先日のこと・・・
ふーたのお教室で、はじめての、アンサンブルレッスンがありました。
このレッスンは、ただ「あわせよう」というだけでなく・・・
ゆくゆくは、他人に聴かせることができるアンサンブルを!
というコンセプトで始まっており・・・
噂によると・・・来年春ごろにはボランティア演奏が・・・もごもご・・・
とまあ、今のところは少人数で、他人との合わせ方を学びましょう。という勉強会です。
メンバーは・・・
アンサンブルレッド!!
・・・うちの教室エースの少年。音程、音色ともにカンペキ。しかも理系眼鏡男子。
ふーたがあと・・・10歳若かったらなぁ・・・絶対告白してる。うん。絶対。
アンサンブルブルー!!
・・・ふーたにとっての「孫ルイ」。自分にできないことができる、ライバル的存在。
いや、つーよか・・・単純に、負けてるけど負けを認めたくないつーか・・・
でも、性格はいいので個人的にはお付き合いはしていたい微妙なオトシゴロ。
アンサンブルイエロー!!
・・・医療関係機関勤務の、おじさま。
カレーが好きで太っている・・・かどうかは、不明(笑)
このおじさまのツテで、ボランティアデビューが近付いている様子。
アンサンブルピンク!!
・・・このアンサンブルのビジュアル担当。
ふわふわお姫様ドレスが似合う、小学生。
が、その手に持った分数ヴァイオリンからは、
「それ、ホントに分数かよ?!」というつやっぽい音が出る。
アンサンブルブラック!!
・・・心に闇を背負ったダークサイドすれすれのふーた。
体は強いがメンタルがめっぽう弱い。
必殺技は「マイナス思考スパイラル」「休符無視クラッシュ」
とゆーメンバー(若干の脚色アリ)。
初の曲目は・・・モーツアルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」
ふーたは、主旋律の1stパートでした。
理由は簡単。
1stは主旋律だから、譜読みが簡単なのです。
(そのかわり、ポジション移動がけっこう激しくあり、
割に音程がダイナミックに狂うパートです)
なぜか、いまだに・・・
「ドの♯が高いっ!低すぎっ!!
なんできみはちょうどいいところで合わせらんないのっ!!」
と、小学生の目前で爆裂すぱるた指導を受け・・・(泣)
でも、さすがに、全員の音がぴったり合ったときの快感はたまらないもので・・・
そして、自らハーモニーを汚したときの絶望感も、たまらないものでした
今回、ファ-ストをやらせていただいて、思ったこと。
主旋律、スバラシイ!!
内声もいいけど、メロディって、ジャンヌダルクになった気分。
みんな-!!俺についてこいってばよ!
んで、あまりに調子に乗って、駒寄り全弓大音量で弾きすぎて・・・
「ふ-たっ!きみはど-して他人のソロにまで口出ししようとするんだっ!!」
と、怒られた。
はは-ん。なるほどなるほど。
主旋律だからって、どこもかしこも爆音大音量で弾いてちゃダメなんだな。
あと、ものすごい総譜を読めといわれました。
自分の楽譜を読むだけでもたいそうなのに、総譜ですよ。
自分が弾いてるとき、他の音がいくつあるのか?
同じ音が多いなら、ピアノで。
自分の音が和音の基礎の音なら、フォルテで。
和音は何度の和音になるのか。
自分の音が、アンサンブルにどうからむかを考えて・・・
いちばん、弦楽器の特性を生かした和音を奏でるには、
どの音をふだんよか若干、高くしたり、低くしたりするといいのか・・・
ソロで弾いているレッスンの時とは、注意点が違っていて・・・なかなか興味深いです。
それから…なんか、高音で歌えるとこがあったので、
ソロでこころゆくまで歌っていたら、
師匠がデュオで最後に一回だけ、ぴったりにあわせてくださいまして・・・
これがもう。気持ち良さポイント800万倍(数値適当)ですよ!奥さん!!
自分の音に寄り添い、支えてくれる内声。
こんな内声が勤まる方!!ぜひ、ふ-たと結婚してくださいっ!(笑)
いやはや、内声。重要だわ。自分はメロディやりたいけど(←勝手だね)
つ-わけで、とても有意義な一日でした。
いままで、何度か、オフと呼ばれるアンサンブルに行ったこともありますが・・・
ベツモノです。
アレはどちらかというと、一緒に弾くより、同じ楽器の話をしようという集まりです。
それはそれで、モチベーションアップに有効な手段なのだけれども。
でもやっぱり・・・指導者がいると、勉強になって、いいな。
次回はまた、数ヵ月後に集まって・・・
曲の仕上げと、次のレパートリーをやっていくようです。