ふーたは、ピアノを始めるとき・・・
「ま、電子ピアノでも気になんないくらいまでしかやらないし、
アコースティックピアノとの違いなんか、わかんないわかんない」
と、たかをくくっていました。
しかも、楽器を買うとき・・・
「音が鳴りゃいーのよ♪」
と、音色と鍵盤の重さは考慮したものの、他は全く考えず、購入しました。
・・・・・・甘かった・・・。
確かに、一度弾いただけで、指先の感触や、音の決定的な違いは、わかった。
ただ・・・まあ、初期レッスンにゃそんな違い、必要ないな、なんて思っていた。
まあ・・・そうだな・・・基礎教本を卒業して・・・いっぱしのソナタでも弾くようになったら、
アコースティックの良さも、わかるかな、くらいのもんだった。
しかし・・・
初期とはいえ、レッスンが進むにつれ、次第に明確にわかる、グランドピアノとの違い。
タッチとか重さの違いだけでなく・・・
音の芯とか、オンショクとか・・・
鍵盤に対するときの姿勢ひとつで、音が変わる。
手首の角度ひとつで、音が変わる。
すごいねェ・・・
奥が、深いねェ・・・
先生と「やっぱしアコピはいいなぁ・・・」という話をしました。
先生いわく・・・
「3年くらいしたら、ぜひ、買い替えてください!!」
うう・・・欲しいのは欲しいが・・・そっちにまで投資が回らん・・・
でもでも・・・細かい部分を練習しよう!とすると・・・
やっぱり、絶対、電子ピアノとアコースティックピアノは、別物だと思う。
電子ピアノってさ・・・やっぱし、家電なんだね。
スイッチを押したら音が出る、家電製品。
つーわけで・・・お子様にピアノを習わせよう!と、ピアノ購入をお考えの皆様。
アコースティックピアノにしましょう。
大人から始めたふーたですら、1年目にして明確に気付きました。
伸びしろのあるお子様なら・・・間違いなく、いつか、上達の妨げになると思います。
・・・ま、アコースティックだと全く練習できない!
のならば、電子でも致し方ないとは思いますが・・・
はっ!!
真面目なピアノブログみたいなことを書いてしまったっ!!
レッスンでした。
「そろそろ、中間部のスピードアップしないとヤバいぞりーりー」
という、先生の無言のプレッシャーを、前回レッスンで受けましたので・・・今回は・・・
猛練習!!!
・・・できませんでした。
ううう・・・お風呂に入って体温上げたら、
考え事を始める前にさっさと寝ないと・・・ホントに眠れなくなるんだよね。
そしたら・・・お風呂上がりのピアノ練習の時間、なくなっちゃうんだよね。
(じゃ、お風呂入る前に弾けよ・・・)
まずは、ハノン。
4番、第一変奏。
弾き始めに間違って、4番の主題を弾いてしまい・・・
「先生・・・わたしは今どこを弾いていたのでしょうか・・・」
と、無責任なことを、聞く(笑)
スタッカートで鍵盤から指がずり落ちて弾いていたものの、音色はキレイ。
ということで・・・マルでした。
次は第二変奏。
8分音符と16分音符の組み合わせで・・・
はじくような強いスタカートを練習してくるように。
バイエル。
77番。
もっと脱力して。
もっと柔らかく、優しく弾くこと。
スピードも、もっと緩めに。
(あ、この曲モデラートだったよ・・・)
もう、お願いやから頼むわ勘忍してェな、といった具合で、マルをつけないよう頼む。
本当は「この曲はもっと突き詰めたいです」みたいなもっともらしいコトを言った。
でも本心は、心の底から、次の曲の譜読みがしんどいのだ。
練習時間が足らんのだ。
(じゃ、ピアノしなけりゃよかったんじゃ、というもっともな声は、水に流しましょう)
努力のかいあって、来週まで持ち越しです。
・・・もっと強弱をつけて、グランドピアノの弾き方で、と言われました。
ををっ!!ハードルが上がった!!
これでもう二週ほど・・・持ち越して・・・げほげほ・・・
そして・・・
本日のメインイベント。
エリーゼのために、です。
練習をしていないので・・・もうものすごく弾き出しづらい。
そんな雰囲気を汲みとったのか、先生は・・・
「ヴァイオリンは、買い替えないんですか?」
という雑談をかませてくれた。
ええと・・・来月くらいに、国内の作家さんの展示会があってさ・・・
いちおう行く予定なんだけど・・・
もしかしたら、その時に、お気に入りの作家さん見つけたら・・・
選びに行っちゃうかも知んないな・・・本気で。
冒頭で、アコースティックピアノの話もしたけどさ、
アコピは本体+年に一度の調律費、で済むけどさ・・・
ヴァイオリンは「これ!!」って思った本体と、
弓がいるんだよね・・・
弓って結構重要でさ、やっぱ楽器に見合ったのが欲しいのだよ。
あ、でもでも、ピアノ入れるときって、床の補強工事、いるよね?
あと・・・グランド弾くとなると、防音工事も。
と言ったら、笑われた。
「ピアノ入れて床が抜ける家なら、それ以前に床が抜けてます!」
まあ・・・そういう雑談をぺちゃぺちゃとしまして・・・
(結局、しゃべった分、レッスン時間を延ばしてくださっていました。感謝だなぁ・・・)
さて、意を決して、エリーゼ弾きます。
問題の中間部ですが、ちょっとだけスピードアップできた・・・かな・・・?
冒頭部分は、なんか弾けば弾くほど、下手になってゆくような気が・・・
いろいろ意識しすぎると、必然的にミスタッチが増えます。
ミスタッチをすると、力んでしまいます。
力んでしまうと、ふーたは前傾姿勢になる癖があります。
手首がめさめさ下がって、さらに聞き苦しい音になってきます。
というのが、パターン。
ピアノでちゃんとした音程が出るのに、聞き苦しい音が出せるんだぜ?
どんな弾き方してんだか・・・まったく・・・。
ううん・・・なんだろうか・・・
ヴァイオリンはさ、とにかく曲を仕上げるのが何より楽しくて、
練習曲(特にカイザーとか)は、
ものすんごく食指が進まないんだけど(進まないんだ・・・ 笑)
ピアノはね・・・
とにかく、今は、バイエルが、楽しい。
そりゃ、エリーゼは絶対に弾けるようになりたい曲だったし、
そのうち、もっと有名な・・・トルコ行進曲とか、悲愴の第一楽章とか、弾いてみたい。
でもさ・・・なんとなくでも、弾けるようになるまでが長いんだよ。
音を追えるようになるまでが、苦しいんだよ。
ヴァイオリンと違い、明確に、ミスタッチはミスタッチとして、表現されちゃうしさ。
・・・ま、ここ越えないとショパンとか死ぬまで弾けなさそうだし・・・
師匠と、おかーさまと、三人で合奏するって夢、
ふーたがヴァイオリンで無理ってわかったら、ピアノ伴奏ででも、実現させたいし・・・
(↑保険をかけている)
なにより、師匠や先生が見ている景色、
少しでも、見てみたいんだ。
楽器が弾ける人生って、どういうものなのか・・・
少しでいいから、刻んでみたいんだ。
つーわけで・・・ピアノレッスン、しばらく間隔が開きますが・・・
(来週は、ちょっとお出かけでお休みしました)
がんばってスピードアップするっ!!
あと、バイエル、次のやつの譜読みもやっとく!!
(久々の決意表明)
・・・三週間なんて、あっとゆーまです。
がんばって練習やります。