのポジティブかんちゃん

 

ちなみにあんよも伸びました(笑)


 

 

 


来た時の直感では12歳位かなあと思いながら

いやいやでも劣悪な環境で名前も呼ばれたことのない繁殖リタイア犬は

実際の年齢より老けて見えるから10歳位かなあと思っていたので

もしかしたら15歳位なのかもしれないしまだ13歳位なのか?

まったくわからないけれど




 

 

カンちゃんがその犬生をルンルン生き抜いてくれたら

年齢なんてどうでもいいね

 

 

人間はどうしても生きる長さに左右されがちだけど

その子の犬生(人も猫もうさぎもカブトムシも・・)には長いも短いもなくて

その子の天命を純粋に全うしてくれるだけのことだよね

神様はくそ野郎だなと思うことも多いけど

 

 

もちろん長く一緒にいられることに越したことはないけど

かんちゃんやコルもディップも預かりっこ達もそうでない犬達も

動物達の全力でその時を生きる強さは本当にあっぱれです

  

 

そのまっすぐな生き方に

飼い主も恥じる事のないように

まっすぐ強く生きていかなきゃね

 

 

 

シニアといわれる年齢で年上の妹さんになったカンちゃん

愛情を受けていなかった10年の87600時間どれだけ長かったことだろう

12年だとしたら10万時間

せっかく生まれつきの明るさとポジティブさを兼ね備えてこの世に生まれたのに

そのポジティブさを誰も褒めてくれやしないうえに声さえもかけてくれない日々

物じゃないんだよ

生きてるんだよ

心があるんだよ

あたちここにいるんだよ

どうか目を背けないでほしいのです

ペットショップの裏側にはそういう子達が隠れているということ

 

 

 

 

普通の家庭犬として生活するようになって

閉じかけていた心を取り戻して

保護時からお目目は見えてないけど

本来の明るさとポジティブさで

毎日を本当に楽しそうに過ごしてくれているカンちゃんに

救われているのは里親になった私の方

 

 

とどのつまり毎日毎日ただ可愛いウインク

 

 なにこの可愛いいきものはチュー

 

どうしても人間よりはやく隣を駆け抜けていってしまう小さな命

その生き抜いた命をどうか誇りにおもってあげて欲しい

どれだけのことをしても後悔のないことなんて絶対ない

後悔と寂しさと悲しさで押しつぶされそうになっても

それだけその子が思われた証拠

だからその日々に自信を持ってほしい

どれだけその子を愛おしく思っていたかを思い出してほしい

隣で生き抜いた美しい命があったことを

どれだけ大切に思っていたかを

手の届かないところに駆け上っていってしまっても

いっぱい大切にしてもらってその子は幸せだったことを

どうか後悔に押しつぶされないで

自分を奮い立たせて

愛おしく想った日々を思い出して欲しいと

心から願います




 


そしてもし状況が許すのなら

もうお別れが辛いなんて言わないで

いっぱい大切にされたお席が

どこかで寂しい想いをしている次の子に

引き継がれていくことを願います

もう嫌だと思うくらい悲しかったのは

そんなに想ってもらったあの子が幸せだったに違いないから


 

シニアのかんちゃんと

シニアになった年下のお兄ちゃんコルとディップのおかげで

あたりまえの毎日がどれだけ奇跡なのかを

教えてもらっている毎日です

 

 

毎日元気でルンルン過ごしてくれていることにただ感謝

カンちゃんとコルとディップがこの先もルンルン過ごせるように

この先も隣でサポートさせてね