とうとう。戻ってきました。
戻ってきたよぅ・・・
おっかさーん!!うぉいおぃおぃ(号泣)
師匠と少し(いや、結構だいぶんだな)お話をしまして・・・
「教本のザイツ、戻っていいんじゃね?」
いただきましたー!!
エクレスよさらば!
もう会うことはあるまい!
ふはははは!!
(好きだったよ一楽章と二楽章は!!)
と、いうわけで。ザイツやります。
え?ソナタは全楽章やってこそ?
知らん!
力一杯知らん!
ただし、かなり勇気がいりました。
ザイツのコンチェルト2番1楽章は、ふーたの壁でした。
一年目にこの曲を弾いたのですが、あんまりにあんまりだったので、
(当時の録音はヒドイもんでした。よく師匠はこれを聞いて数週間とはいえレッスンをつけてくれたもんだと思います。)
後戻り(あたばよ2巻に)になりました。
二年目、あたばよ2巻を進めるうち、またザイツのコンチェルトになりました。
一回目のザイツよりはまだましでした。いちおう曲にはなっていましたから・・・。
しかし、今度は必死に弾くのではなく、他の曲をやって、全体を磨いてからやろうと、また後戻り。
三年目。三度目の正直でやりましたが、練習方法、基礎の基礎からやろうという話になり、
とうとう曲はやらずに基礎のみを続けました。
だから、弾けば弾くほどドツボにはまる曲として、脳内インプットされているのです。
見えてる壁に、自分が付けた痛々しい跡が残っているのです。
あー、そういやぁ、二年前はあそこにぶち付けたっけ・・・
あれあれ。あれは一年目のぶつかった跡だねぇ・・・しみぢみ・・・。
と、見ていると、ホントに戦意喪失、敵前逃亡。
ちょっぴし涙も出ちゃうだって女の子だもん。(しらねーよ)
しかしとうとう今日!!
ザイツ(教本)に戻っていいというお達しが出たのです!!
じーん。(喜びを噛み締めている)
「いやぁ、さぞかし進化したザイツが聴けるだろうなぁ!」
へ?!
「一年目の君には君の、今のきみには今のきみの、ザイツが弾けるんだよ」
ううぅ、師匠・・・
じーん(いちいち感動する)
「ま、エクレスは教本進めたらそのうち戻るし!」
・・・やっぱやるんだ。三楽章。
じーん(とりあえず感動)
つわけで!今日は調弦しかやりませんでしたとさ。
師匠とめっさしゃべっておしまい。
少し前まではそれがもったいなくてもったいなくて、いったい何やってんだよバカ!!
とか思ったりしましたが、今日は得ることがたくさんあったので、いいや。
きちんと、音階も見てもらうことにしました。
ただ弾くだけの練習ではなくて、いまならきちんと自分の音を聞いて、
改善点を考えながら勉強できるだろうと。
じーん(もういいって)
教本もやっていくことになって、小野アンナ(カタカナで出なくなっちまったよ。使わなさすぎて)も、
音階ふたつずつやろうという話です。
自主的にやってこないと見てもらえないとは思いますが。
くうぅ!!今度こそは手垢で真っ黒になるまで使ってあげるよ!アンナちゅわん!!
(現在:しわや折り目のひとつもなく、美品。オークションでは500円から←高ぇよ!)
とにかく、二年前に止まってしまったところとは、違う場所にいることは確かなのだから、
今のきみにできる練習をしようよ。
そう言われました。
たぶん、立っている高さは変わらないです。
ただ、視点が少しだけ、変わったのかもしれません。
正直なところ、ザイツを弾いていても、以前ほどの追い詰められ感や苦しさはないです。
そしてさらに、ここは注意だなとか、こうしたいなとか、そういうことを考えての練習もできる、と思います。
まあ言っても、ひとまずは10月にギターさんと合わせる会があり、それに持っていく曲が2曲。
さらに、アンサンブルレッスンを再開することになり(ハーモニー5とは別メンバーです)、
もう一回パッヘルベルのカノンをさらい直し。
さらにもうひとつ、冬ごろに大人の舞台慣れのための弾きあい会があり、そのために1曲。
とまあ、半年一曲!真剣勝負!!のふーたにしては、大量の曲を抱えている状態です。
・・・
・・・・・・ま、なんとかなるだろ・・・。
そうそう。弾きあい会はザイツをやって、みんなの前でマルを披露する!という壮大な計画もあるしさ!!
(↑そしてみんなの前でむげにバツは付けられないだろうという、腹黒い打算。)
(↑しかしみんなの前で堂々とバツをつけられるという可能性に気付かない浅はかさ。)
とにかく、今度は焦らず、ゆっくりと・・・
5年目のザイツが、はじまります。
今度こそは、自分で80%くらいは納得できるように弾くのが目標・・・かな。