何やら賑やかなこのお店は一体?
日本では三連休明けの火曜日です。
生憎のお天気の所も多かったようですが、皆さん、如何お過ごしだったでしょうか?
日曜日(現地時間では土曜日の午後6時15分)にはトランプ氏が銃撃されるというニュースも飛び込んで来て、世界に衝撃が走りました。
銃弾が耳を貫通したとのこと。正に間一髪とはこのことです。
巻き添えで亡くなられた方、負傷された方もおられ、本当にお気の毒でなりません。
唯でさえ、迷走している米大統領選挙が、この事件をきっかけに、思わぬ方向に暴走しないことを祈るばかりです。
そんな中、例によって、三連休ならぬいつもの週末が始まった土曜日(7/13)の夜、トランプ氏が銃撃される約20分前、私たちの心臓が一瞬、凍り付くような出来事が。
これについては、近々、パペルが書くと思います。
・・・・・・・
さて、フィリピン調査旅行記です。
前回の記事はこちら↓から御覧頂けます。
SMショッピングモールのフード・コートでどっさり食べて、しっかり腹ごしらえをした私達。
12:20
フードコートを後にして、まずはATMでこの日も引き出しをば。
と言うのも、O村に入ったら最後、現金を引き出すことはほぼ不可能な上、やれ誰々が入院しただの、やれ誰々が卒業しただのと聞く度に、例えば、お世話になっている家族だったり、イハダ・イハド(幼児洗礼時に私達が代父母になった女の子/男の子)の家族だったりした場合は、お見舞いやらお祝いを包まねばならないので、かなり多目に持って行く必要があるからです。
ATMの後は、日本へのお土産物がSMで調達できるか、調査へGO!
国内線の荷物の重量制限が、国際線に比べて厳しかったこともあり、これまで、日本に向けてのお土産はマニラに戻ってから買っていました。
が、昨年、パサイ(Pasay)のベイシティにあるアジア最大級の大型商業施設と謳われているSMモール・オブ・アジア(SM Mall of Asia)※へ行ってみると、コロナ禍明けだったからか、意外に品揃えが良くない上に、値段も妙にお高い!
※マニラ湾を見渡せる60haの広大な敷地に、ファッションなどのブランドショップやレストランが約1000店舗も軒を並べ、約600のショップ、150以上のレストラン、シネマコンプレックス、アイススケートリンクなどがある(フィリピン政府観光省ウェブサイトより)。
加えて、国内線の重量制限が大幅に緩和されたこともあり、今年からO村からまっすぐマニラに戻らず、もう一度、バコロッドに立ち寄って、お土産を調達しようということになったのです。
12:30
SMデパートの1階に、いつもマニラの店でお土産を買っている「クルチューラ・フィリピーノ」(Kultura Filipino)」↓
↑この左側にも
まだ区画が続いています。
右の奥の上の方に
ぶら下がっている白い服は
男性の正装、バロンです。
があることに気がつき、早速、物色開始。
まずはドライド・マンゴの値段をチェック!
ひと箱329ペソとなっています。
以前、私たちが滞在していた頃は、ひと箱100ペソ前後だったので、3倍の値上がりです!
その後、色々と見て回り、もう少しでお土産のカバン↓
O村から
バコロッドへ
舞い戻った時に
まだあったので
義妹へのお土産に
ゲット!
を買いそうになるも、O村まで持って行くとつぶれそうなので、断念し、次のコーナーでTシャツもチェック。
12:50頃
トイレへ行ってから
12:58
渡り廊下を通って、南ウィングへ。
南ウィングにはパグラウム(PAGLAUM)(=hopeというような意味)という名の地元の手工芸品を売るこんな店↓
正解は
パグラウム(PAGLAUM)@ボリボリ土産物店
が出来ていたので、ぐるりと一周。
確かにお土産に良さそうな軽くて小さい小物が沢山出ているものの、値札がついておらず、試しにバッグの値段を聞いてみると、バカ高で、即、退散。
値札がついていない時点から、マニラから来た人や外国人目当てにぼってやろうという魂胆が見え見えです。
13:11
お次はSMスーパーマーケットへ。
リッカーコーナーです。
入り口のリッカー・コーナーでこの日もモンポ(正式にはMompo Vino De Misa - Mass Wine=礼拝用のワイン)をチェックするも、やはり品切れ。
13:12
こちらでもドライド・マンゴの値段をチェックしてみると
↑こちらは284ペソ
なんと、先程の「クルチューラ・フィリピーノ」より45ペソ(約120円)も安いではありませんか!
ドライド・マンゴの周囲には、お土産にうってつけのネグロス名産の食べ物もあって、こちらもちょっと物色。
しばらくして、スーパーを出ると、左側には、ネグロス名産品を置いてある専門店もあり、こちらもチェックしてから、帰路につくことに。
13:20
バタ(Bata)行きのジプニーに乗り込むと、やたら猛スピードで走るドライバーのお陰で、思ったより早目にペンション近くの通りに到着。
そこからテクテク歩いてペンションへ向かいます。
実は今回、滞在したペンションは、以前、まだフィリピンに滞在していた頃、よく使っていた家族経営のペンションと同じ場所、つまり跡地に建っています。
以前のペンションのオーナーは、この日の夜、会う予定の友人Lの友人で、Lに教えて貰って滞在していたのですが、余りにもネズミ被害※が酷いので、しばらくして、使うのをやめてしまいました。
※一例を挙げれば、スポーツバッグに入れておいた食べ物が齧られておりました。
当時、ペンションの向かいには、サンミゲルビールが10ペソ(当時のレートで40円)で飲めるレストランがあり、徒歩1分もかからない上、料理も美味だったので、夕食は必ずそこで摂っていました。
が、その内、何だかセクシー系のお姉さんが出没するように。
私たちが食事をしていると、セクシー系のお姉さんがパペルの隣に座って、パペルにやたら話しかけて来たり(←2人連れで来ているのに、魔訶不思議)。
で、ゆっくり食事が出来なくなってしまい、夕食を摂る場所を変える羽目に。
その後、店の奥にセクシー系のお姉さん用の部屋が奥に出来て、夕暮れ時になると、シャワーを浴びた風情のお姉さんが部屋から出て来るように。
どうやら買春スポットになっていたような気配が。
で、ネズミ被害も相まって、家族経営のペンションから他に引っ越してしまったのです。
話を戻してっと。
日曜日の昼下がり、SMスーパーモールから戻って来た私達は、かつての家族経営のペンションと同じ場所に建っている今のペンションのお向かいをチェックしてみることに。
- すると、レストランとセクシー系のお姉さん達の部屋があった場所には、中華系の建物↓が建ち
その左側には軽食の摂れる店↓が出来て
軽食の摂れるお店。
すっかり様子が変わっておりました。
13:34
ようやくペンションに帰着。
すると、掃除等を担当している働き者のおばさんが、パペルに向かって
おばさん: 何処に行って来たの?
と妙に馴れ馴れしく聞いてきます。
2人でぽかんとしていると、おばさんが急に笑い出しました。
どうやら、パペルのことを自分の夫(=全く働かないおじいさん)と間違えたもよう。
いや、体型も背の高さも顔つきも髪型も年齢も何もかもが全く似ていませんって!
13:35
おばさんの頓珍漢に笑いながら部屋に戻り、日記を書いたり、手を洗ったり、iPhoneを消毒したり、うがいをしたりしてから
13:50頃
友人Lとの夕食に供えて、体力を温存するべく、15時にアラームをセットして、仮眠を取ることに。
15:00
iPhoneのアラームが鳴り響くも、起きられず、アラームをリセットして、二度寝する私達。
15:15
再びアラーム鳴るも、まだまだ起きられず、アラームをリセットして、三度寝を。
15:30
アラーム鳴って、今度はようやく起床。
結局、1時間40分も寝たことに。
やっぱり例年以上の酷暑で想像以上に疲れていたのかも知れません。
起き抜けにiphoneで、キャサリン妃の癌と大谷選手の資金横領事件に関するニュースなどをチェックしてから、トイレに行ったり、歯磨きをしたり、櫛を探してまわって髪をといたり、日記を書いたりした後、いざ出発です!
16:14
ルーム4を出て、ペンションを後に、歩いてジプニーの走る通りへ。
数分後、通りに到着。
進行方向である交差点の右側の歩道でジプニ―待っていたのですが、交差点を渡ったジプニーは猛スピードで通過して行くので、なかなか止まってくれません。
友人Lからのメッセージでは、マンダラガン(Mandalagan)行きのジプニーに乗ればいいとあったので、必死で「Mandalagan」のサインボードを掲げたジプニーを探す私達。
が、SMに行く時に乗るバタ(Bata)は何台も通るのに、マンダラガン(Mandalagan)は一向に通りません。
焦る私達の目に、飛び込んで来たのは、交差点の中央に立つトラフィック・エンフォーサー(Traffic Enforcer=交通誘導員)。
とってもユニークなフィリピンの交通誘導員は、世界的にも有名で、いつだったか、世界のニュースでも流れていたような気がしますが、それに比べれば、大人しめの交通誘導員画像がこちら↓(うっかり声が入っていたので、音は消してあります)。
が、なんと、パペルがこの動画↑を撮っている間に、マンダラガンが1台、通過してしまいました。
で、今度は交差点の反対側に渡って待つことに。
が、道の中央を走っていたりして、今度は2台も逃す羽目に。
そして、ようやく捕まえた「マンダラガン」行きのジプニーは、例によって、客のあまり乗っていず、客を乗せようとあちらこちらで停車。
これでは約束の17:00に間に合いません。
焦った私達は、激しく揺れるジプニーの上で友人Lにメッセンジを送信。
ラピス&パペル: Gud Pm nahalin kami sa pension 0415pm. Pero bihira ang Mandalagan nga jeep. Ti, Plaza pa subong. Basi malate Kami.
<意訳> こんにちは。4時15分にペンションを出発したんだけれど、マンダラガン行きがなかなか通らなかったので、今、まだプラザです。もしかしたら遅れるかも。
すると、友人Lからこんな返事が。
友人L: Pwede man kasakay bata maagi man ina sa lupit
<意訳> バタに乗っても大丈夫。バタならそっちの教会を通っているから。
いやいやいやいや、もうマンダラガンに乗ったから。と言うか、バタで良かったんなら、どうしてマンダラガンって書いたんですか!(←ラピス&パペルの心の声)
結局、待ち合わせの店に到着したのは、16:59、約束の時間の1分前でありました。あ~やれやれ。
この続きは又、次回に~!
つづく