一年間の記録。その2。
ヴァイオリンの発表会がありました。
一回目は去年。ぷち発表会(弾きあい会)でした。
曲目は愛のあいさつを弾いた・・・はずです。
実は、去年の弾きあい会のソロ発表の記憶が、すっぽりと抜けてるんですよ。これが。
(人間は都合の悪い記憶は消し去ろうとします。ううん。便利ですねぇ・・・笑)
舞台に立って。
ご挨拶をして。
楽器を構えて。
そこまでは覚えていますが、その後の客席からの一言を最後に、すっぽり忘れました。
演奏が失敗したとか、落ちた(たぶん)とかはなんとなくわかるのですが、
はじめての発表会で弾いたような、高揚感とか、ここはこうだなぁとか、走ってるなぁとか、
そういう分析が、まったくできませんでした。
あ、アンサンブル発表はかなーーーり、うまくいきました。
すごく良かった、ずっと聴いてたいと思った、とか・・・嬉しいお世辞もいただきました。
ふーた的にはずうっと続けたかったんだけど・・・
メンバーの都合や諸般の事情で、今は休止中です。
という訳で・・・
この経験がもとで、もろもろの特訓が始まりました。
一年間・・・実は今年の発表会まで曲はおろか、エチュードもなにもやっていません。
ボウイング、フォーム、音程・・・ついでに音楽を通して精神修養。
徹底的にやっていこうということになりました。
で、今年・・・
発表会がありました。
今年のは、伴奏の先生も呼んでの本格的な発表会です。
エクレスのソナタの1、2楽章を弾きました。
さいわいにも、今回は記憶が無いとこまでは行きませんでした。
二楽章でぶち走ってしまったとか、やっぱ力が入ってポジ移動の成功率が5割切ってたとか、
まあ、いろいろ反省点はあります。
でもまあ・・・エクレス。楽しかった。
そう言えるのは、納得できるくらいはいちおう頑張ったから、だと思いたい・・・。
うんうん・・・小さなかすり傷はいっぱいあるけど、大きな事故はなかったもの!!
(ま、マイナス思考スパイラルも放とうと思えばいくらでも放てますが・・・)
そして、現在・・・
曲も教本も進んでいませんので、次にやっておく曲が不明です。
師匠からメールは来たのですが・・・
『教本をやっている人は次の曲を、そうでない人は以前やっていた途中の曲をやること。』
という指示メールは来たのですが・・・
・・・じゃ、教本やってなくてその前なんもやってなかったおれさまはどうなるんさ??
と、すねてみようと思いましたが、ここはナイショで教本を進めちゃうチャンスっ!!
と勝手に思い、まだザイツ2番1楽章もマルもらっていないのに、あたばよの3巻を勝手に注文。
(↑こーゆー先走りが怒られるんだよ・・・まったく・・・)
・・・むふふ・・・a‐mollかヘンデルやるんだ・・・エアバリエでもええなぁ・・・
忘れちゃいけないゴセックのガボットもあったっけ。ロマネスカの二重奏もいいなぁ。
とにかく、ザイツは勝手に卒業じゃ!つかまたやりたいけど今はまだヤダ!!
密林からあたばよ3巻が届いたその日、師匠からメールが来た。
『ふーたはエクレスの3楽章をやるべし。基礎がいいなら曲はやらんでもOK』
・・・あ・・・ああもぅる・・・
憧れの・・・ヘンデルが・・・フィオッコもやりたかったのに・・・
・・・ま、3巻やりたいって言ったらたぶん、やらせてもらえるとは思うけど。
でも、アーモールにせよフィオッコにせよ、まだキレイには弾けないので、
(音が滑らかに並ばないので・・・)やったとこで、ひたすら音を並べるだけになるので・・・
エクレス3楽章でポジ移動の練習とビブラートだな・・・こりゃ・・・