いやぁ。
久々のすんごい残業でした。
ホントは、
「仕事よりバイオリンじゃぃぺぺぺっ」
といった具合で、仕事ほっぽらかして帰る
(ふーたの仕事はふーたのオンリー仕事なので、支障はさほどありません。
次の日に持ち越されるだけです)
という感じだったのですが、
今日はなぜだか、なかば諦めていました。
仕事があるって、すごい幸せだもんな。
平凡って、すごい幸せだもんな。
でも、さすがに3年も4年も、
今日はレッスンじゃい!早く終わるぞ早く終わるんじゃっ!!
と、大荷物を肩に背負って通っていますと、
皆さんふーたの意気込み(殺気ともいう 笑)を感じるらしく・・・
先に帰らせてもらいました。
ま、仕事はほぼ終えてて、残りは掃除と洗い物くらいだったんだけどね。
つわけで、レッスン日記。
今日は二曲見てもらうことにしました。
まずはフルートさんとのアンサンブル曲。
前回の曲から、新曲です。
今度はバロック調バロック調♪
前回がC‐durでしたが、今回はD‐dur。
ひっ・・・弾きやすい!!
ああ、ヴァイオリンの教本がD‐durの曲から始まる訳が・・・
少しだけ、わかった気がするよ・・・
師匠がヴァイオリンでアンサンブルしてくれました。
あ、やっぱ音が変わってる・・・
前よか・・・迫力が増したとゆーか・・・大きくなったとゆーか・・・
前まではさ、アイルランドを渡る涼風!!って感じの、
ちょっと冷たくて、痛い音だったけど・・・
今はね・・・そうだな・・・神話の巨人?(笑)
どうあがいても、近寄ることができない、
畏怖を感じるような、すべて飲み込まれるような音。
強さや、優しさや、厳しさが、一気に流れ込んでくる感じ。
・・・ま、普通ヴァイオリンに求める優雅とか高貴とか、
そういうものは感じないんだけどね・・・(笑)
迫力に負けないように、がんばって弾きました。
ええと・・・指導はというと・・・
「音程は、自分で頑張れ」
アンサンブル上、低目がいい部分、高めにとる部分、
いつもハズしてる部分の指摘を受け、
後は自宅で自主練習。
・・・チューナーよか、和音を探して重音で合わせるのがいいそうです。
うん。やっぱ楽典、勉強しないとダメだ・・・
さらに、楽曲解釈の話を・・・
ヘミオラ・・・ってなにさ・・・そりゃ新しいスイーツの名前かい??
(バロックの弾き方で、拍感がふしぎーになる。興味がある方はWikiってください)
ああ、やっぱり楽典、勉強しないとダメだ・・・
バロック調の曲って、きちんとしたアクセント付けないと、お経みたいになるんだね。
ほらさ・・・昔々に弾いたバッハのブーレも、
中間部分の難しいとこは、お経みたいだったもんね。
という感じで、たくさん合奏して、たくさん注文をつけられましたが・・・
「ま、フルートがどうくるか、とかにもよるから、臨機応変に対応して」
・・・それは、とりあえずは音程だけはちゃんとしとけってことだよな。
二曲目は、愛のあいさつ。
師匠はちゃんと、伴奏譜を持ってきてくれました!!
(・・・先週から置きっぱなしだったのかもしんないけどさ)
ひゃほぅ♪また伴奏つきだっ!
という、ルンルン気分と・・・
ぎゃっ!せっかく弾いてくれてるのに、こりゃ落ちれんぞっ!
というプレッシャーで・・・
愛のあいさつ。めさめさ力んで弾きました。
音はね、あとは音程だけなんだよ。
(それが一番大変なんだが)
それ以上に大変な部分が・・・
冒頭。
「愛のあいさつ」の「愛のあいさつ」たる、メロディ。
もちろん、音程のミスなんかできない。
でも、それ以上に必要なのが・・・音の変化。
一本調子の音じゃ、ダメ。
膨らませたり、軽やかに滑ったり、夢見心地にしたり・・・
もっと、音色の研究をしてきなさいと言われました。
あと・・・開放弦の部分で安心しきって大きな音出し過ぎ(笑)
でも、気持ちはわかるよね?
ヴァイオリンやったことある人なら、わかるよね??
だってさ・・・数少ない自信を持って弾ける部分なんだよ!!
もっと、全体的にどう弾きたいのかを、明確に持って。
曲の流れ、部分の盛り上げ方、力の抜き方、ひとつひとつを、確認すること。
練習するときは、必ず、目的を持って弾く。
技術を練習する時間、音程を突き詰める時間、音色を研究する時間。
ちゃんと考えないと、また、無駄な練習することになるぞ、と、釘を刺されました。
また、レッスンは翌週にあるので・・・
爆音で歌い狂うだけじゃなくって、もうちょっと考えて弾いてゆこうと思います。