楽をして成功する方法 | フーバーのブログ

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気がついたことなど

日本経済新聞 2011/01/06 夕刊 1面 「あすへの話題」 滝久雄ぐるなび会長


夕刊のコラム「あすへの話題」の執筆者が変わりました。この日はぐるなびの滝会長でした。

「私は、大学卒業後に勤めた会社を4年目に退職した。将来のベンチャーを目指しての決断だった。」

とここまではよいのですが、

「しばらく浪人時代を過ごしたが、最初にしたことは、楽をして成功できる方法を研究することであった。」

のだそうです。レトリックも含まれているのでしょうが、面白い方です。そして、ある機械が発展していく様を見て「楽などという言葉は感じられず、その対極にあるようにすら思えた。」

「楽をして成功する方法を探す私の旅に終止符が打たれた。3,4年間は続けたその研究に成果はなく、30歳の私は自らの不明を恥じた。失敗も、無駄と思える頑張りも必要なのだ。」

と悟ります。
ベンチャーの創業者というと成功までわき目も振らずに頑張るイメージがありますが、そのような人柄とは一線を画す雰囲気を感じました。

これから半年間ひそかな楽しみが増えました。