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フーバーのブログ

気がついたことなど

日本経済新聞 2011年1月1日 朝刊 2面広告欄


「2月10日より、全世界同時に「文藝春秋」海外電子版 を、お読みいただけます」


と広告が出ていました。

文藝春秋も電子書籍に挑戦のようです。ただし


「電子版の配信は海外のみです。」


と書いてありますので、日本国内にいる人にはひとまず関係ないようです。

日経を筆頭に日本の大メディアも電子版を出すようになってきましたが、雑誌もその流れに乗り始めたようです。

まずは海外版での様子見というところでしょうか。
日本経済新聞 2011年1月1日 朝刊43面

新春棋談 会心の譜 というページで張栩3冠が昨年の棋戦を振り返っています(ちなみにお隣では将棋の羽生善治王座が登場)。


「昨年の最大の出来事は、棋聖獲得により史上2人目のグランドスラム(七冠全冠制覇)を達成できたことです。」

さすがにあと時には張栩3冠も目がうるんでいました。
3手ヨセコウなどがでてきた番碁でしたが、いかんせん私の棋力ではどの局も難しかった…(山下九段から結城九段がタイトル奪取した天元戦が比較的わかりやすい気がするのですが気のせいでしょうか)。
あれから1年、1月13日からは張栩棋聖に井山名人が挑戦します。


「結局、1カ月以上も公式対局のない期間ができて、その間に若手の合宿などで100局以上練習碁を打ち、王座戦に備えることができました。」

こちらですね→林漢傑7段のブログ

東京新聞 12/25 朝刊 2面

「菅直人首相が「たちあがれ日本」に対し、連立政権への参加を非公式に打診していたことが二十四日、分かった。」

先日民主党小沢氏とたちあがれ日本与謝野氏が囲碁で対局しました。2007年の対局時同様、今回もその前後に連立政権模索の話しが出ていたようです。

今の小沢氏の党内での立場を考えると政局と関係があるのかどうかはわかりません。が、囲碁が立場を異にする人たちが集まるきっかけになっていて、ゴルフや将棋だとなかなかこうはいかないかな?と思いました(ひいき目でしょうか)。

日本経済新聞 12/24 夕刊 18面

「かつて秋田県の田沢湖に生息した絶滅種の淡水魚「クニマス」が、山梨県の西個で70年ぶりに確認されたのに貢献した東京海洋大客員准教授の「さかなクン」が24日、同大で記者会見し「魚からもらう感動やメッセージをこれからも伝えていきたい」と語った。」


以前ネット上で「さかなクンさん」とすべきではないかという議論があったようですが、天皇誕生日の会見でも「さかなクン」とされていますし、新聞各紙も「さかなクン」です。

少々特異なキャラクターの方ですが、本当に魚が好きでたまらないというのが伝わってきますし、自分の専門をとても楽しそうに伝える能力を持っているなあと感じていました。

そういう人が大きな成果をあげると、なんだか嬉しいですね。

なお父親は囲碁棋士の宮沢吾朗氏なのだそうです。そう言われれば似ていますね。
日本経済新聞 12月20日(月) 朝刊 2面

小沢一郎元民主党代表がたちあがれ日本の与謝野馨共同代表と19日に囲碁の対局に臨んだ。

「対局は序盤から優勢だった与謝野氏が最終版でミスを犯し、小沢氏が逆転勝利した。」

ポイント解説は政光☆囲碁@京都さんのブログがまとまっています(棋譜もあり)→こちら


利害や敵味方を超えて対局できるのが手談ともいわれる囲碁のよいところですね。

幕末の志士の間でも、肝心な話をする前に対局することがあったとか。