修行日記#まとめて。 | 「魔法使い」の弟子

「魔法使い」の弟子

シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

ええと・・・


3月の修行日記です。

あまりにサボりすぎちゃったので、まとめます。


ええと・・・日記にして#19#20#21なのかな・・・?



3月はハーモニー5の、集会がありました。

(いーかげんアンサンブルレッスンって言えよ)


夏の弾きあい会では、

ハーモニー5の日々の活躍を広報するために、カノンをやるようです。

とゆーことは・・・正確にパート決めをしなくてはいけません。


ハーモニー5のメンバーは、現在・・・


レッド(超うまい高校生)

ブルー(ふーたのライバル)

イエロー(後から入会されたおじさま)

ピンク(ぷりてぃ小学生)

ブラック(ダークサイドふーた)


の、5名です。

イエローさんは、すこぅし簡単な楽譜のため、1st固定で。

あとの4名が、1st、2nd、3rdを分担します。

ただしピンクは、分数ヴァイオリンのため、音量が弱いので、誰かとペアで。


つまり・・・


1st:イエローと、もう一人。

2nd:一名。

3rd:ピンクと、もう一人。


というふうになります。

これがさ・・・あっけなく決まったんだよ。消去法で。


ふーたが1stに入ると、瞬時に走り出します。

パッヘルベルのカノンにおいて、1stは、ペースメーカーの役目を担うのです。


つわけで、ボツ。


ピンクは、小学生のため、けっこう走りがちです。

がんばって抑えているのですが、ふーたが一緒に弾くと・・・我慢が水の泡・・・。

イケナイオトナに振り回される、かわいそうな小学生、

の図がここに出来上がりました(笑)


つわけで、これも、ボツ。


結局、ふーたは2ndを弾くことになりました。

テンポはまわりが決めてくれますが・・・

ある意味、ソロです。落ちた瞬間、2ndがいなくなります。


ふ・・・おれさまって・・・ねっからのソリストなんだな・・・


いやさ、でも・・・ためしにレッドと二重奏で合わせたんだけど・・・

レッドもけっこう走るのよ?ふーたと二重奏したら。


つまり・・・


走るヒト=若い


ってことなんじゃなかろうか??

そしてそこから導き出される答は・・・?


ふーた=走るヒト=若い


ゆえに、

ふーた=若い


・・・・・・はーい、ここ重要だからテストに出るぞー。

アンダーラインしとけー。


ええと・・・初のお披露目のなので、足を引っ張らないように、がんばります。



レッスンの方は・・・


#19

何を弾きあい会に弾くか、考える。

好きな曲をレベル関係なく、だだだっとあげてみて・・・

やっぱり、まだまだ力不足なことを、再認識。


結局さ、何を弾いたら「わくわく」するかって聞かれたら・・・

キレイな、ヴァイオリンらしい音で弾けたら、何を弾いたって「わくわく」するんだよな。


このとき、なぜだかすんごい後ろ向き感が満載で・・・


「1ポジだけの曲がいい。」

「ポジション多いの、嫌や。」

「速弾きとかトバシとか、そんな余裕ない。」


などと、超絶後ろ向き逃げ腰選曲をして、師匠から・・・


「逃げるなバカモン」


と、一蹴されたんだよ。

どうせ弾くなら、なんの曲だってもっと前向きにことを考えろ、とね。


この日はためしに初見で、師匠といろいろ二重奏してみた。

ゴセックのガボットとか、それなりに形になって楽しかったな。


・・・弾きあい会は・・・ゴセックのガボットにしよっかな・・・?



#20

震災後の初レッスン。

思えば・・・一番不安定な時でした。

練習しててもうわのそら。

とゆーか、ヴァイオリンどころじゃなくって、眠れない。


どうしたらいいかわからず、ついに師匠に助けを求めてみたり。


はい。結局、助けられました。

なんかの・・・選曲だったかな・・・?

その相談のついでに、不安のコトをちょっとこぼしましたら・・・

ちゃんと答えてくれまして。


気づけばふーたの中で、師匠は、人生の師匠になっていました。


ちなみに、人生相談をするときの師匠は、菩薩のように優しいです。

ヴァイオリンレッスンをするときの師匠は、鬼のように厳しいです(泣)


そんな中、弾きあい会の曲を、正式に決めました。

え?なに弾くことに決めたかって?


やりたい曲とか、できそうな曲とか、悩んで悩んで、悩んだ結果・・・。


愛のあいさつ弾くことにしたよ。オレ。



#21

前回レッスンです。

フルートさんとの合奏もやりました。

アンサンブル曲、一曲目にマルをもらいました。

ええと・・・ふーたの調子がよくって、音が狂わないところだけ、

きれいにハモって気持ちよかったです。


・・・つーことは、ふーたがもうちょっと、音程を合わせたらきれいになるのかな・・・?


自分のレッスンは、愛のあいさつです。


1ポジだけでも行ける楽譜を持っていったのですが、

予想通り、ポジションを入れて、グリッサンドやポルタメントを使えるようにしました。


音はまあ・・・そんなに高ポジションがないのでとれているので、

あとは・・・右手を使って、軽やかさや華やかなオンショクを生み出しましょうとのこと。

キレイなビブラートも、ちゃんとかけれたらいいな。


バイオリンを始めたころから、弾きたいなあと思っていた曲だから・・・

キレイな音で、弾きたい思いを表現できるように、ていねいに仕上げたいなと思います。



まあ、そんな感じの一ヶ月間でした。

現在、レッスンが二週間とぶ期間なので、かなーりさみしいですが・・・

ま、師匠と連絡をとりつつ、なんとかやっておりますです。


ヴァイオリン、ちょっと好きまでの距離が縮まったのかな?

今までは、好きは好きだったけど、ミーハーみたいな・・・

誰にも触れられたくない!!独占したいのっ!!っていう感じだった。


だから、自分よか歴が短くって、それでもめっちゃめちゃ進んでる、うまいヒトを見たら、

許せなかったのかもしれない。

そのヒトのこと。

それよりも、自分自身を、何より。


今だってそりゃ、うらやましい。


上手なヒトは山ほどいる。

ふーたの音なんか、きちゃないし、破壊的だし、音程悪いし。

多分これから一生、ヴァイオリンを続ける限り、誰かに追い抜かれ続ける。

それは怖いことだし、悲しいコト。


でもさ、いいんだよ。

好きな気持ちが、ここまで続いてるってことが、愛の証明なんだから。


みんなはできる?


毎日毎日、何年間も一日に一時間も二時間も割いて練習して、

それでも、週に一回しか練習してない、一年目や二年目のヒトよか、断然ヘタクソ。

何が違うか、わからない。

何が悪いか、わからない。


それでも、練習して、練習して・・・

がむしゃらに前に向かって走ってるのに、向かい風に足踏みばかりで進めなくて、

周囲にはどんどん追い抜かれて、どんどんビリになって・・・


何回も、何回も、ビリになる痛みを知ってても・・・

それでも、まだ、「好き」って、胸を張って言える。


なかなかできないよ。

なかなか言えないよ。


だから、ふーたの自慢は、その「気持ち」。

これだけ打ちのめされて、ボロボロになっても、まだ好きって言える、この気持ち。


がんばろ。


10年くらい、こうやって同じ気持ちでいられたら・・・

きっとそれは、ふーたの自信になるんだ。

飽きっぽいふーた、じゃなくって・・・

ひとつのコトをちゃんと続けられるふーた、になるんだ。


つーわけでっ!!

またまたグダグダが始まっていますが・・・

来週のレッスンまで・・・じっくりみっちり弾いていこうと思います。