最近、スーパーに行く度に、「え?これ、また上がった?」と思う事ばかり。値段ばかりではありません。内容量が減っていたり、酷い時には、内容量は減っているのに、値段が上がっていることも。
そんなご時世、料理番組では、もやしのレシピが急増しているような気配が。
というわけで・・・ばかりでもないんですが、フィリピンで久しぶりに頂いて↓
フィリピン留学時代を懐かしく思い出した超簡単もやし料理、ギニサン・トゲ (Ginisang Togue)を作ってみました。
今回、参考にさせて頂いたのはこちらのレシピ↓。
まずは材料と作り方から。
【材料】 (3~4人分)
[ ]内はオリジナル・レシピの分量です。
●もやし・・・1袋 200g
●豚ひき肉・・・100g※私達がフィリピンで食べたトゲはミンチではなく、豚コマが使われていたように思います。
●いんげん・・・冷凍いんげん軽くひとつかみ [5~6本]
●にんじん(千切り)・・・30g [軽くひとつかみ]
●玉ねぎ(薄切り)・・・70g [軽くひとつかみ]
●にんにく・・・大1かけ+小1かけ [1片]
●サラダ油・・・大さじ1
※私はこめ油を使いました。
★顆粒コンソメ・・・小さじ2 [鶏ガラスープの素]
★ナンプラー・・・小さじ2
★黒酢・・・小さじ1/2
★こしょう・・・少々
※オリジナル・レシピには、何故か賽の目に切ったじゃがいも中1/2個が入っていたのですが、私達はフィリピンでじゃがいもの入ったトゲを頂いたことが一度もないので、省きました。
※この他、キャベツなんかもよく入っていました。
【作り方】
<下準備>
a. もやしはサッと洗って水気をよく切っておく。
※オリジナル・レシピには「ひげ根を取り(有無はお好みで)」とありましたが、むろん私は取り除きませんでした。
b. にんにくはみじん切りにする。
c. 玉ねぎは薄切りにする。
d. にんじんといんげんは千切りにする。
※たまたま冷蔵庫にあった冷凍いんげんはぶつ切りになっていたので、そのまま投入しました。
1) フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎとにんにくを炒める。
2) 玉ねぎが透き通ってきたら、にんじんを加えてざっと炒め、片側に寄せる。
3) フライパンの半面でひき肉を炒める。
4) ひき肉にだいたい火が通ったら全体を合わせて、もやしといんげんを加える。
5) 全体をよく混ぜ合わせ、★の顆粒コンソメ、ナンプラー、黒酢、こしょうで味を調えてできあがり。
※オリジナル・レシピでは、「フライパンを振って全体を返し」とありますが、外に飛び散る恐れがあるので、私は普通に菜箸で混ぜました。お上手な方は是非!
オリジナル・レシピのコツとポイントには
※ ナンプラーは塩で代用できます。
※酢ほんの少々で食べ口がすっきりします。
とありました。
又、私が入れなかったじゃがいもについては
※じゃが芋はさっくりな歯ざわりが少し残るくらいが全体とのバランスがいいです。
とのこと。
さて、お味の方は?何だかとっても食べやすい!これなら日本のお惣菜屋さんに置いても絶対に受ける味!お弁当に入れてもいいし、お子さんにも喜ばれそう!なんて言いながら、あっという間に4人前を2人で平らげてしまいました。
私達が初めてギニサン・トゲを口にしたのは、フィリピン大学構内にあったBreaking Point (ブレイキング・ポイント)という名の学食。手のひらにおさまる小さなプラスティックのカップによそって貰って、確か15ペソ(当時のレートで60円くらい)くらいだったように思います(←記憶おぼろげ)。
私達にとっては30年前の思い出のレシピですが、それが今、この物価高の時代に役立つなら、何だかとっても嬉しいです。
今回は日本で手に入る材料でと思い、クック・パッドに出ていたレシピをほぼ踏襲しましたが、Ginisang Togueで検索すると、例えばこんなレシピ↓
をはじめ、わんさか出てきます。
中には海老なんかを使った豪華版もあるので、お好きなレシピがあれば、是非チャレンジしてみて下さいね。
この週末、やっと給料日が来たのに、なんだかんだで返済が終わったら、予算がこれだけしか残っていない!と言う方や、あと一品欲しいという方、お子さんからお年寄りまで誰にでも受けるどこか懐かしいこのレシピ、是非お試し下さい。おススメです。