残業でひやひやしましたが、何とか間に合いました。
今日のレッスン日記。
①調弦。
②セブシック。
③カイザー。
おしまい。
いや・・・ホントにこれだけなんですよ・・・
しかも、注意点が・・・
②´2指がどんどん上がるので、注意。
③´スピードアップと、先弓でのスタカートに、注意。
おしまい。
いやいやいや・・・ホントにこれだけだってば。
「カイザーをやると、楽しい」とか言うヒトもいるけど・・・
正直にいいましょう。
カイザーを弾くと楽しいのと、
カイザーしか弾けなくても楽しいというのは・・・
大きく違うのです!!
そりゃふーただって・・・他にいっぱい曲やってて、
それをレベルアップさせるためのカイザーやセブシックやったら・・・
楽しく頑張るけどさ・・・
カイザーとセブシックだけの課題。
しかも、先には進まない。
ホントに、ぼくって・・・何のためにヴァイオリン弾いてたんだろうな??
ちょっと疑問な一週間でしたとさ。
オマケ。
あたばよザイツをいったん休憩しまして、
次回から別の曲をやらせてもらうことになりました。
この曲のふーた的イメージは・・・
ロミオとジュリエットの一節です。
すべてに疲れ果て、ジュリエットの死(ホントは死んでないんだけどね)に
絶望したロミオが、ジュリエットの墓の前で服毒自殺を試みます。
『ああ、毒よ。
苦い導き手、死への案内人。
どうかこの荒波にもまれる小舟を、岩にうちつけ壊しておくれ。』
というシーン。
この曲は・・・すごく美しい旋律です。
でも・・・なんだろう?
ふーたには深い絶望感とか、すべてに疲れ果てるほどの悲しみとか、
そういったものが、感じられます。
色は・・・夕暮れの赤。
暮れることを止めたいのに、決して止まることなく、
暮れてゆく。どんどん暗くなる、赤。
つーわけで・・・
ベートーベンピアノソナタ8番、悲愴。第二楽章。
を、弾くことになりました。
のだめにも出てたけど・・・のだめっぽい印象じゃないんだな。今は。
アダージオカンタービレ。
でも、喜びとか美しい歌じゃなくて、嘆きの歌。
悲しみとか、そんな軽いものじゃなくって・・・もっと深く重く痛みを伴う、叫びの歌。
・・・・・・んで・・・
この曲は、原曲はハ短調です。
ええとフラットが・・・みっつ・・・よっつ??
開放弦が封印されてしまうので、
発表会では少年はイ短調で弾いていました。
ただし、この調で弾くと・・・
高音の盛り上がりがポジ移動が必要なので、オクターブ下げています。
ふーたは・・・ま、ちょっとくらいならポジション移動できるので、
この部分のオクターブを上げるよう、言われました。
・・・がっ!!
いちにーさん・・・・・・はち・・・きゅ・・・きゅうぽじ・・・?!
さすがにバクチポジ移動では無理です。
なので・・・ここで♯みっつの調に変調することになりました。
「じゃ、ドから始まるから。楽譜に起こしておいで。」
『はひ?』
「書けるだろ?楽譜の変調くらい」
『実はこれはものスゲェ自慢なのですが・・・
最近までト音記号の渦巻きは何回か知りませんでした!!』
「・・・まじか?」
『へい!!力いっぱい、まじです!!』
「そ・・・それはなんとも・・・ものスゲェな・・・」
とりあえず・・・
音楽についても、もちょっと深く勉強したかったので、
難しいとこだけ師匠に記譜してもらって・・・
簡単な旋律はふーたが書き起こすことになりました。
その場でどんどん師匠は記譜してゆきます。
・・・・・・師匠・・・めさめさ速いよ・・・
まるで魔法使いみたいだね!!と、しきりに感動していたら・・・
師匠はちょっと得意げに笑いながら・・・
「聴音の時なんか、もっと早いぞ」
と、おっしゃっていました。
そして・・・
「やってみたい?聴音??」
あ・・・あはははは・・・もうちょっとマシに弾けるようになったらね・・・(苦笑)
宿題は久しぶりに、譜読みです。
さらに・・・アンサンブル曲の新曲の譜面ももらいまして・・・
久しぶりの久しぶりに、たくさん曲を弾くことができます。
はっきしいって、すんげえ!!嬉しいです。
基礎は大事だけど、コツコツは必要だし、
そのためにはつまんない修行も大事だけど・・・
でも、やっぱ曲弾くの、楽しいや。
では・・・久しぶりの喜びを思いっきし楽しもうと思います!!
・・・・・・・・・あ、譜面もおこさなきゃ・・・譜読みできないや・・・。