ピアノ道#05 | 「魔法使い」の弟子

「魔法使い」の弟子

シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

さて。


二週間ぶりのピアノレッスン!


こういう落ちたときは・・・

もう一つの趣味があると・・・心が離れられて、いいかも。


逃避じゃないけど、ピアノを弾いてる間は、ヴァイオリンのことは考えずに済む。

無心になれる瞬間があるのは、悪くない。


・・・もともとは、無心になれる瞬間がヴァイオリンだったのだけど・・・

(↑ヒトは本末転倒とそれをいう)


あ、ピアノは練習してたらある瞬間、ポンと弾けるようになるのが、すごく面白いんだよ。

ヴァイオリンには絶対ないとことゆーか・・・

その、「ポン」から、色付けの過程が・・・ピアノは実に、面白いんだ。



あ、そうそう・・・11月に子供の生徒たちの・・・

いわゆる「門下生発表会」つーのがあるそうです。

をを!!先生がショパン弾くぞ!!


プログラムをいただきましたが、すごい人数です。

ひゃー、コレ観に行ったら・・・まる1日かかるぞ・・・

ひっそりと訪れて、ひっそりと聴いていようと思います。


あとは・・・


宿題プリントのマルつけをしながら、ピアノのお話をしました。

やっぱり、ピアノも・・・雨の日なんかは、こもった感じの悲しい音になるそうです。


ピアノのさらに悲しい点は、自分で調弦ができないコト。

「あ、今日は雨だからここのファだけが、変」と思っても、

我慢して弾かないといけないそうです。


『あ、でもヴァイオリンは・・・雨だと弾いてるうちに音が落ちたりしますよ』


という話をしましたら・・・

やっぱり素人さんでも落ちてるのに気付く、

というのは、ヴァイオリンやってるヒトの特性で・・・

ヴァイオリン、やってると耳が鍛えられるみたいです。


・・・ちなみにふーたは、半音の半音以上は落っこちないと、

気づかずに気分良く弾いてしまう程度の耳の持ち主です(笑)



ハノンから。


2番の主題。

ちゃんと手の形を整えながら弾くこと。


ふーたは男性に多い「小指が曲がったまま待機できない症候群」らしいので、

無意識に使わない小指がピーンとたっちゃうんだけど・・・

きちんと曲げたまま。

各指は、上から落として弾くこと。


左手の指番号がまさかの右と違うパターンなので、気をとられない

(初見でやってまんまとひっかかった)


宿題は、両手あわせて、ちゃんと手の形を整えて。

左手も紛らわされないように。



バイエル。


53番と54番はセットで合格。

ま、短い曲だからね。


55番も・・・


「ハノンやったときの美しい手の形はどこへ行ったんでしょう?」


と、言われたものの・・・

ハノン10番くらいまでに、きちんとした弾き方をマスターできたらいいかな?

くらいのモンらしいので、マル。

先生いわく・・・


「2番でマスターできてたら、ハノンなんか、一冊も必要ないです。」


ハイ。おっしゃるとーリ(笑)


ここくらいまで来ると・・・今までにない分散和音とか出てくると、

メロディがけっこう曲っぽくなって面白いです。


次の56番・・・

まだ譜読みの最中なのですが、おうちで何度か弾いてみると、

なんか中間の和音がおかしくて、本当に合ってるか確認してもらいました。


ドとレの音が重なるから、ぶつかってるけど間違いではないよう。


それよりも、最後の音がレで終わり、なんか変だと思ってた部分・・・

譜読み間違い発覚。右手と左手がオクターブのソで、ちゃんとおわっていました。


「指番号だけで見て、音がおかしいなと思ったら、ちゃんと音を疑ってください!!」


いや・・・疑うべくもなくレだと思ってたよ。あはは・・・



ピアノの森。


ヘ音記号が始まり、一曲目の曲「短い歌」は・・・マル。


次の「インディアンの踊り」を弾きます。

民族音楽っぽい左手の和音がだんだんだんと続く曲・・・


この曲も・・・プリ子だとつまんないけど、グランドで弾くと、気分いいなぁ!!


と、指定速度を無視して、気分よーく弾いておりましたら・・・


「ふーたさん・・・どうして最後の和音が・・・

スタッカートを弱くしてまたピアノから入ってクレシェンドするの?」


はいっ!!

よくぞ聞いてくださいました!!


これは、ベトベンの「運命」の終わり方を、模倣しました!

和音のスタカートでだんっ!と終わったかに見せかけて、

実は終わっていなくってもっぺん和音が来る!という・・・


あとは、アレグロの指定を、あえてアレグロモデラートに落とすことによって、

左手の和音を、巨人の足音のように、表現しましたっ!!


「変わった弾き方で面白いけど、楽譜通りに弾いてね」(きっぱり)


・・・もう一週の、宿題です(当然)

あとは・・・跳躍するとこはあてずっぽうで音をとらないコト。


『なんか跳躍って、バクチみたいですね!』


と、尋ねますと・・・


「普通は確認してから弾くので、バクチにはならないです」


と、真顔で答えられました。

宿題のヘ音記号プリントも、継続中。

まだ五線譜の中なので・・・マシかな。

(ヘ音記号で、ト音記号のドの場所がでると、とっさにドを弾いてしまいます 泣)


ではでは・・・レッスンは来週!

手の形を注意しながら、コツコツやってこうと思います。