栗きんとん | foo-d 風土

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 待ち侘びて

  長月朔日(ながつきついたち)

    茶を点てる

   栗きんとんの

    甘き味わい

 

9月1日は東美濃地方の栗きんとん一斉販売日。

 稲穂が垂れ、栗がみのり、栗きんとんを食べると ようやく秋を心に感じます。

 

 写真は、この地方で一番お抹茶に合うと思う「恵那寿や」の栗きんとんです。

 

 お茶碗は河井寛次郎

 小皿は濱田庄司

 敷き皿は拙作 たたら四方皿

美味しくいただきました。

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岐阜県の東美濃 恵那市や中津川市は栗きんとんが有名。50軒ものお菓子屋さんが自家製の栗きんとんを9月1日から一斉に製造販売されます。

 以前、この50軒のお店の栗きんとんの味比べをしようと、トーナメント方式でランクをつけて、上位だけリーグ戦方式で7年間にわたって毎年ランク付けをしていました。

 栗と砂糖だけの世界ですから、味の差は微妙ですが、7年間のこの実績で、上位3軒は、恵那寿や、中津川すや、恵那川上屋。

この中で、お抹茶には、常に「恵那寿や」が一番上品でとても合いました。お番茶はまた別の店があり、微妙な変化が楽しいです。

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 恵那の秋を代表する味覚 

栗きんとんは栗と砂糖だけのお菓子なのですが、

近年、日持ち効果や熱や酸に対する安定性や保湿作用として、人工甘味料のトレハロースやその他甘味料を使うお店も増えています。

でも、恵那寿やさんの栗きんとんは

昔ながらの栗と砂糖のみで作られている正統派です。

余分なものを

 足さない

  引かない

   本物の味が楽しめます。

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和食には、季節の移ろいを楽しむ「走り・旬・名残」がありますが、それぞれ味が変わり楽しいですね。

栗きんとんの「走り」は丁度今。

 まだ白っぽく味もまだ乗ってはいませんがきれいな若さのある味がします。

栗きんとんの「旬(盛り)」は10月から

 旨みも乗り色も良い塩梅

 栄養価も一番高く一番美味しい時期です。

「名残」の11月になると、ほんの少し黒ずんでちょっと複雑な濃厚な味が出てきます。

賞味期限は送付日を含めて3日間です。乾燥を嫌いますからラップして冷蔵保存してください。食べるときは冷蔵は味がかたくて美味しくないので、 常温に戻してからお食べくださいね。